TOMOS オリジナリティで満たして
1R(18㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、築47年の団地に暮らすミニマリストが、キッチンで必要だったもの、必要なかったものについてまとめました。
text & photo : Miha Tamura
私が住んでいるのは築47年の団地。ほぼ毎日、100%自炊をしている私にとって、キッチンが広いことは団地の大きな魅力のひとつでした。
ただし、広いキッチンとはいっても、なるべく必要なものだけを置き、必要ないもの、特に自分がストレスを感じるようなものは持たないようにしています。
ミキサーやジューサー、炊飯器、自動調理鍋、トースターなど……いずれも欲しいな、と思うことはあっても、自分の性格的にきっと手入れが面倒になって使わなくなり、ただキッチンのスペースを圧迫してしまうだけになることが分かっているため、調理家電の類は増やさない、というのがキッチンのひとつ目のルールです。
調理道具は、洗い物をとにかく少なくするために、なるべく必要最低限のものだけを持つようにしています。
お玉やフライ返しなどはシリコンスプーンで代用でき、ボウルは食器やつくりおき用の保存容器で代用できるので持っていません。
包丁を何本も使ったり、まな板も野菜用や薬味用、肉用など分けて使ったり、ざるやボウルをいろんなサイズのものを持っていたりすると、洗い物があっという間に増えてしまいます。
そもそも持たないことで、ひとつのものを代用しながら工夫して料理を進める癖がつけられます。
以前住んでいた部屋では、キッチンに収まりきらない調理道具や器のためにたくさんの棚を置いていたのですが、今はキッチンにつくりつけの棚にそもそも収まりきらないものは持たないようにしているため、棚は必要なくなりました。
自炊を続けるコツは、とにかく自分が「嫌だな」と思う作業を減らしていくことだと思っています。
自炊って、料理自体は楽しいけれど後片付けが億劫で……ということも多いと思うのですが、自分がストレスなく動き回れる、身軽なキッチンに整えることで私は続けられるようになりました。
なんとなくやあると便利そう、ではなく、自分にとって必要かどうかを吟味したもの選びがポイントなのかな、と思っています。
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田村美葉
田村美葉
団地で暮らす旅好きミニマリスト。千葉の団地に住んでいます。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
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