「旅暮らし」のリアル。3組の実例から学ぶ新しいライフスタイル
「旅をしながら、働き、暮らす」そんなライフスタイルに憧れを抱くことはありませんか?2週間から住めるホテル・コリビングのサブスク「goodroom サブスくらし」を使って、国内外で旅暮らしを実践している方々にお話を伺いました。ホテル暮らしで新しい自分を発見した方や、夫婦で世界を巡るフリーランス、デジタルノマドとして働く方など、それぞれのリアルな体験談から、場所にとらわれない暮らしのヒントを探ります。…
掃除や日用品の補充交換など、手厚いサービスが受けられるホテルの暮らし。「ずっとホテルで暮らせたらいいのに」と考えたことはありませんか?長期でホテル暮らしができる「ホテルのサブスク」は、新しい住まいの選択肢として注目を集めています。今回は、実際にホテルのサブスクを活用して暮らす3名の方の体験談をもとに、賃貸暮らしとの違いやリアルなメリットをご紹介します。
text : トクイアラタ
ホテルのサブスクとは、2週間、あるいは1ヶ月など、ホテルを長期的に利用したい人にお得なサービスです。
出張や単身赴任などお仕事の都合で、地方と東京との二拠点生活になど、「一時的な住まい」として利用される方もいれば、完全に賃貸を解約してしまい、ホテルを自宅としている方もいます。
ホテルとマンスリー物件をサブスクで利用できる「goodroom サブスくらし」を使っている方の実例をもとに、メリットをまとめてみました。
元々住んでいた九州と東京、二拠点生活をしながら働くAzusa Takeuchiさん。
二拠点生活をする上で東京の賃貸物件を借りることも初めは考えていたそう。ですが、九州に帰る頻度が多いことを考えると、賃貸よりも「goodroom サブスくらし」を使って月単位で移動する生活が自分には合っているかもと思ったとのこと。

「サブスくらし」は休会制度(※休会日の1ヶ月前までの申請と月980円のお支払いで休会可能)が用意されているため、九州に帰る期間、東京の家賃を払わなくていいというのが、大きなメリットだったそう。東京に賃貸を借りている場合、九州に帰ってる時でも毎月数万円の維持コストがかかるのに比べて、「サブスくらし」の休会制度で1,000円程度で済むなら、コストの面は後者が圧倒的にお財布に優しいですね。

Azusaさんいわく、仕事上、個人のSNSでの発信も大切な要素のひとつだったそう。
「ホテル暮らしはSNSとの相性が良くて、どこで撮影してもおしゃれだったり、ホテル暮らし自体が新鮮なのでネタに尽きませんでした。
ホテル暮らしだと清掃を任せられる点や、駅が近いことなどもメリットではありますが、私としては仕事や友人とのコミュニケーションの糸口になったり、SNSを通じて私の暮らしに関心を持ってもらえたり、そういった話題性が特にメリットになっているなと感じています」
どこかへ出かけずとも、足元にSNSへ発信するネタがあったり、ホテルなので自宅バレのようなリスクもないのが利点だったのだそう。

二拠点生活で東京で暮らしたことで、自分が意外と大切にしていたものや、逆にこういうことにストレスを感じるんだなあとか、賃貸暮らしではわからなかった自分の特性も発見だったとのこと。
「キッチン付きのホテルではなかったので、2ヶ月間ほとんどテイクアウトや近くのスーパーでお惣菜を買う生活をしていました。『料理ができない生活ってどんな感じなんだろう』と少し不安な気持ちがあったんですが、実際はそんなにストレスにならなかった。普段は買って帰る生活で十分だなと感じました。
『きっと自分は料理しないとダメなんだ』みたいな先入観もあったと思います。でも、実際できない環境に身を置いてみると、意外とそんなことなかったなって。
思い込みを一度リセットして、『いまの自分はどうなんだろう』と見つめ直すのに、ホテル暮らしは本当にいい機会でした」
日々に忙殺されていると意外と気付けない、自分が本当に必要としているものを見つめ直すきっかけとして、ホテル暮らしは良いのだなと思わされました。
Azusa Takeuchiさんのインタビューはこちら:九州と東京のホテルで二拠点生活を実現。“お試し”ではじめられるホテル暮らしのすすめ
「サブスくらし」を利用して、都内で長期滞在をして暮らすハナダサキコさん、「この暮らしを経験してしまうと、もう普通の賃貸生活には戻れないような気がするんです」と語ります。

