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持ち物は夏服4着とバッグひとつ。ホテル暮らし5年目のミニマリストが身軽に生きる理由

私らしく暮らす。 Vol.505

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持ち物は夏服4着とバッグひとつ。ホテル暮らし5年目のミニマリストが身軽に生きる理由

世界を見て歩こうと思って始めた、海外放浪。現在は日本でホテル暮らしを始めて5年目。洋服は季節ごとに必要なものだけ、荷物も最小限に。持たないことを大切にしながらも、本当に大切なものは手放さない。そんなhiromiさんが、ホテルでの一人暮らしを選んだ理由とは? ミニマルに暮らす、そのスタイルと価値観について伺いました。

text : joy

暮らしを紹介してくれた人:hiromiさん

職業・年齢:通訳ガイド&イベント運営・50代
場所:関東
居住形態:ホテル暮らし

賃貸→シェアハウスを経て、ホテル暮らしを選択

東京出身で、通訳ガイドやイベント運営などをされている hiromiさん。2019年から本格的にホテル暮らしをスタート。

大学卒業後は銀行員として働いたのち、すぐに海外放浪へ。その後、10〜15年ほど旅をしながら暮らし、子育てを経験されています。日本に帰国してからは旅行会社に就職し、賃貸に住んでいたこともあるそうです。

その後はシェアハウスで暮らしていましたが、そろそろ住まいを変えようと考えていた当時、ホテルの広告が目に入ったことがきっかけで、元々憧れのあったホテル暮らしを始められました。

そんな hiromiさんが現在暮らすのは、埼玉・大宮にある「レフ大宮 by ベッセルホテルズ」。

全国にあるホテルや、goodroom のマンスリー・コリビングレジデンスに2週間〜1ヶ月単位で住みかえられるサービス、「goodroom サブスくらし」を利用されています。

公園をテーマにしたホテルです。大宮駅から徒歩約3分の好立地。

すっきり整えたお部屋で過ごす、自分時間

バス・トイレが別になった、シャワーブース付きのダブルタイプのお部屋。いくら動いても落ちる心配のない、安心感のある大きなベッド。向かいには大きなテレビがあり、ポップコーンを抱えて大好きな映画を観るのが、hiromiさんにとって至福の時間に。
木目調の家具にグリーンのアクセントクロスを合わせた、統一感のある色合いが可愛くてお気に入りだそうです。こちらで本を読んだり、コーヒーを淹れたりしながら、ゆったりと過ごされています。
コワーキングスペースやラウンジなどには、絵画や本が飾られています。美術品や本が好きな hiromiさんには、最高の環境だそうです。
hiromiさんが毎晩利用されているという、ホテルの大浴場。夜中1時まで利用できるのもうれしいポイント。

「身軽のオタク」が、唯一持っているもの

ご自身のことを「身軽のオタク」と呼ぶ hiromiさん。持ち物は夏服4着とバッグひとつ。スーツケースも大きなバックパックも持たず、世界中を旅しています。

シェアハウスに住む前は、10〜20着ほどあったという洋服。現在は、今着ているものを含めて、夏物は4着のみ。秋冬には新たに買い足し、夏物は手放すなど、その季節に必要なものだけを持つ暮らしをされています。自分で手洗いができ、手入れが簡単で軽い素材のものを厳選。色味を取り入れたいときは、洋服ではなくメイクで気分を変えるのだそうです。
持ち物が少ないから、大きなスーツケースもバックパックも不要。こちらの鞄ひとつで、世界中どこへでも行けるそうです。
極貧時代に500円玉貯金をして、憧れの銀座で買った思い出のジュエリー。今でも必ず身につけているそうです。どこの国に行っても、どんな仕事をして、誰と会っていても、「これが自分」という自信と安心感を与えてくれる、お守りのような存在に。

視界に入るものが多ければ多いほど、落ち着かないという hiromiさん。ホテルにあらかじめ用意されている備品などは、まず引き出しに片付けて、すっきりさせるのがルーティーン。

普段使っている荷物も引き出しに収納して、できるだけ視界に入らないようにされています。
好きなものや良い感性を与えてくれるものを選んで飾られています。いつも身にまとう香水も、こちらに置かれています。

1ヶ月間、ホテルで一人暮らし。リアルな生活費

1ヶ月の出費の内訳を教えてもらいました。

家賃 19.98万円
管理費 0.99万円(330円×30日)
光熱費 0円
通信費/Wi-Fi代 0円
食費 4万円(カフェ・外食・自炊込み)
交際費/娯楽費 2万円(映画や美術館のチケット代)
交通費 1万円(私用のみ)
携帯代 0.2万円
化粧品 0.3万円(スキンケア・日焼け止めなど)
日用品 0.2万円(お部屋の生花代)
書籍代 0.5万円
計:約27.9万円

食費は、スーパーで半額になっているものを選んだり、サラダなどキッチンバサミで調理できる範囲内で自炊をしたりと、工夫されているそうです。

ホテル暮らしの家賃は基本的には月15万円以内と決めていますが、現在は「仕事を頑張った自分へのプチ贅沢」として、レベルを上げているとのこと。

ホテル暮らしをして良かったこと、続ける理由

ホテルにいる方々は、今まで出会ったことのない方、自分のように住んでいる方もいるのではないか。そんな期待や、一期一会の出会いを大切にしたいという思いがあるそうです。

「自分の枠から一歩飛び出すために、ホテル暮らしを続けているんだと思います」と教えてもらいました。

海外放浪中は、仕事をしていない自分に自信が持てず、劣等感を抱くこともあって、自分自身について語れるものが何もないと感じていたそうです。一方で、今は「ちゃんと収入があるからこそできること」と思えて、自信につながっているのだとか。

「ホテル暮らしというのは、自分の気持ちや自己肯定感を高めてくれる、土台となるものの大切な要素」と話してくれた、hiromiさん。

単なる住まい方ではなく、自分自身を肯定し、新しい一歩を踏み出すための大切な基盤になっているんですね。

動画でさらに詳しく紹介しています。

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監修:goodroom journal 編集長 田村美葉

「団地で暮らす旅好きミニマリスト」としても活動中のお部屋好きライター。宅地建物取引士。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
YouTube / Instagram

文:goodroom ライター ワタヌキ

元インテリア雑貨店スタッフ。現在はライフスタイルショップで本に関わる仕事をしながら、2020年からグッドルームのライターとして活動。いつの日か猫と暮らすことを夢見る、リノベ部屋の住人です。間取り図を見るのが好き。よく模様替えをします。編み物とゲームが趣味。(詳しいプロフィールはこちら)
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