TOMOS 書斎ワーカー
1R(35.9㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、30代一人暮らしのシンプリスト、三納明子さんに、「手放して正解だったもの」についてお聞きしました。
text & photo : 三納明子
以前は Netflix や YouTube を見るのに小型プロジェクターを使っていました。
テレビよりはかさばらない点はよかったのですが、使用する都度セッティングしたり、視聴中に充電が切れたりするのがストレスでした。普段の生活で動画をみるだけなら iPad でも十分かも?と思い切って手放してみました。

プロジェクター投影用に壁を一面空けておく必要がないので、家具配置の自由度が高まったと思います。洗える&衝撃に強いカバーを使っているので、気兼ねなくキッチン、洗面所、ベッド、という感じで移動しながら見られるのも一人暮らしに合っています。
なんとなく「大画面じゃないと迫力がない」という思い込みがありましたが、Bluetoothスピーカーを使って音質を上げるだけですごく没入感が高まるのでぜひ試していただきたいです。
テレビ・プロジェクターがあった時期は、その向きに合わせてソファを置いていました。当時は来客の際にもソファがあるといい、と何となく思っていました。
テレビ・プロジェクターを手放したことで、定位置に座る必要がなくなったので、連動して手放すことにしました。また、年齢と共に一人暮らしの家に人を招くシチュエーションも減ってきますので、今のライフスタイルにも合っているのだと思います。

大きなソファがなくなったことで、家具配置の自由度がさらに高まりました。今はカールハンセンのキューバチェアを使っていますが、部屋の中だけでなくベランダに出して外の風を楽しんだりと、家具の解釈が大きく広がったなと感じています。
一人暮らしを始めた時は、なんとなく料理には小さい鍋も必要と思って、ミルクパンや雪平鍋の類をいくつか持っていました。
ある時、キャンプに行くときに買ったクッカーがものすごく軽くて使いやすいことに気づき、家では簡単な自炊しかしないので、こんなに鍋を使い分ける必要もないな……?と感じ、思い切ってこのクッカーを普段使いにして他の鍋を手放しました。

とにかく軽いので、洗うのも楽だし、取っ手を畳んでボウルとしても使えて快適です。さすがキャンプ用品、火の通りがものすごく早いので、簡単な汁物調理やゆで卵なんかに重宝してます。
今の家の引越し初日にもリュックに入れておいて大活躍してくれました。なんやかんや小回りが利くので、荷物を減らしたい一人暮らしの方にはすごくオススメです。


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