LDKとは？DKとの違いや向いている人、レイアウトのコツを解説します

LDKとは？

LDKとは、「リビング（L）」「ダイニング（D）」「キッチン（K）」の略。
日本語でいうと、リビングは居間。ソファやテレビなどを置いてくつろぐスペースのこと。ダイニングは、食事室。テーブルとチェアを置いて、食事をとるスペースのこと。リビング・ダイニング・キッチンは、これら3つのスペースがひとつとなった間取りのことです。

LDKとDKの違いは？

LDK（リビング・ダイニング・キッチン）とDK（ダイニング・キッチン）との違いは、広さです。不動産公正取引協議会連合会によって広さの基準が決められています。

1部屋の寝室にプラスして、「8畳以上」の広さの部屋はLDK（リビング・ダイニング・キッチン）、「4.5～8畳未満」の広さの部屋はDK（ダイニング・キッチン）と表記。

2部屋の寝室がある場合は、「10畳以上」の広さの部屋はLDK（リビング・ダイニング・キッチン）、「6～10畳未満」の広さの部屋はDK（ダイニング・キッチン）と表記されます。

住む人にとっては、

・「ソファ」と「ダイニングセット」両方を置けるのがLDK
・「ソファ」と「ダイニングセット」どちらか一方のみ置けるのがDK

と目安に考えるとよいでしょう。

LDKを選ぶのに向いている人は？

LDKでは、細かい仕切りがないため、広々とした開放感もありながら、「食事をする場所」と「くつろぐ場所」、2つのスペースを持つことができるのがメリットです。

・二人暮らしのカップル
・広々とした空間で暮らしたい人
・食事する場所、くつろぐ場所を分けて生活したい人

に特に向いているといえるでしょう。

LDKレイアウトのコツ

LDKで家具を配置する場合には、

・開放感を活かすため、入り口からベランダまで抜ける視線と動線を確保する
・ダイニングスペースとリビングスペースをゆるく区切る

といった点を意識するといいでしょう。