TOMOS リモートワークに徹する
1R(25.23㎡)
しっかり時間を取れば整頓できることはわかっているのに、忙しくてすぐに部屋が散らかってしまう。そんなあなたのための、忙しくても無意識のうちに片付けられる、片付けやすい収納術を紹介します。
text : Miha Tamura from goodroom journal
家に帰ってきて、服やカバンをクローゼットにしまうまで辿り着かず、床に投げ出してそのままなこと、よくありますね。いつも置きっぱなしにしやすいその場所に、「一時置き場」を作りましょう。
クローゼットのドアや、押し入れの襖。ドアがあることでデッドスペースや死角が生まれて、「なんとなく、片付けにくい」原因になっていることも。クローゼットのドアは、実はドライバーを使って簡単に外せるものが多いんです。クローゼット内部が魔窟になっているという人は、一度、ドアを外してみませんか。
収納ボックスを買ったはいいものの、すぐ中身がごちゃごちゃになってしまう人は、ボックスが「深すぎる」「大きすぎる」可能性が。収めたいものの大きさに合わせて、適切な深さ、大きさのボックスに小分けすると、格段に使いやすくなります。
重ねたボックスの下の段や、シェルフの奥のほう……時間のある時は問題なくても、忙しくて余裕がなくなると、一瞬で使えなくなる「魔のスペース」に。よく使うものは、奥にあるものにもさっと手が届く、「引き出し」に収納するのが鉄則です。
引き出し収納に買い替えたり、追加したりする余裕はないぞ、という場合には、今あるシェルフに棚板をプラスして、サイズのあったボックスを組み合わせることで、簡単に「引き出せる」ようになります。
キッチンの収納。たくさん積み重ねて収納していませんか。お皿やフライパンは「立てる」のが正解。なるべくワンアクションで手が届くようにしてみましょう。
実を言うと、収納する場所があればあるだけ、ものは増えます。クローゼットにたくさん重ねて窮屈になっているプラスチックの収納ケースや、パズルのように組み合わせた収納アイテム、手放してみると実は「なくてもよかった」ことに気づく場合も。スペースに余裕が生まれると、それだけで片付けやすくなりますよ。
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また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。
五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。