転勤族ミニマリストの服選びのルール。我慢しすぎず好きを大事にする
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、夫婦二人暮らし、転勤族のミニマリストの suzu さんに、服を増やしすぎないための「クローゼットのルール」についてお聞きしました。…
ついつい整理は後回し、思い切って断捨離をしたら今度は服が足りない。など、洋服の整理はなかなか悩みが尽きないものです。ルールを決めてクローゼットを整理してる方々に、上手く減らすためのコツを聞いてみました。
text : トクイアラタ
アパレル企業で働くキイさん。以前は、オールシーズン合わせて200着以上の洋服を持っていたそう。ですが、現在の夏服は全部で10着ほど。

洋服が増えるにつれて、片付けにかかる時間も比例して増え、「片付けるための予定ってなに?」と、ふと疑問を感じるように。
ハンガーの本数を決め、新しい洋服を増やす時は何か手放す。そんな、いわばオーディションを潜り抜けて選ばれた洋服たちは、どれとどれを合わせても馴染むものばかりになったそう。
「周りの人は、案外他人の服装を覚えていないものだと気づいてからは、毎日、好きな服を着ようと思えるようになりました」

少数先鋭で気に入ったものを長く愛用する姿勢は、必要なものにだけ囲まれ、ストレスなく軽やかに過ごせそうだなと感じられました。
キイさんのインタビューはこちら:200着→30着に減らしたら、朝の支度が2〜3分に。ミニマリストが実践する「少ない服でおしゃれを楽しむ」方法
通訳ガイドやイベント運営の仕事をしているhiromiさん。現在はホテル・コリビングのサブスク「goodroom サブスくらし」を使って、ホテル暮らしをしています。自らを「身軽のオタク」と呼ぶhiromiさん。手持ちの秋服は「4着のみ」という、少数精鋭です。

コツの一つは、まずはプロに頼ること。客観的に見てもらうことを心がけているそうです。
服を買いに行く時は、例えば「オードリー・ヘップバーン風」などテーマを決めます。そして、テーマに合いそうな服を揃えているショップへ出向き、気が合いそうな店員さんに上記のテーマを正直に伝えます。
プロの目線から客観的な意見とアドバイスをもらいながら、好きなだけ試着し吟味します。そして、気に入ったものがあれば、品番と値段を教えてもらい、改めて後日買いに行きます。

クローゼットの整理のコツは、ひとつ新規追加したいアイテムがあれば、さようならをするアイテムはその2倍以上にするということ。そうすると、持ちアイテム数に余白が生まれる。例えば2点さようならしたら、1点以上2アイテムまでは追加可能。
買うのは後で、さようならするアイテムの整理が先です。新規の追加はいつでもあとから。物事でもお金でも、先に出すことで、その出た部分に新しいなにかステキなコトやモノが入ってくる。
「捨てる」「減らす」と考えるのではなく、「新しく入ってくるもののために余白をつくる」という考え方、素敵ですね。
hiromiさんのインタビューはこちら:「服4着」でホテル暮らし。トライ&エラーで見つけたミニマリストの服選びのルール
夫婦二人で暮らすsuzuさん。数年に一度引越しがあるため、身軽に楽しく旅するように生活することが目標のミニマリストです。

服を増やしすぎないためのルールのひとつめは、「愛着を持って長く着れるかどうか」。デザインや素材、サイズ感、着心地が自分にとって良いと思えるものだけを買うようになってから、今ある少数精鋭のもので満足できるようになったそう。
クローゼットには、例えば季節が夏なら夏服だけ、洋服からボトムス、トップスまで吊るす収納にして全ての洋服を一目で把握できるようにされています。

靴下などの衣類小物はチェストの上段に収納、中段にはハンカチなど毎日の持ち物や肌寒いときにさっと羽織れるカーディガンを。下段には次の時期に着る長袖などを収納し、季節の変わり目や気温差のある日でもサッと出せるようにしています。
クローゼットを開けたときに手持ちの服を可視化することで、新しい洋服を買う時も合わせがイメージがしやすかったり、結果的に衝動買いを減らすことにもつながるとのこと。管理コストを下げる事が、整理整頓へのストレスも減るのだなと思わされました。
suzuさんのインタビューはこちら:転勤族ミニマリストの服選びのルール。我慢しすぎず好きを大事にする
単身赴任で個人事業主として働いていらっしゃるアカザワさん。現在住んでいるのは、1ヶ月単位で契約できる goodroom の コリビングレジデンス「goodroom residence」。少ないスペースで服を整理していらっしゃいます。

アカザワさんのルールは、「本当に足りなくなってから買う」こと。
そのうち着るかも。で、買った服ほど出番がなくて、ただ管理コストが増えるだけ。仕事着が足りなくなったら、必要な分だけユニクロなどで買い足し、無理のない価格帯で回していらっしゃいます。
このルールを設けてから、無駄使いも減って、服の量も把握しやすくなったそう。手元にあるのが必要な服だけだと、選ぶ時間も短くなって選択するストレスも減ったそうです。

他にも、選ぶストレスを減らすために、今の季節に着ない服はキャリーバッグにまとめて、視界に入らないようにするそう。クローゼットには今の時期に着る服だけを残します。
パッと視界に入るクローゼットに、いわば今のスタメンだけが並んでいる状態だと、視覚的に管理も出来るし、身支度も手間取らずに済みそうで良いですね。
アカザワさんのインタビューはこちら:コリビングで暮らす30代フリーランスの服を増やしすぎないコツ。「足りなくなってから」買い足す
アパレル会社で働くkoz▲さん。コンパクトなワンルームで暮らしています。
買い物する時、koz▲さんは迷ったら、絶対に使う色、かつ持っていない形を買うようにしているそう。

色々なファッションを楽しんできた結果、結局好きな色しか着ないという結論に。毎日着る服だからこそ、確実に着る服を揃え、でも同じ色でもシルエットが被らないように、デザインの違うものを選ぶのがコツだそう。
確かに普段着ない色だけど、バリエーションとして買ってみるか。と思って買い、結局あまり着ない……なんて経験はありますもんね。

そして、迷ったら買わない。
たまたま出会って迷った素敵なものは、買わずに帰って一度考える。家に帰って持っているものを見てから、本当に必要か考えるようにされているそうです。
迷いに迷って買ったけどあまり着なかった……という経験がなんどもあり、そうすることで衝動買いの後悔もなくなり無駄遣いも防げて、本当に欲しいものがあった時に迷いなく買えるようになったそう。
koz▲さんのインタビューはこちら:コンパクトなワンルームで暮らすシンプリストの「服選びのルール」。毎日、確実に着る服を揃える
「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。
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