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「服4着」でホテル暮らし。トライ&エラーで見つけたミニマリストの服選びのルール

シンプリストの暮らしかた Vol.188

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「服4着」でホテル暮らし。トライ&エラーで見つけたミニマリストの服選びのルール

「服を減らしたいけれど、おしゃれも楽しみたい」。そんな悩みを抱えていませんか?今回は、バッグひとつでホテル暮らしを送るhiromiさんに、秋は4着のみという少数精鋭のワードローブを無理なくキープする服選びのルールを伺いました。身軽に心地よく暮らすためのヒントが詰まっています。

text : hiromi

教えてくれた人:hiromiさん

「goodroom サブスくらし」を使って、ホテル暮らしをしているミニマリスト。通訳ガイドやイベント運営の仕事をしています。大学卒業後は銀行員として働いたのち、すぐに海外放浪へ。その後、10〜15年ほど旅をしながら暮らし、子育ても経験。帰国してシェアハウスに暮らしていた頃、ホテルの広告が目に入ったことがきっかけで、元々憧れのあったホテル暮らしを始めました。持ち物は服が4着とバッグひとつの「身軽のオタク」。(詳しいプロフィールはこちら)

「先出し」「あとから追加」「2倍」の法則

「アイテム数を一定にキープするために、なにかひとつ購入したら、ひとつ処分する」という方法を聞いたことがあるかもしれません。私が実践しているのはこれと似た考え方ですが、順番と数が違います。

いつも同じような服装だと飽きてしまう、季節感や流行もちょっと取り入れたい、と思うことがあります。そんなときはふらっとウィンドウショッピングに出かけて楽しい情報収集。ただ、目に留まったアイテムは1点とは限りませんし、1点に限定もしたくない。

そこで考えたのが、ひとつ新規追加したいアイテムがあれば、さようならをするアイテムはその2倍以上にするということ。そうすると、持ちアイテム数に余白が生まれる。例えば2点さようならしたら、1点以上2アイテムまでは追加可能。余白のおかげです!

そして、さようならするアイテムが先です。新規追加はいつでもあとから。これは感覚的なものでハッキリした理由はありません(笑)。ただ、物事でもお金でも、先に出すことで、その出た部分に新しいなにかステキなコトやモノが入ってくる。そう思っています。

今着ているものを含めて、夏物は4着のみ。秋冬になったら新たに買い足し、夏物は手放すなど、その季節に必要なものだけを持つようにしています。なので、クローゼットにかかっている服はいつもこれだけです。

「先出し」「あとから追加」は、世界放浪していたときの経験から編み出したものです。世界にはステキなモノがいっぱいあります。美しい布やアンティークのジュエリー、小さなマリオネット人形など、、私にとってかけがえのない一点モノ。お土産として購入するというより、そこへ行った証としてなにか小さなモノを購入したい。

そんなときのために、持ち歩く鞄の中は余裕がある状態を心がけました。この服がなくても生きていける!と手持ち服を常に吟味して事前にさようなら。未来に出会うであろうステキなモノのために、先にその居場所を確保する、といったところでしょうか。

海外旅行に行くときも、スーツケースやリュックは持たずバッグはいつもこれひとつ。手持ち服を厳選し、バッグの中にいつも余裕ができるようにしています。

このルールを実践することで、とにかく服が増えません。クローゼットが必要ないほど少数です。一定数、もしくは一定数以下なのでハンガーも買い足す必要がありません。少ない分、ひとつひとつの服に愛着が湧きお手入れも十分に行えますし、丁寧にお手入れをしている自分も好きになります!

テーマを決める、プロに頼る

服を買いに行く時にはテーマを決めるようにしています。例えば、今期は丸の内で働く仕事がデキる女子風にしようとか、オードリー・ヘップバーン風にしようとか、なりたい自分像を考えます。必ずしもそうなれるとは限りませんが(笑)。

そして、テーマに合いそうな服を揃えているショップへ出向き、気が合いそうな店員さんに上記のテーマを正直に伝えます。その上でプロの目線から客観的な意見とアドバイスをもらいながら、好きなだけ試着し吟味します。目ぼしいものがあれば、品番と値段を教えてもらい後日改めて赴く。

スタイリストさんに依頼する方法もありますが、要は客観的に見てもらうことを心がけています。自己流でキマるようになるまでは、とことんプロに頼ります!

プロに頼るようになったのは、ふらっと入ったショップの定員さんが、自分では全く想像しなかったコーディネートを提案してくれたことがきっかけです。こんなスタイルもイケるんだと、新しい自分を発見できてワクワクしました!それ以来、第三者、特にプロの意見に耳を傾けて、全面的に頼ろう!と決めました。

この秋、プロの方から言われた「カッコいいマニッシュな感じがお似合いになりそうです」という言葉で揃えた「オール黒」のコーディネート。カチッとした襟付きジャケットは堅苦しいイメージがあり敬遠していましたが、丸の内でバリバリ働く女性のような格好に憧れていたので、プロの方のご意見を即採用、丸の内女子に成り切ろう、形から入ろうと決めました!(笑)お仕事で着る服は、ガイドとして初めてゲストにお会いする際、相手の方が安心して任せられる、と感じていただけるような服装を心がけています。
もうひとつはベージュ系、飛行機の中や旅でも活躍しそうな、シワにならず軽量で、カジュアルすぎないことを意識したコーディネート。秋は基本、この2種類のコーディネート、合計4着で過ごします。オール黒はお仕事メイン、ベージュ系はそれ以外。靴は2足、ジュエリーは定番の3種。もっと寒くなったら上着を考えます。

テーマを決めることで、なりたい自分像を空想したり、憧れのあの人を真似てみたいと想いを巡らせることの楽しさを味わえるようになりました。その服に見合う自分を形成しよう、成り切ろう( オードリー・ヘップバーン にはなれませんが ) という気持ちも芽生えます。身にまとうモノは人格形成にも影響する気がします。そして人に頼るということの垣根も低くなりました。

トライ&エラーの繰り返し

まさにこの言葉通り、このルールになるまで、何千回も失敗してきましたし、これからもします!お金、時間、労力もたくさん消費しました。でもその経験があったからこそ、今のマイルールを語ることができています。

世界放浪も、離婚も、仕事選びにしても、これまでの人生がトライ&エラーの繰り返しでした。それらを繰り返して、少しずつなにかを掴んできた。やってみないとわからない、でも失敗するおかげで学びがある。服選びも同じかなと思います。トライ&エラーを繰り返しながら、自分にカチッとハマるものを見つけていけばいいのではないかと思います。

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