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古くて個性的なアイテムが深みを与える9.4畳1K|一級建築士・男性・30代

私らしく暮らす。Vol.512

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古くて個性的なアイテムが深みを与える9.4畳1K|一級建築士・男性・30代

人から譲り受けたり、リユースショップで発掘した古くて個性的なアイテムが、部屋に深みを与えます。約30㎡、9.4畳の1Kを落ち着ける空間をつくっていらっしゃる、一人暮らしのお部屋を拝見しました。

text & photo : 田村美葉

お部屋を見せてくれた人:Lyosukeさん

職業・年齢:一級建築士・30代
場所:都内近郊
間取り・面積:1K・30㎡
居住形態:賃貸・一人暮らし
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ヴィンテージアイテムでくつろぐ部屋

Lyosukeさんが初めての一人暮らしに選ばれたのは、築20年、約30㎡の1K。

角部屋で2階以上、日当たりもよかったことが決め手に。お部屋のテーマは、「灯るヴィンテージ」な部屋。好きなものと照明とで、夜帰った時にほっと落ち着ける、くつろぎのある空間をつくられています。

お部屋の広さは9.4畳。ローベッドを窓側に配置し、真ん中にソファ、手前にはダイニングテーブルという配置で空間をうまく仕切っていらっしゃいます。
新品、ぴかぴかのものよりも、経年したもののほうが緊張せず、落ち着けるというLyosukeさん。ソファはお祖母様の家にあったものを譲り受けたそう。
ダイニングテーブルはメルカリで。鏡はジモティで。ほかにもリユースショップなども活用し、古いものを上手に取り入れた暮らしをつくっていらっしゃいます。
ベッドには吸音パネルをヘッドボードがわりに貼ることで少しホテルライクに。枕元に植物を置き、クリーンなエリアとされています。
家具は「腰の高さより下」のラインで揃えることで、すっきりと見せていらっしゃいます。
ソファの前に置かれたコーヒーテーブルはガラス天板のものをチョイスすることで圧迫感を少なく。色味はモノトーンとウォルナット系のブラウンの組み合わせ、素材は木とスチール素材の組み合わせを意識して、統一感を出すようにしているそう。
印象的なトルソーは、ソファとベッドとの間の空間を仕切る絶妙な役割を持っています。「このトルソーもメルカリで手に入れました。部屋の真ん中になにか置きたいと思っていて、アパレルでバイトしていたこともありこれを選んだんですが、意外としっくりきています。人が来た時にはものをかけたりもできますし、アンティークなアクセントになっています」
デコラティブな飾り台はリユースショップで手に入れた物で、ガーデニングの台座として売られていたそう。よく見かけるアイテムだけではない、ユニークなものが取り入れられていることでお部屋に深みが生まれています。

ヴィンテージとポップ、名作家具のバランス

ソファに座ったときに見える景色が好き、とLyosukeさん。
棚はオープンのものを選び、お店のようなディスプレイを意識されているのだそう。
その右側にはヴィンテージなラグの上にラフに積み重ねられた本が。見せて飾ることで自然と整頓されるように。
棚の上にはヴィンテージなものとポップなものがほどよいバランスで並んでいます。
お気に入りは HOME ECONOMICS EXPERIMENT の照明。「デッドストックのライトなど、廃棄になるものに加工を施し、一点ものとして再構築しよう、というコンセプトでつくられているもので、気に入って部屋の中に2つあります」
ひとつとして同じものはないところが、Lyosukeさんらしいチョイスのアイテムです。
建築設計のお仕事をされていることもあり、特徴的なチェアを集めるようになったというLyosukeさん。こちらはチャールズ・レニー・マッキントッシュのラダーバックチェア。
こちらはフランク・ロイド・ライトの照明タリアセン。どちらも、お部屋に置かれているだけで、使われていない時もオブジェとして存在感を放ちます。
夜、帰ってきたときにはお部屋のあちこちにある照明をひとつずつ灯して。
灯りがつくとまた違った雰囲気のお部屋に。

人から譲り受けた古いアイテム、置くだけで絵になる名作家具、そしてたくさんの灯り。ひとつひとつ個性的なアイテムを選びとってつくられた、奥行きの感じられる9.4畳の空間でした。

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文:goodroom journal 編集長 田村美葉

「団地で暮らす旅好きミニマリスト」としても活動中のお部屋好きライター。宅地建物取引士。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
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