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旅暮らしミニマリストの「断捨離」のコツ。ものの数を客観的に把握する

シンプリストの暮らしかた Vol.157

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旅暮らしミニマリストの「断捨離」のコツ。ものの数を客観的に把握する

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、「goodroom サブスくらし」を利用して日本と海外を夫婦で行き来しながら暮らすアメたびさんに、「断捨離」のコツを教えてもらいました。

text & photo : アメたび

教えてくれた人:アメたびさん

数年前、会社をやめて、家も車も手放して、夫婦で1年間の海外旅行に出ました!そのときから、私の持ち物はスーツケースひとつ、リュックがひとつ。「持たない身軽な暮らし」にはまって、今は日本と海外を行ったり来たりしながら、旅暮らしをしています。趣味はもちろん旅行。好きなことは、旅先での散歩やランニング。カフェめぐりとネコ探しです。
Instagram / note

「ものの数」を決め、記録する

アメたびさんが日本滞在時に利用している「goodroom residence」の室内。ご夫婦二人で暮らしているとは思えないほどものが少ないです。

私の持ち物はスーツケースひとつとリュックひとつにおさまる分だけ。それ以上は持って移動ができません。何をどれくらい持っているのか、スマホのメモ帳に、ものの一覧を書き出して、ものの種類と数を把握しています。

このルール、実はものを減らそうと思って、最初に始めたこと。

「爪切りっていくつ持っていますか?」と聞かれたら、すぐに答えられますか? 多くの人が「1つか2つ」と、即答できると思います。また、「自分には1つの爪切りがあれば十分だ」と、自信を持って言えるのではないでしょうか。では、靴下は?Tシャツは?下着は、どうでしょうか?

以前の私は、すぐに答えられませんでした。自分が「何をどれくらい持っている」のか、全く把握できていない……。そこで、ものを減らす前に、まずは自分の今の持ち物と向き合い、一覧をつくることから始めてみました。

スーツケースひとつとリュックひとつにそれぞれ収まるアメたびさんの「全部の持ち物」。

一度、持ち物を文字に起こして、数字で見ると、自分の持ち物のクセがよくわかります。冬用の肌着やタイツがやけに多かったり、毎日使うハンカチはなぜかギリギリの数を攻めていたり。

客観的に把握できたことで、少しずつものの数を調整して、「自分にとってちょうどいい数」を決めていくことができました。上限の数を決めたことで、把握できているものだけに囲まれる心地よさを実感しています。

役割がひとつのもの、限定されるものは手放す

「⚪︎⚪︎専用」といった、特定の場面や用途でしか使えないものは手放し、ひとつで二役以上こなせる汎用性の高いアイテム、毎日使う、自分にとって大切なものだけだけを残します。

ときどきしか使わないものは荷物になるだけ。クリスマスにしか使わない食器、お花見にしか登場しないレジャーシート。特定の料理しかできない調理器具。旅暮らしを始める前に、こういったものから手放すことにしました。また、服や靴もシーンを選ばずに使えるものを残しました。

機能的な服、汎用性の高い持ち物が並ぶアメたびさんのクローゼット

持ち物の数が劇的に減った一方で、暮らしの快適さは変わりませんでした。季節イベントもいつもの自分の持ち物を工夫して楽しめるように。いつもの食器だけど、食卓に花を飾ったり、紙ナプキンだけ買ってみたり。

今持っているものが、毎日使う愛用品だけ、という状態になり、思考もクリアになり、部屋も頭もスッキリ。「あれ、どこかにあったはず……」とものを探す時間もなくなりました。

今の自分の暮らしに合うか考えて買う

ネットやSNSで見かける「今年買ってよかったもの」「ミニマリストの必需品」といった、誰かのおすすめに頼らず、「今の自分のライフスタイルに本当に必要か」をしっかり考えてから購入しています。

SNSでよくおすすめに出てくる「旅の便利グッズ」を深く考えずに購入したことがありました。しかし、実際に旅先で使うと、サイズが大きすぎて重かったり、自分の生活には合わなかったりして、結局すぐに手放すことになりました。「他人にとっての良いもの」が、「自分にとっての良いもの」とは限らない、あたり前のことなのですが、身をもって実感しました。

海外では Airbnb などを利用して滞在されているそう。

誰かの情報に振り回されることがなくなり、失敗がかなり少なくなくなりました。自分が必要なものを一番理解しているのは、やっぱり自分自身。「今の自分」のライフスタイルや、理想の暮らしを叶えてくれるものを自分で探すのが一番です。さらに、これってすごく楽しいことだと気がつきました。

ちなみに、今はヨーロッパ滞在中。新しくものは増やせない代わりに、旅先のインテリアを楽しんでいます。ものと向き合うことは、自分の暮らし、そして人生と向き合うこと。これからも楽しみながら、旅暮らしを続けていきたいです。

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