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6畳ワンルームで暮らすミニマリストの「やめた家事」。当たり前を見直して、心にゆとりを

シンプリストの暮らしかた Vol.191

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6畳ワンルームで暮らすミニマリストの「やめた家事」。当たり前を見直して、心にゆとりを

日々の生活の中で、当たり前のように続けていた家事や習慣。少し見直してみるだけで、時間や気持ちに驚くほどゆとりが生まれることがあります。今回は、6畳のワンルームに一人暮らしをしながら、好きを楽しむミニマルな暮らしを発信されているなかそにーさんに、「やめた家事」をお聞きしました。

text & photo :  なかそにー

文と写真:なかそにーさん

好きを楽しむミニマルな暮らしをInstagram・Voicyにて発信中。ワンルーム6畳一人暮らし。22時ごろ寝て5時に起きる朝活を続けています。朝活コミュニティ「HAYANE」オーナー。
Instagram

ペットボトルの水を買うのをやめた

以前はスーパーで2Lのペットボトルの水を買っていましたが、今はブリタのポット型浄水器を使い、水道水をろ過して飲んでいます。

ポットに水道水を入れておけばいつでも飲めるので、水を買い置きすることもなくなりました。ペットボトルのストックを置くスペースも必要ありません。

きっかけは、友人がブリタを使っているのを見て「これ、いいかも」と思ったことでした。

調べてみると、ペットボトルの水を買い続けるより経済的なのも魅力でした。ブリタ公式の試算では、カートリッジのコストは1Lあたり約9.65円。一方、比較に使われている2Lペットボトルの平均価格は122円とされています。

実際に使ってみると水もおいしく、何本も水をストックしておく必要もありません。「安くなるし、おいしいし、場所も取らないならこっちのほうがいいな」と思い、そのまま使い続けています。

ペットボトルの水を買うのをやめたことでプラスの影響が一番大きかったのは、買い物のたびに重たい水を運ばなくてよくなったことです。

以前はスーパーで2Lのペットボトルを何本も買って、家まで持ち帰っていました。階段のある家に住んでいた時期もあったので、水を運ぶだけでもかなり大変でした。

今は蛇口をひねれば家で飲み水をつくれるので、「そろそろ水を買わないと」と考えることも、重たい荷物を抱えて帰ることもありません。水代を抑えられたことや、ペットボトルを置いておくスペースがなくなったこともうれしいですが、日常から「重たいものを運ぶ」という小さな家事をひとつなくせたことが、何より快適だと感じています。

布団を夏用・冬用で変えるのをやめた

季節ごとに掛け布団を入れ替えるのをやめて、今はニトリの「温度調整掛け布団」を一年中使っています。

夏は薄手の布団、冬は厚手の毛布というように季節ごとに寝具を用意するのではなく、基本的にはこの掛け布団1枚をベッドの上に置いておくだけ。使わない寝具を収納しておく場所もつくらないようにしています。

きっかけは、5年前に新卒で社会人になり、引っ越したタイミングでした。当時、持ち物を一度すべて段ボールにしまい、必要になったものだけを1日1つずつ取り出して暮らす「100日間のシンプルライフ」というチャレンジをしていました。

その中で掛け布団が必要になったときに、「どうせ新しく買うなら、夏用と冬用をそれぞれ持つのではなく、1つにまとめたい」と考えました。収納場所も取りたくなかったので、季節に合わせて快適に使える温度調整機能のある掛け布団を選びました。それ以来、買い替えることなく5年以上愛用しています。

一番よかったのは、季節ごとに布団を入れ替えたり、使わない寝具を収納したりする必要がなくなったことです。

冬用の毛布や夏用のブランケットを別々に持たなくていいので、クローゼットや収納スペースも圧迫しません。基本的には一年中、掛け布団1枚がベッドの上にあるだけです。

自宅で洗濯できるのも扱いやすく、「季節が変わったから布団を出さないと」「使わない布団をどこにしまおう」と考える必要がなくなりました。寝具の数を減らしたことで、収納だけでなく、衣替えのような季節の家事もひとつ減らせたのが嬉しいです。

毎日の献立をその都度考えるのをやめた

食事は、毎回「今日は何を作ろう」と考えるのではなく、買うものと作るものをある程度固定しています。

買い物に行くタイミングも、「毎週○曜日」と決めているわけではなく、冷蔵庫の中身がなくなってきたら行くというシンプルなルールです。買うものは、卵、鶏むね肉、アボカドなど、普段よく食べるものをあらかじめリスト化しています。スーパーに着いたら、そのリストをチェックするような感覚で必要なものをカゴに入れていくだけです。

食事もある程度パターン化しています。例えば、お昼は茹でた鶏むね肉やサバ缶など、手間がかからず栄養が摂れるもの。夜は親子丼など、簡単に作れる定番メニューを中心にしています。

完全に同じものしか食べないというわけではなく、食費の中には「好きなものを買うための余白」も少し残しています。最近だと、少し贅沢したい日に豚しゃぶを食べることもあります。

基本の型だけ決めておいて、その範囲の中で少し自由にする、というくらいが自分にはちょうどいいと感じています。

もともとは、毎日献立を考えること自体が面倒だったことがきっかけです。
「今日は何を食べよう」「冷蔵庫に何があったかな」「スーパーで何を買おう」と、食事のたびに細かいことを考えるのが、意外と頭を使うなと感じていました。

だったら、毎日の食事にそれほど多くの選択肢を持たなくてもいいのではないかと思ったんです。
自分の中で、「これを食べていれば、ある程度栄養も摂れて安心」という食材やメニューをいくつか決めておけば、その都度ゼロから考える必要がありません。

食事を楽しむことは好きですが、毎食をイベントのように考える必要はない。普段の食事はできるだけシンプルにして、その分、外食やちょっといいものを食べたい日はしっかり楽しむ、という考え方になりました。

まず、スーパーで迷う時間がかなり減りました。以前は売り場を歩きながら「何を作ろう」と考えていましたが、今は決めた食材をチェックリストのように集めていくだけです。その結果、予定になかったものをなんとなく買うことも減り、食費が予算を大きく超えることも少なくなりました。

もうひとつ良かったのは、食生活が安定したことです。鶏むね肉や卵、魚など、普段から栄養を意識した食材をベースにしているので、「忙しくて適当なものばかり食べる」ということが減りました。体重も大きく増減しにくくなり、自分にとってちょうどいい状態を保ちやすくなったと感じています。

何より大きいのは、毎日何度も発生していた「何を食べるか考える時間」がほとんどなくなったことです。献立を固定するというより、自分の中にいくつかの定番をつくっておく。そうすることで、食事に使う思考と手間を減らしながら、健康や食費の管理もしやすくなりました。

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