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団地で暮らすミニマリストの「今年手放してよかったもの」。“ないといけない“思い込みを手放す

シンプリストの暮らし方 Vol.126

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団地で暮らすミニマリストの「今年手放してよかったもの」。“ないといけない“思い込みを手放す

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、築47年の団地に暮らすミニマリストが、今年手放したものについてお話しします。

text & photo : 田村美葉

書いた人:田村美葉

団地で暮らす旅好きミニマリスト。千葉の団地で一人暮らし。リモートワークをきっかけにいろんな街を旅するように暮らしたいとものを持ちすぎないスタイルに。シンプルで合理的な暮らしを目指しています。
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プロジェクター

「なくても意外と困らなかった」ものは、プロジェクターです。

スピーカーやバッテリーと一体になったモバイルプロジェクターが出たときに購入したものでしたが、初めはセッティングの簡単さに感動していたものの、それでも起動するまでに数分のタイムラグがあり、だんだん使うのが面倒に。

バスケットボールの観戦が趣味なのですが、日中はかなり部屋を暗くしないと見えづらかったり、大事な試合の途中でバッテリー切れやネットワーク不良が起きることもあったり、ものぐさな私にはあまり使いこなせていませんでした。

タブレットを購入してからは、試合観戦も、映画やアニメを観るときも、さっと起動できるタブレットで全く問題なく、プロジェクタは手放すことにしました。

あまり使いこなせていないことや、配線がごちゃごちゃすることも気になっていたので、思い切って手放したことですっきりしました。

観葉植物とフラワーベース

旅に出かけることが多いので、大きな観葉植物を置くのはそもそも諦めていたのですが、それでも「部屋にはなにか植物がないと」と思い、水やりがほとんどいらない小さなテラリウムや、季節の枝ものを楽しめるフラワーベースを置いていました。

手放したきっかけは、ずっと「おしゃれだな」と思ってお部屋の写真を拝見していた方が、「お世話が苦手なので、植物は置いていない」と話していたこと。そう聞くまで、そのお部屋に植物が全くないことに気付いておらず、「おしゃれなお部屋には、必ず植物がないといけない」という思い込みが覆された瞬間でした。

テラリウムなどを置いていたデスクは、仕事の道具以外なにもない状態に。寂しくなるかと思っていましたが、「ないほうが俄然すっきりして仕事が捗る」という効果が。

水やりが不要といってもカビがはえたりと手入れが面倒だったテラリウムを手放し、季節ごとに「なにか枝ものを買ってこなきゃいけない」とプレッシャーになっていたフラワーベースを手放しました。

手放してからは、「植物を置きたい」という気持ちが「そうしないといけない」という思い込みだったと気づき、ストレスがなくなり楽になっています。団地は窓の外に緑も多く、季節の移り変わりは外を眺めれば感じることができ、それで十分でした。

アロマディフューザーなど香りのアイテム

アロマディフューザーも同様に、「部屋にないといけない」と思い込んでいたもののひとつです。家に入った瞬間にいい匂いがするお部屋に憧れていて、いろんなアロマ関連のグッズを試してきました。

ただ、私の部屋は玄関近くに畳があり、家に入った瞬間に感じる匂いは、どんなアロマグッズを置いても「い草の香り」に上書きされてしまいます。おしゃれなお部屋に住む人を真似して、「これならどうか?」と次々にいろんなアイテムや置き場所を試してきましたが、「いっそのこと、なくてもいいか」と置くのをやめてみたら、逆に香りがそれほど気になることもなくなりました。

玄関からも、余計なものをなくしてすっきり。

団地は南北に窓があって、風通しがいいこともメリットのひとつ。1日に何度か新鮮な空気に入れ替えることのほうが、「いい匂い」に包まれた部屋で暮らすことよりも、私には合っていました。

団地で暮らすミニマリスト、「やめた家事」はこちら:団地で暮らすミニマリストが「やめた家事」。ストレスを手放してすっきり暮らす
「買わない」コツはこちら:団地で暮らすミニマリストの「買わない」コツ。節約のために心がけていること3選

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