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小さく暮らすシンプリストの「集中」のしかた。頭と身体をリセットする時間をつくる

シンプリストの暮らし方 Vol.165

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小さく暮らすシンプリストの「集中」のしかた。頭と身体をリセットする時間をつくる

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、都内1LDKで二人暮らしをしていらっしゃるシンプリスト、夕街さやさんに、部屋の中でできる「集中」のしかたについてお聞きしました。

text & photo : 夕街さや

教えてくれた人:夕街さやさん

小さな暮らしが好きなシンプリスト。都内1LDK42㎡に二人暮らし。少ないものでも気分の上がる部屋づくりや暮らしを整え楽しむ工夫をInstagram・noteで発信しています。無印やIKEA、北欧インテリアを愛用中。
Instagram / note

音楽を聴くいて心身のエンジンをかける

朝起きて今日のタスクが山積みでも、気分が上がらずなかなか作業にとりかかれない、というときがしばしばあります。そんなときはイヤフォンをしてエンジンがかかるような音楽を聴くようにしています。

今は作業用BGMのようなコンテンツがたくさんあるので、そのなかから自分が前向きになれるようなものを選んで聴きながら作業しています。作業によっては音楽が邪魔になる場合もありますが、わたしはむしろ筆が進むので、日々いろんなBGMを楽しんでいます。以前読んだ自律神経の本にも、だるくて気分の上がらない日はアップテンポの曲を聴くと良いと書いてあったので、特に「今日は仕事をしたくない」という日ほどおすすめです。

作業は走り出しが大事なので、最初でつまづいたりなかなか始められなかったりすると、後の結果も芳しくありません。まずは音楽を聴きながら作業の準備して、ある程度助走をつけてからスタート。人間は思いのほか外側の影響を受けるものですから、しっかりエンジンをかけた状態で作業に入ると、その後の集中度合いも変わってくるように感じています。

時間を区切る

人間が集中できる時間は限られているので、今日の自分の体調も加味しつつ、だいたい30分から1時間でひとつの作業を終える、と決めています。もちろんその時間内ではタスクが終了しない場合もありますが、とりあえず作業は終わりにして、いったん別のことへ頭も体もシフトさせます。

タスクを完了させるために走り出すと、その勢いでつい最後まで終わらせたくなりますが、わたしの場合それは内容がいまいちな結果になることが多いです。なので、30分から1時間を1コマとして、それを一日のなかにいくつか組み込むようなスケジュールで作業を進めています。学校の授業も合間に小さな休みを挟むように、一度頭と体をリセットする時間を設けることで、また新たなアイデアが湧いてくるような気がしています。

実際、作業の合間にごはんを作ったり掃除をしたり、そのとき暮らしに必要なあれこれを挟み込むことで暮らしも滞りなく進みますし、作業のせいで他のことが後回し、という事態も防げます。わたしにはこのリズムが合っているようで、またスムーズに作業に戻ることができます。

合間家事でアイデアを補給する

合間家事は作業効率をかなりあげてくれていると思っています。仕事をしていると家事は一見邪魔な作業のように感じるかもしれませんが、頭を使ってアイデアをまとめるタスクの場合は、むしろ積極的に取り入れてもよいのでは、と思うほどです。

なぜなら家事をしているときは、ほとんど無心で手を動かしていることが多いから。料理や掃除をしていると、頭がからっぽになり体だけが黙々と作業をしている状態になります。このような状態のとき、ふと良いアイデアが浮かぶことがあるのです。これはとてもおもしろいのですが、わたしの場合は家事や散歩、お風呂に入っているときによく起こります。そのふとしたアイデアが次の作業の呼び水になって、また新しいページを書き始めることができるから不思議です。

それを感覚的にわかっているから、いま頭に浮かんでいるアイデアがすべてではない、という気持ちでいつも作業を進めています。一度アイデアがからっぽになったら合間家事を挟んでリフレッシュ。無心になって自分の深い部分から自然とアイデアが浮かんでくるのを待ちます。ときにはごろごろしたり、目的なく散歩をしたり。一見これは集中していないように思われるかもしれませんが、次の作業への下準備になる大切な時間なのです。

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