TOMOS オリジナリティで満たして
1R(18㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、築47年の団地に暮らすミニマリストが「やめてよかった家事」についてお話しします。
text & photo : 田村美葉
和室から洋室の部屋へ引っ越してから、それまで使っていたマットレスと羽毛布団を手放し、昼間はソファとして使っているデイベッドで寝るようになりました。
布団は、ニトリの「カバーなしで使える温度調整掛ふとん」に買い替え。自宅の洗濯機で丸洗いができるため、布団カバーが必要ありません。ボックスシーツもやめて、ラプアンカンクリのリネンマルチタオルを敷いて寝るように。
布団カバーは交換のたびに、四隅をいちいち紐で結んだり裏返したりする作業が億劫。大きくてなかなか乾かないこともあって洗い替えが必要で、そうすると替えのカバーをしまっておく収納スペースも必要……。「布団カバーを使わない」という生活に変えてから、これらのストレスから一気に解放されました。
ニトリの温度調整掛ふとんは、さらさらとしたフリースと温かいフランネルのリバーシブルになっていて、真夏から真冬までこれ1枚で対応できるので、重くて大きな羽毛布団を使わないシーズンしまっておく苦労もなくなり、かなり重宝しています。
リネンマルチタオルも、ボックスシーツのように四隅をセットする必要がないため、洗濯がとても楽。くわえてリネン素材なので、朝洗濯すれば夜には乾いており、洗い替えも必要なくなりました。
洗濯物を「畳む」ことをやめ、全ての衣類をハンガーに吊るし、洗濯したらハンガーごとクローゼットにしまうだけという状態にしています。
年に何度か行っていた「衣替え」もやめて、今はオールシーズンの衣類が常にクローゼットにかかっている状態に。「畳む」苦労がいらなくなったのはもちろん、自分がどれだけ服を持っているのかひとめで把握できるようになったのもいいポイントです。
「真冬にしか着ない」ようなウールの厚手のニットなども手放し、長いシーズン着られる服を重ね着するスタイルで、季節問わず服を活用できるようにもなりました。
下着など細かなものは、ハンガーポケットにひとつずつ入れるだけ。撮影のためにある程度畳んでいますが、面倒なときは畳まずぽいぽいつっこんでいることも多いです。しわになることもない下着ならそれで十分でした。
ハンガーポケットの左側には洗濯済みの服、右側には一度着た服、と分けて、着た服から右側にかけるようにすることで、「全然着ていない服」も把握できるようにしています。
キッチンシンクのゴミ受けと防臭ワンを、備え付けのプラスチックのものからステンレスのものに変えました。
ゴミ受けは、浅型で目詰まりが少ないパンチングストレーナーにしたので、それまでつけていた水切りネットが不要に。ゴミが溜まったらすぐにティッシュで拭き取るだけ。スポンジも毎日交換する小さなものに変えたので、1日の終わりにはスポンジでシンクを掃除し、ゴミ受けと防臭ワンもさっと洗うだけで、ぬめぬめと無縁になりました。
深いプラスチックのゴミ受けに水切りネットをつけていたときは、ぬめぬめとしたネットに触るのが苦手でついゴミを溜めがちに。そうすると、ゴミ受けの中は常に濡れているため雑菌も繁殖しやすく嫌な匂いやぬめりが発生するという悪循環でした。
「料理」という家事の中では排水口の掃除が一番嫌いでしたが、ストレスなく使えるものに交換してよかったと思っています。
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