TOMOS 朗らかに暮らす
1LDK(41.4㎡)
「これ、やっておいたほうがいいよね」が家事という場面では多いような気がします。でも自分にとってはやらなくてもいいことかもしれない。モノを減らすだけじゃなく、家事も見直してみる。今回は、1LDKで夫婦二人暮らし、Instagramでは5分で片付く暮らしを発信されているアパレル会社員のミニマリスト、キイさんに、「やめた家事」をお聞きしました。
text & photo : キイ
料理が得意ではないので、毎日違う献立を考えて頑張って作ることをやめました。一度作って美味しかったものや、簡単に作れる定番メニューを繰り返しています。
冷凍の鯖や鮭など、焼くだけで一品になる食材をストックしたり、サラダ用の水菜を切っておいたり、ミニトマトは洗ってヘタを取っておいたり。
すぐに使える簡単な下準備だけして、毎日無理なく、失敗せずに作れるものを選んでいます。

料理が得意ではないのに、「毎日違うものを作らなきゃ」と思っていた時期があり、献立を考えること自体が負担になっていました。
でも、家で食べるごはんは毎日違わなくても、自分たちが美味しく食べられれば十分だと考えるようになりました。
一度作って美味しかったものなら失敗も少なく、考える時間も減らせるので、無理にレパートリーを増やすことをやめました。

毎日「今日は何を作ろう」と考える時間が減り、夕食づくりのハードルがぐっと下がりました。
定番のメニューなら必要な食材もだいたい決まっているので、買い物もしやすく、食材を余らせることも少なくなりました。
献立を考えたり、慣れない料理を作ったりする時間も減ったので、その分、仕事のあとにゆっくり過ごせる時間も増えました。
料理を頑張りすぎないと決めたことで、「ちゃんと作らなきゃ」という気持ちもなくなり、今は自分たちが美味しく食べられて、無理なく続けられることを大切にしています。
年末などに、家中をまとめて大掃除することをやめました。
その代わり、掃除のハードルをできるだけ下げて、普段の生活の“ついで”に少しずつ掃除するようにしています。
毎朝サッとクイックルワイパーをかけたり、顔を洗ったついでに洗面台や鏡を拭いたり、食器を拭いたあとのキッチンペーパーでシンクまわりを拭いたり。わざわざ掃除道具を出さなくてもできることは、その場で済ませるようにしています。
キッチンは週に1回、シンクの漂白やガスレンジ、五徳などをまとめてリセット。換気扇は半年に1回、玄関や窓は季節の変わり目など、場所によって掃除するタイミングを分けています。
一度に全部きれいにしようとせず、汚れが溜まりすぎる前に少しずつ掃除することで、大掃除をしなくても済むようになりました。

もともと掃除が得意ではなく、汚れが溜まってからまとめて掃除する方が、時間も手間もかかって大変だと感じていました。
特に年末に家中を一気に掃除しようとすると、それだけで貴重な休日が終わってしまうことも。
ものを減らして掃除がしやすくなったことをきっかけに、「汚れが溜まる前に少しだけやる方がラク」と気づきました。それからは、一度に頑張るのではなく、場所ごとにタイミングを分けて掃除するようになりました。

掃除のためにまとまった時間を確保する必要がなくなり、休日を掃除だけで終えることがなくなりました。汚れが溜まる前なら短い時間で終わるので、「掃除しなきゃ」と気合いを入れることも減ったように思います。
日々少しずつリセットすることで、部屋が大きく乱れたり汚れたりすることも少なくなり、休日は掃除ではなく、自分のやりたいことに時間を使えるようになりました。
掃除が得意になったわけではありませんが(笑)、頑張らなくてもきれいな状態を保ちやすくなったことが、一番ラクになったことだと思います。
アイロンが必要になる服を持たないようにして、普段のアイロンがけをやめました。
服を買うときは、洗濯したあとにシワになりにくく、そのまま着られる素材かどうかも確認するようにしています。
デザインが気に入っても、毎回アイロンが必要になりそうな服は選ばず、シワになりにくく、お手入れがしやすい服を選ぶようにしています。
服そのものだけではなく、買ったあとのお手入れまで含めて、無理なく着続けられるかを考えています。

以前は、デザインが気に入って買ったもののシワになりやすく、着るたびにアイロンが必要な服も持っていました。
シワのある服は着ていても気分が上がらない一方で、毎回アイロンをかけるのは面倒で、結局そういう服は自然と出番が減ってしまいました。
せっかく気に入って買っても、お手入れが面倒で着なくなってしまうなら、自分には合っていないと気づき、それからは服を選ぶときに「お手入れのしやすさ」も大切にするようになりました。

お手入れが簡単な服は気軽に着られるので、自然と出番も多くなりました。お気に入りの服を「お手入れが面倒だから」と避けることがなくなり、たくさん着られるようになったことも嬉しい変化です。
また、アイロンがけだけでなく、洗濯やメンテナンスなど、服を管理するために使う時間も減りました。服の数を増やしすぎず、お手入れしやすいものを選ぶことで、服を管理することより、着ることを楽しめるようになったと思います。
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