思いを馳せる時間旅行
1LDK(35.35㎡)
3LDKのお部屋で二人暮らしをしているryotaroさん。インテリア関係の仕事に就くryotaroさんがピンときた、お部屋にフィットするアイテムを3つ教えてもらいました。
text : Asako Sakurai
3LDKのお部屋で二人暮らしをしている、ryotaroさん。
そんなryotaroさんに、暮らしに取り入れて良かったアイテムを3つ教えてもらいました。
まず一つ目に紹介してくださったのは、風の流れを可視化してくれるインテリア。その名も「くるくる」です。
「ウォールナットで作られた羽が、部屋の風を利用して回転するアイテム。絶妙な均衡を保ちながら、くるくる回っている様子が気に入っています」
「一目惚れでした。たまたまInstagramで『くるくる』を見つけて、気づけば購入していました(笑)。今振り返ると、『くるくる』を眺めていると、大自然の中でゆったりと回る風力発電のプロペラが思い浮かびます。
その光景を何も考えずにただぼんやりと眺めていたい。そんな心地よいひとときを部屋でも体現したくて、一目惚れで購入しました」
「ふと癒される時間が増えた気がします。いつ見ても絶妙なバランスを保ちながら美しく回っている様子にとにかく癒されています」
続いては、木肌が美しいビーチ材を使用し、お尻の形に沿うように設計された座面が特徴的なSHOEMAKERのスツール。
「特に気に入っているのは座り心地と木の肌ざわり。自分にオーダーされたかのようなフィット感と、脚をかけた時の『自然の木に触れている』という感覚がたまらなく好きなんです」
「さまざまなシーンで使えるスツールやチェアを探していたところ、ACTUSのYouTubeでSHOEMAKERスツールを知り、購入しました。家族だけで営む工房で手作業で作られていて、80年代に廃業を経験しながらも、今までずっと家族で受け継がれてきたスツールなのだそう。
動画を見たとき、ちょうど妻の妊娠がわかったばかりのころ。『そんな家族が紡いできたスツールを、私も生まれてくる子どもに座ってほしい』と思い、それが最終的な決め手となりました」
「ちょっとした時間が、とても有意義で幸せに感じるようになりました。髪を乾かすときや調理中の待ち時間、バタバタしがちな朝食など。ソファやダイニングチェアに座るほどではないけれど、ちょっと腰掛けたいなあと思うことがよくあります。このスツールは、そんな時に活躍してくれる一脚です」
最後は、座り心地がよく、さらに折りたたみもできるラウンジチェア。
「背もたれと座面の奥行き、肘掛けの高さなどが考え抜かれた、座り心地の良いラウンジチェアです。
特に気に入っているのは気軽さ。簡単にコンパクトにできるので部屋の中でも気分に合わせて気軽に場所を変えてくつろげるところが気に入っています」
「このチェアは前の賃貸に住んでいる時に購入しました。当時部屋が縦長で狭く、ソファが置けないこともあり、1人掛けのチェアを探していた時に出会ったんです。
折り畳みできて、ウチでもソトでも使える気軽さ・座り心地の良さ……。ここまで完璧なラウンジチェアがあるのかと驚いたくらい、私の暮らしにフィットして購入したことが印象深い思い出です」
「暮らしの中には”気軽さ”が重要だと常々思っています。私は飽き性なので、ずっと同じ場所や配置は退屈してしまう。でも気軽に動かせるNychairがあることで、いつもとは違う景色でくつろいだり、本を読むことができるんです。
Nychairは今の家にきてからも私を飽きさせずに、様々なくつろぎ方を提案してくれます」
※価格は紹介者さんが購入時のものです。
賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。
ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。
五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。
「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら