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気ままに暮らそう。東京の下町「亀戸」の風情ある街並みを楽しむ

goodroomスタッフと歩く「住みやすい街」Vol.39

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気ままに暮らそう。東京の下町「亀戸」の風情ある街並みを楽しむ

自分が自分らしくいられるように、心地よく暮らせる街は自分で選ぼう。39回目にご紹介する街は「亀戸」。下町ならではの情緒が感じられ、肩に力を入れずに過ごせる雰囲気の街です。

text : Zawa from goodroom渋谷店

goodroomのスタッフが住んで本当に良かった街を紹介する連載。39回目にご紹介するのは、江東区「亀戸」です。

江東区といえば、近年湾岸エリアの再開発が著しいエリアでもありますよね。豊洲や汐見などをご存知の方も多いのではないでしょうか? そんな沿岸エリアに対し、亀戸は内陸側に位置します。墨田区や江戸川区と隣接していて、庶民的な空気感の街なんです。

ターミナル駅の新宿まで1本。約30分で到着

JR中央・総武線が利用できる亀戸駅。新宿駅までは乗り換えなし約30分で到着します。東京駅までも秋葉原か御茶ノ水で乗り換えて15~20分と、都心へのアクセスが良いのもポイントです。

お隣の錦糸町駅まで出れば、横須賀線直通の総武線快速や東京メトロ半蔵門線に乗り換えられます。渋谷などの副都心に行きやすいだけでなく、横浜方面にも簡単にアクセス可能なのも嬉しいですね。

改札は1箇所のみです。2019年度における1日あたりの平均乗車人員は57,643人。山手線が通っている大塚駅の次くらいの規模なのだとか。

改札は1箇所のみです。2019年度における1日あたりの平均乗車人員は57,643人。山手線が通っている大塚駅の次くらいの規模なのだとか。

駅ビルがあるのでお買い物も楽々。構内は横幅もあり、歩きやすいです。東武亀戸線のホームとも直結していて便利なんです。

駅ビルがあるのでお買い物も楽々。構内は横幅もあり、歩きやすいです。東武亀戸線のホームとも直結していて便利なんです。

北口エリアには大きな商店街が2つ

北口と南口、どちらもたくさんのお店がありますが、まずは北口周辺を探索。

駅を出てすぐの場所には亀戸駅前公園があります。この公園で一番印象的なのは翼の生えた3匹の亀。設置された経緯が気になって、詳細を調べてみたところ「亀戸地区が未来に向かってはばたくように」という思いが背景にあるのだとか。

江東区を守って欲しいという願いも込められているそうです。四神思想が取り入れられていてユニークなモニュメントですね。

江東区を守って欲しいという願いも込められているそうです。四神思想が取り入れられていてユニークなモニュメントですね。

駅周辺は大きなビルが立ち並び、栄えている印象。コンビニや牛丼チェーン、居酒屋などの飲食店がたくさんあります。

駅周辺は大きなビルが立ち並び、コンビニや牛丼チェーン、居酒屋などの飲食店がたくさんあります。

日暮里や三ノ輪方面に行くバスもあります。一番奥側のホームは都営新宿線が利用できる西大島行きです。

南北への移動が弱い亀戸駅ですが、その弱点をカバーしてくれるのが充実したバス路線。日暮里や三ノ輪方面に行くバスもあります。一番奥は都営新宿線が利用できる西大島行きです。

国道306号線沿いはアーケード街に。亀戸十三間商店街と呼ばれ、多くの人々が行き交っています。

駅から北へと真っ直ぐ続く、国道306号線沿いはアーケード商店街。亀戸十三間商店街と呼ばれ、チェーンの飲食店も多く賑やかです。

亀戸十三間商店街に直行して、「亀戸中央通商店街」。さらにディープな商店街が東へ長く続いています。

亀戸十三間商店街に直行して、「亀戸中央通商店街」。さらにディープな商店街が東へ長く続いています。

赤と白を基調とした外観が特徴的なパン屋さん「ジュリアンベーカリー」。惣菜パンや菓子パンなどを取り扱っています。ちょっと小腹が空いた時などに重宝しそうなお店です。

「亀戸中央通商店街」にある赤と白の外観が特徴的なパン屋さん「ジュリアンベーカリー」。惣菜パンや菓子パンなどを取り扱っています。ちょっと小腹が空いた時などに重宝しそうなお店です。

ケーキ屋さん「モンレーグ」。

ケーキ屋さん「モンレーヴ」。

リーズナブルな値段で野菜を提供してくれる八百屋さん「八百関商店」。

リーズナブルな値段で野菜を提供してくれる八百屋さん「八百関商店」。

淡いピンクの塗装が特徴的なグリーンショップさん「みのり」。このレトロな雰囲気がたまりませんね。

淡いピンクの塗装が特徴的なグリーンショップ「みのり」。このレトロな雰囲気がたまりませんね。

南口エリアには飲食店のならぶディープな通りが

駅の南側には個人経営の飲食店が立ち並びます。ホルモン屋さんもあるので、亀戸の名物を堪能できそうです。

駅の南側には個人経営の飲食店が立ち並ぶディープな通りがあります。亀戸の名物であるホルモン屋さんもありますよ。

学問の神様が宿る亀戸天神社

亀戸には、「学問の神様」と「スポーツの神様」が祀られた神社があります。
まずは「学問の神様」菅原道真公が奉られている亀戸天神社へ。受験シーズンになると多くの人が訪れることでニュースに取り上げられることもしばしば。都内でも有名な場所です。

周辺の住宅街とは一味違った雰囲気を感じます。

周辺の住宅街とは一味違った雰囲気を感じます。

写真境内には「若福」という懐石料理店があります。梅とろろが名物なんだそうです。

境内には「若福」という懐石料理店があります。梅とろろが名物。

4月下旬から藤の花が咲き誇ります。ここを訪れた時期は9月上旬だったため、綺麗な光景を目にできず、とても残念です。

4月下旬から藤の花が咲き誇るそうで楽しみ。

霞んでいて、見えにくいですが、境内からスカイツリーが見えます。

霞んでいて、見えにくいですが、境内からスカイツリーが見えます。

スポーツ振興の神が宿る香取神社

次は「スポーツの神様」香取神社。スポーツで勝利を収めたい方に人気のパワースポットなのだとか。スポーツ選手だけでなく、応援チームの勝利祈願のためにお参りをする人も多いそうです。

立派な鳥居ですね。この通りは勝運商店街といって、昭和30年を意識したレトロ商店街なのだとか。

立派な鳥居ですね。この通りは勝運商店街といって、昭和30年を意識したレトロ商店街なのだとか。

手を清めてから本殿の方に行きます。龍のモニュメントがカッコいいです。

手を清めてから本殿の方に行きます。龍のモニュメントがカッコいいです。

青々とした木々に囲まれている本殿。神秘的な空気感が漂っています。

青々とした木々に囲まれている本殿。神秘的な空気感が漂っています。

緑豊かな亀戸中央公園へ

亀戸の東には「旧中川」が流れており、川の近くは「亀戸中央公園」という広大な公園になっています。
たくさんの遊具に、テニスコートや野球場まで備え、中にはプールもある区立の「亀戸スポーツセンター」も。体を思い切り動かしたい時に重宝します。

亀戸中央公園(A地区)に着きました。こういう開けた公園で風を浴びながら、読書するのも良いですよね。

亀戸中央公園(A地区)に着きました。こういう開けた公園で風を浴びながら、読書するのも良いですよね。

特徴的な時計台。近くには学校があるため、学生さんもちらほらとベンチに座っていました。

特徴的な時計台。近くには学校があるため、学生さんもちらほらとベンチに座っていました。

亀戸中央公園(B地区)に来ました。公園の奥に進むと旧中川が見えてきます。正面に架かっている橋は中央・総武線の線路です。

亀戸中央公園(B地区)に来ました。公園の奥に進むと旧中川が見えてきます。正面に架かっている橋は中央・総武線の線路です。

右奥にあるのが「ふれあい橋」。東京スカイツリーの撮影スポットとしても人気なんだそうです。また、釣りをしている方もちらほらと。休日はのんびりとお弁当を持参して釣りを楽しむのも良いですね。

右奥にあるのが「ふれあい橋」。東京スカイツリーの撮影スポットとしても人気なんだそうです。また、釣りをしている方もちらほらと。休日はのんびりとお弁当を持参して釣りを楽しむのも良いですね。

亀戸中央公園(C地区)。子供ものびのびと遊べる広さです。ファミリー層の方が多く、明るい笑い声にホッコリしてしまいました。

亀戸中央公園(C地区)。子供ものびのびと遊べる広さです。ファミリー層の方が多く、明るい笑い声にホッコリしてしまいました。

さいごに

実はこの亀戸、私が学生時代にただ意味もなく降車して、ブラブラと散歩していた街でもあります。

今回3時間ほどじっくりと散策したことで気づいたことがあります。みんな、ハキハキと歩いているように感じたことです。下町ならではの活発さ、明るさがあって、パワーをもらえる街だと思います。

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ざわ

ざわ

グッドルーム取材スタッフ。東急目黒線ユーザー。武蔵小山と西小山、奥沢が好きです。

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