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少ない荷物で暮らすミニマリストの「買わないコツ」。不必要な情報は断つ

軽やかな暮らしのはじめ方 Vol.119

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少ない荷物で暮らすミニマリストの「買わないコツ」。不必要な情報は断つ

新卒1年目、身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーレジデンスのサブスク「goodroom サブスくらし」を利用し、半年の間に4つの拠点を転々としながら暮らしているMoekaさんに、無駄なものを買わないためのコツをお聞きしました。

text : Moeka

教えてくれた人:Moekaさん

グッドルーム株式会社で goodroom residence や goodoffice の運営業務を担当しています。学生時代から寮やシェアハウスで生活。入社後は、身軽に2週間から住めるホテル・マンスリーレジデンスのサブスク「goodroom サブスくらし」を利用し、複数の goodroom residence を転々としており、人生で10回以上引越しをしています。

収納スペースを広くしない

自分の持ち物は「スーツケース2つと仕事用バッグ、サマリーポケット3箱」までと物理的な枠を固定し、それを超える収納家具などは一切買いません。部屋やカバンに空きがあると、つい「まだ入るから」と何かを買って収納してしまいがちですが、あえて余裕を作らないことで、購入のハードルを上げています。

かつて荷物を増やしすぎてしまい、拠点移動の際にスーツケースに荷物が収まらなくなって苦労した経験があったため、このルールをつくりました。引っ越しの手間を最小限にし、スーツケースを閉じるだけでどこへでも移動できる「身軽さ」を優先したいと考えたのがきっかけです。

このルールをつくってから、新しいものを買う際に「今ある何かを手放してまで欲しいか?」と必ず自問自答するようになりました。おかげで無駄遣いが減り、物理的にも心理的にも引越しのハードルが下がって、自分のクローゼットと一緒に旅をしているような自由な感覚で過ごせています。

情報を断つ

登録していたアパレルブランドや雑貨店のメルマガ、公式ライン、アプリはすべて通知をオフにするか退会し、SNSやYouTubeで流れてくる「今買うべき」「新商品レビュー」といった動画も意識的に避けています。自分から「これが必要だ」と探しに行く時以外は、極力商品情報に触れないようにしています。

以前はふらっとショッピングビルに立ち寄ったり、SNSの広告を見たりして衝動買いをすることが多くありました 。しかし、そうして手に入れたものは手持ちのアイテムと合わなかったり、実はあまり必要なかったりと、買った瞬間の高揚感が長続きしないことに気づいたからです。

「何かが欲しい」という外部からの刺激を遮断したことで、今持っている10着ほどの服やお気に入りのアイテムに向き合う時間が増えました 。本当に必要な時だけ、自分で納得して選ぶ「いい買い物」ができるようになり、使うたびにしみじみと嬉しさを感じられています。

自分へのご褒美を買う

日常的な買い物を控える代わりに、年に一度の誕生日にだけ、本当に欲しかったものを1点だけ購入するルールです。例えば、少し値段が張っても長く愛用できるバッグや財布、あるいは毎日を彩る特別な香水など、質の高いものを選びます。

「サブスくらし」でスーツケース2つ分の荷物で暮らしているため、モノを増やすことには慎重にならざるを得ません 。以前のように、デザイン性の高いものを次々と買い足す生活をやめ、その分「本当に大切にしたいもの」と出会うための特別な機会を作りたいと考えたのがきっかけです。

買う時期が決まっていると、それまでの期間に「本当にこれが自分に必要か?」をじっくり見極めるようになります。結果として、家族から譲り受けて10年以上使っているもののように、自分にとって本当に価値のあるものだけに囲まれた、心地よい暮らしに繋がっています。

Moekaさんのインタビューはこちら:新卒1年目、家を持たない「サブスくらし」ユーザーに10の質問。始めたきっかけ、生活費は?
Moeka さんの「服選びのルール」はこちら:「スーツケース2つ分」の荷物で暮らすミニマリストの「服選びのルール」。質の高いものを大切に使う

身軽に暮らす住まいのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、家具・家電つきのマンスリーレジデンス、そしてホテルに2週間〜1ヶ月単位で住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

シンプルに暮らすためのコリビングレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。

家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

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