TOMOS 優雅な暮らしを味わう
2LDK(52.65㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、築47年の団地に暮らすミニマリストのお金をかけすぎずシンプルに整えるインテリアのルールについてまとめました。
text & photo : Miha Tamura
家具を買うときに一番重視していることは「機能性」です。
以前は、「憧れのあのブランドの照明がほしい」とか、「北欧ヴィンテージのキャビネットがほしい」とか、見た目やブランドに影響された家具選びをしていました。
でも、私はとことん流行に流されやすいミーハーな性格。そうやって手に入れた家具のほとんどが、合わせてみるとちぐはぐだったり、しばらく経つと好みに合わなくなってきたり……。
今の部屋にある家具は、「自分にとって必要な機能を備えている」ことを一番のポイントに選びました。必要な機能があるなら、安いものでも気にしません。ただし逆に、「そのアイテム唯一無二の機能がある」なら、少し価格が高くても手に入れます。
そうすることで、見た目はかっこいいけどイマイチな使い心地だったり、全体の統一感がなかったり……という部屋から、「使い勝手もよく、シンプルに整った部屋」という、私なりのスタイルに落ち着くことができました。
和室の部屋から洋室メインの部屋に引越しをするにあたり、ソファベッドとサイドテーブルを新たに購入しました。
そのときに重視したのは「サイズ感」。スマホのアプリを使って、どのぐらいのサイズのものであれば部屋に置いたときにしっくり収まるのかを確認。そのサイズに合うものをとことん探しました。
今売られているものの中になければ、メルカリなどフリマサイトも探します。
そうやって見つけたのが、今は廃盤になっている IKEA のソファベッドとネストテーブル。
大きい家具が少なめの部屋なのですが、収まりのよいサイズ感のものを選んだこと、端に寄せすぎず適度なゆとりをもって置くレイアウトで、殺風景すぎない部屋にできていると思います。
インテリアの教科書の最初に書かれている「色の統一」。
引越し前に住んでいた部屋は木の家具が多く、明るいパイン・オーク系の木の色に、白やグレー、ベージュのファブリックを合わせていて、なんとなくナチュラルに揃いすぎて野暮ったいイメージもありました。
それでいて、揃っていなかったのは金属の色。ニーチェアエックスの脚の色はシルバーなのに、デスクの脚はアイアン。バルミューダのランタンは白……と、それだけでマチマチな印象でした。
今の部屋では、サイドテーブルとして、白とグレーのスチールのネストテーブルを導入。安いパイン集成材を天板にしていたデスクにも、グレーのデスクマットを貼って、部屋の家具から「木」の割合を減らしました。
また、デスクの脚には白のマスキングテープを貼ることで、金属の色は、白〜グレー、シルバーまででだいたい揃うように。
「色」は統一させつつ、「素材」はミックスさせることで、野暮ったさがだいぶ軽減されたように思います。
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田村美葉
田村美葉
団地で暮らす旅好きミニマリスト。千葉の団地に住んでいます。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
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