元々はミャンマーで暮らしていたところ、新型コロナウイルスの影響で帰国を余儀なくされた一人です。先行きが不透明だったこともあり、いつでも海外に戻れるようにと、賃貸物件ではなく、ホテルでの暮らしをスタートされました。
賃貸と比べると、ホテル暮らしは自由度が全然違うと感じたそう。
「ずっと同じ場所にいることができない人間なので、日本にいるときは更新の2年ごとに移り住んでいました。その度に初期費用や引越し代がものすごくかかり、それにどんな方がこの街や隣の部屋に住んでいるかなど、実際に住んでみないと分からない。ああ、あまり治安がいい街ではなかったなあとか、なんかよくご夫婦のケンカの声が聞こえるなぁとか。
そういう気になることがあっても、コスト面を考えると、すぐに住み替える判断をするのが難しいことが、日本の賃貸住宅の現状なのかなと思います。私はそのことに、ものすごく窮屈さを感じたんです」

ホテル暮らしを始めて、賃貸生活の”負”が解消されるできごとがあったといいます。
「日当たりや周辺環境を考慮して、今のホテルでは最上階のお部屋をとっていただいていました。けれども先日、少し大きな地震があったんですよね。高層階なのでものすごく揺れて、ちょっと怖い思いをしたんです。ホテルの方に伝えると、すぐに下の階へ移動させていただくことができました。
こんな風に気軽に部屋を変えるなんて、賃貸だったら絶対できません。自分の気持ちや、環境が変わる度に、いつでもやめられるし、いつでも場所を変えられる。そんな気軽さや自由度の高さが、ホテル暮らしの魅力の一つだな、と感じます」

「サブスくらし」をきっかけに、今まで行ったことや住んだことのなかった東京の、新しい一面を知れる機会も増えたといいます。
「新宿のホテルに住んでいた時は、近所の大きな公園で開催されていたヨガ教室に通ったり、少し足をのばせば明治神宮の方まで散歩をしたりしていました。新宿って少しうるさいイメージがあったんですけど、ホテルがあるエリアは意外と落ち着いた雰囲気で、スーパーも近くにあったりして。住環境がすごく整っているんだなという発見もありました。
住み始めたホテルを基点にゼロから街を探索して、お気に入りの場所を見つけることが、今のささやかな楽しみの一つです」
確かに、遊びに行く新宿のイメージって、便利だけど人が多くて良くも悪くも賑やかなイメージ。でも、街に根をはって暮らすことで、遊ぶだけでは気付けなかった街の良さや、静かな部分とも出会えるのだなと感じられました。
ハナダサキコさんのインタビューはこちら:もう、賃貸生活には戻れない。サブスくらしで叶えた理想の暮らしとは
フルリモートで働くNさん、ホテル暮らし歴は1年半ほどです。
ホテル暮らしで感じた利点の一つが、苦手だった家事のある程度を手放せること。掃除や日用品の交換をしてくれるホテルに暮らすことで、さまざまなストレスから解放されたと言います。Nさんは施設内にキッチンがあるホテルの時は自炊をするようにしていますが、掃除を自分でしなくて済むのは楽とおっしゃいます。

ホテル暮らしのデメリットは、やっぱり荷物を増やせないことだと言います。移り住みやすいということは、イコール持って移動できる荷物のキャパシティに限りがあるということ。
また、収納スペースも限りがあるので、ゴルフなどの道具を使うスポーツの趣味は、なかなか縁遠くなってしまいます。必要なものがある時は極力レンタルなどで済ませるようにしているそう。

ただその逆で、持ち運ぶ荷物が少ないからこその圧倒的な身軽さはメリットでもあるのだそう。
「一つの場所に固定して住まなくていいんだ、という経験を身をもってしたことで、例えば今の仕事がしんどくなったら、フルリモートができる別の仕事をまた探せばいいじゃない。と、柔軟にポジティブなマインドで臨めるようになったと思います。
自分から負荷をかけないとストレスがないので、オンライン英会話のレッスンを受けたり、新しいことを始めるようになりました。とはいえそれも、身軽さゆえの心の余裕ができたからこそだと思います」
Nさんのインタビューはこちら:賃貸における窮屈な縛りからの解放。ホテル暮らしがもたらしたのは、想像以上の自由だった
「goodroom サブスくらし」は、全国700の施設から次に住む部屋を選んで、気軽に長期滞在できるホテル・マンスリーのサブスクリプションサービス。
家具・家電が揃っているため、スーツケースひとつで身軽にお引越し。月ごとに違う拠点を選んで暮らせます。
これまでにない、もっと自由な暮らしを始めてみませんか?
