TOMOS 魅力、再発見!
1LDK(38.78㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、「goodroom サブスくらし」を利用して日本と海外を夫婦で行き来しながら暮らすアメたびさんに、「断捨離」のコツを教えてもらいました。
text & photo : アメたび

私の持ち物はスーツケースひとつとリュックひとつにおさまる分だけ。それ以上は持って移動ができません。何をどれくらい持っているのか、スマホのメモ帳に、ものの一覧を書き出して、ものの種類と数を把握しています。

このルール、実はものを減らそうと思って、最初に始めたこと。
「爪切りっていくつ持っていますか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか? 多くの人が「1つか2つ」と、即答できると思います。また、「自分には1つの爪切りがあれば十分だ」と、自信を持って言えるのではないでしょうか。では、靴下は?Tシャツは?下着は、どうでしょうか?
以前の私は、すぐに答えられませんでした。自分が「何をどれくらい持っている」のか、全く把握できていない……。そこで、ものを減らす前に、まずは自分の今の持ち物と向き合い、一覧をつくることから始めてみました。

一度、持ち物を文字に起こして、数字で見ると、自分の持ち物のクセがよくわかります。冬用の肌着やタイツがやけに多かったり、毎日使うハンカチはなぜかギリギリの数を攻めていたり。
客観的に把握できたことで、少しずつものの数を調整して、「自分にとってちょうどいい数」を決めていくことができました。上限の数を決めたことで、把握できているものだけに囲まれる心地よさを実感しています。
「⚪︎⚪︎専用」といった、特定の場面や用途でしか使えないものは手放し、ひとつで二役以上こなせる汎用性の高いアイテム、毎日使う、自分にとって大切なものだけだけを残します。
ときどきしか使わないものは荷物になるだけ。クリスマスにしか使わない食器、お花見にしか登場しないレジャーシート。特定の料理しかできない調理器具。旅暮らしを始める前に、こういったものから手放すことにしました。また、服や靴もシーンを選ばずに使えるものを残しました。

持ち物の数が劇的に減った一方で、暮らしの快適さは変わりませんでした。季節イベントもいつもの自分の持ち物を工夫して楽しめるように。いつもの食器だけど、食卓に花を飾ったり、紙ナプキンだけ買ってみたり。
今持っているものが、毎日使う愛用品だけ、という状態になり、思考もクリアになり、部屋も頭もスッキリ。「あれ、どこかにあったはず……」とものを探す時間もなくなりました。
ネットやSNSで見かける「今年買ってよかったもの」「ミニマリストの必需品」といった、誰かのおすすめに頼らず、「今の自分のライフスタイルに本当に必要か」をしっかり考えてから購入しています。
SNSでよくおすすめに出てくる「旅の便利グッズ」を深く考えずに購入したことがありました。しかし、実際に旅先で使うと、サイズが大きすぎて重かったり、自分の生活には合わなかったりして、結局すぐに手放すことになりました。「他人にとっての良いもの」が、「自分にとっての良いもの」とは限らない、あたり前のことなのですが、身をもって実感しました。

誰かの情報に振り回されることがなくなり、失敗がかなり少なくなくなりました。自分が必要なものを一番理解しているのは、やっぱり自分自身。「今の自分」のライフスタイルや、理想の暮らしを叶えてくれるものを自分で探すのが一番です。さらに、これってすごく楽しいことだと気がつきました。

ちなみに、今はヨーロッパ滞在中。新しくものは増やせない代わりに、旅先のインテリアを楽しんでいます。ものと向き合うことは、自分の暮らし、そして人生と向き合うこと。これからも楽しみながら、旅暮らしを続けていきたいです。
「goodroom サブスくらし」は、全国700の施設から次に住む部屋を選んで、気軽に長期滞在できるホテル・マンスリーのサブスクリプションサービス。
家具・家電が揃っているため、スーツケースひとつで身軽にお引越し。月ごとに違う拠点を選んで暮らせます。
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