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緑と香りで始まる朝。小さなギャラリーのような1K21㎡、一人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.404

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緑と香りで始まる朝。小さなギャラリーのような1K21㎡、一人暮らしのインテリア

ささやかな心地よさを大切に、コンパクトな空間を自分らしく楽しんでいるのが、飲食店で働くMizukiさんです。お気に入りの場所や小さな工夫には、忙しい日々の中でも“気持ちよく暮らすヒント”がたくさん詰まっていました。

text & photo : Tsubottle

朝の香りと緑を楽しむ、カフェコーナーと窓辺

Mizukiさんがこの部屋を選んだ理由のひとつが「窓の外の木々の緑が素敵だったから」。実際に住んでみても、その印象は変わらず、今では窓辺が暮らしの中心的な場所になっています。

「朝起きたら部屋を少し片付けて、パンとコーヒーの用意をして。窓を少しだけ開けて、外から入ってくる季節の香りと、部屋に広がるコーヒーとバターの香りを感じながら過ごすんです。」
カフェコーナーに置かれているのは、デロンギのエスプレッソマシーン。毎日、美味しいコーヒーが楽しめるのは嬉しいですね。
この時間をもっと心地よいものにしてくれるのが、お気に入りの半円テーブル。壁に取り付けることで省スペースながら、窓辺にぴったりの“マイカフェ”を演出。
「オンラインで購入した韓国のブランドのテーブルです。ダイニングとして、また作業スペースとしてと幅広く使っています。」
横に置いたIKEAのKALLAXには、これまで集めてきたアイテムを目で見て楽しめるように収納されていました。
下段のオーバルボックスには化粧品をまとめて。

「1階なので日当たりは正直よくないけれど、だからこそ照明や小物、色使いで明るさを工夫してます。朝のこの時間が、気持ちの切り替えにもなるんですよね」
静かな朝、香りと緑に包まれて始まる時間は暮らしに欠かせないピースのひとつになっていました。

気分に寄り添い余白をつくるロフト

この部屋の大きな特徴でもあるロフトスペースは、Mizukiさんにとってまさに“自分だけのくつろぎ場所”。上階の空間にはベッドとソファ、そしてお気に入りの本が並び、静かにひとりの時間を楽しむための秘密基地のように整えられています。

「ソファ代わりに使っているのが『LOOSY』のビーズクッションなんです。最近買ったばかりなんですけど、軽くて移動しやすくて、すごく気に入ってます」
選んだのは優しいピンク色。これまであまり使ってこなかった色だったそうですが、「最近かわいいなって思えるようになって」と、Mizukiさんの気分の変化が部屋にも表れています。
クッションの隣には、小さな本棚。学生の頃に比べると読む量は減ったものの、気に入って買い集めた本たちがじわじわと増えてきたそうで、今ではこのロフトで本を読むのが何よりのリラックスタイムになっています。
ロフトには、新居に合わせて購入したロータイプのベッドも配置。
韓国ブランドのファブリックポスターを使って上手く空間を仕切られていました。 「前の家から使っているんですけど、ちょっとした目隠しにもなるし、空間がゆるやかに仕切られて落ち着きます。」

決して広くはないロフトだけれど、そこにはMizukiさんの“好き”がぎゅっと詰め込まれています。使い勝手や快適さはもちろん、気分を切り替えられる場所があることで、日々の暮らしに余白が生まれているのかもしれません。

忙しくても、自分らしく。暮らしを整える

「見た目には余裕のある暮らしに見えてるかもしれませんが、実は全然そんなことなくて(笑)」
と話すMizukiさん。仕事が不規則で、掃除や片付けが苦手な自身にとって、最初は一人暮らしが不安だったといいます。
「『部屋は“自分を最大限表現できる場所”』少し面倒でも部屋を整えることで、自分の心も整うことを知って、少しずつ工夫を重ねてきました。」

「私にとって、家はギャラリーであり、舞台でもあるんです。例えばキッチンに立つときは、自分が主役。そう思って使いやすさはもちろん、見た目にも気を配っています。」
友達からのプレゼントや仕事でもらったお酒はDIYしたボトル棚に、タイルシートを貼って好きなもののひとつとなるように。
リビングで使うコード類や文房具など、細々としたものはワゴンに仕舞うことで簡単に空間が整います。お部屋に色も加えてくれています。
暮らしのポイントは「完璧を求めすぎないこと」と「好きなもので気分を上げること」。時には散らかってもいい、でもまた整えたくなるような“好き”を散りばめておくことの大切さを感じますね。

「本当はコーヒーが好きでカフェで働いてみたいとか、語学を勉強して留学したいとか、いろんな夢があるんです。でもちょっと臆病な自分もいるから、まずはこの部屋で小さな成功体験を重ねて、自信を繋げていきたい。そのための毎日を地道にこの部屋で送りたいと思っています。」

いつも丁寧じゃなくてもいい、自分らしく整えていく。そんなMizukiさんの暮らしには、リアルでお部屋にも自分自身にも思いやりが詰まっていました。

Mizukiさん(@mizu_room.605)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/mizu_room.605/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

初期費用ナシ・おしゃれな家具・家電付きの「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・シェアレジデンスです。

goodroomがセレクト・造作した家具が揃っているため、新たに購入する必要がありません。一部施設では水回りやキッチンが共有ですが、その分掃除はgoodroomにお任せ!仕事やプライベートに時間を費やせます。

また、広々としたワークラウンジから、サウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

賃貸とホテルの中間のような、新しい住まいのサブスク。これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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