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30代一人暮らしシンプリストの「断捨離の3つのルール」。はじめに手をつけるべきところは?

シンプリストの暮らし方 Vol.110

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30代一人暮らしシンプリストの「断捨離の3つのルール」。はじめに手をつけるべきところは?

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、30代一人暮らしのシンプリスト、三納明子さんに、「失敗しない断捨離のルール」を教えてもらいました。

text & photo : 三納明子

教えてくれた人:三納明子さん

一人暮らし30代女性。身軽ですっきり快適な暮らしを目指しつつ、“ミニマル”、“物欲”、“コスト”、“もったいない”のベストバランスについて日々試行錯誤しています。最近は「おひとりさまの老後も自力でメンテナンスできる部屋」もテーマになりつつあります。観葉植物が好きな超インドア派。
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「自分ひとりの力で動かせないアイテム」から手放す

最近、お気に入りだったアンティークの棚を手放された三納さん。吟味して選ばれたものだったので、すぐに次に使ってくれる方が決まったのだそう。
今は自分では動かせないような大きな家具がない状態にリセットし、暮らしていらっしゃいます。

重くて自分ひとりの力では動かせないアイテムから優先的に断捨離を進めました。

気軽に模様替えできなかったり、掃除しづらかったり、地震の際に心配したり……。家の中の“小さな居心地の悪さ”にふと気づき、同時に、この問題を先送りにして老後はどう生活するんだろう?と思ったのがきっかけです。

ちょうど母が嫁入り箪笥の処理に苦戦しているのを目の当たりにしたのも大きかったです。おひとりさまの自分がこの先も安心して過ごせる空間にしたかったので、手に余るものは潔く手放す決断をしました。

大好きだったアンティーク棚を手放す決心がつきました。寂しさもありますが、将来にわたる管理の心配がなくなったのは精神的に大きなプラスでした。

「家の中の面積を多く占めているアイテム」から手放す

アンティークの棚と同じく、次の方へと譲られたというダイニングテーブル&チェア。

室内に占める面積の大きいものについて優先的に断捨離を検討しました。

例えば10畳の部屋で、家具や荷物が2畳分を占めているとすると、毎月の家賃の20%をモノに払っていることになるなぁ……と気づき、毎月のランニングコストや、生活動線について改めて考え直すきっかけになりました。

手放したことで、部屋全体のレイアウトの自由度が格段に上がりました!

生活動線にゆとりができて、観葉植物に葉水する時に家具に水がかかって気を使ったりする小さなストレスが減ったなーと感じます。床や壁の余白が増えるので、家具、小物、観葉植物のひとつひとつのバランスについて、以前より感度が上がった気がします。

「保留ボックス」を作る

断捨離する際に「いる・いらない」を分類していきますが、悩んですぐに決められないものはいったん「保留ボックス」に放り込んで、そのまま1年ぐらい寝かせます。また使いたければ出せばいいし、なくても生活に支障なければ処分することにしています。

ポイントは、1箇所で一元管理し、家の中のあちこちに散在させないことです。

いざ持ち物を減らそう!と思って片づけに着手しても、「いる・いらない」を即座に判断するのって結構難しい。また使うかもとか思い出がとかいろいろ考えこんでしまって手が止まる……。なので、悩んだら保留ボックスにいれて、とにかく決断できるものから手を動かし続けるようにしてみました。 手が止まることがないので、着実に断捨離が進みます!

「決断できない、進まない」ことで自分をモチベーションダウンさせないためにも効果的です。1年程度生活に支障がないことを確認してから決断するほうが納得感もあり、後悔も少ないと思います。

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