憧れの「品プリ」暮らし。「品川プリンスホテル」でのホテル暮らしレビュー
リアルなホテル暮らしをお届けする連載「ホテル暮らしの365日」。第23回目は、「品川プリンスホテル」での生活の様子をお伝えします。オフィス街というイメージが強い品川ですが、住んでみるとまた違った側面が見えてきました。…
現在ホテル暮らしまっただ中のgoodroomスタッフ、イワタリサが、リアルなホテル暮らしをお届けする連載「ホテル暮らしの365日 」。第24回目は、初めて長期滞在する関西でのホテル暮らしについてご紹介します。
text:Risa Iwata
ホテル暮らしの魅力のひとつは、住む場所を自由に選べること。
私はこれまで2年以上、東京を中心にホテル暮らしをしてきました。サブスクリプションサービス「goodroomサブスくらし」を活用し、東京や地方のさまざまなホテルでの生活を楽しんでいます。
コロナウイルスによる行動制限が落ち着いてきてから、平日は出社することがほとんど。そのため住む場所も、ほとんどが東京都内です。ですがせっかく住む場所を自分で決められるなら、1年に1回くらいは東京とは違う場所に行ってみたい、という思いも大きくなっていました。
そして今回、私が選んだのは「大阪」です。2週間、まだ暮らしたことのない土地での新鮮な生活を楽しんできました。
2週間の大阪滞在を振り返ってみると、やはり東京では味わえない新鮮な楽しさがありました。
東京でホテル暮らしをしている期間が長いため、やはり東京でのホテル暮らしはかなり落ち着いてきました。「ホテルって落ち着くの?」と聞かれることは今でも多いですが、私にとってはもう東京のホテルでも「自分の家」という感覚が強いんです。
しかし、出かけるたびに電車の乗り換え方や道順をこまめに調べなければいけない土地での暮らしは面白く、刺激的でした。知り合いに会うこともなく、まったく見ず知らずの土地で過ごす時間は、私にとっても大きなリフレッシュになりました。
今回の滞在で選んだホテルは「ホリデイ・イン&スイーツ新大阪」。新大阪から徒歩10分の場所にあるホテルです。
このホテルを選んだ理由は「仕事のしやすさ」と「部屋の広さ」です。滞在中はリモートワークがメインとなるため、ホテルで過ごす時間の快適性を求めました。
実際に暮らしてみて、宿泊するだけのビジネスホテルを超える「住みやすさ」にこだわりを感じました。
滞在した部屋は18㎡と、大きめなサイズ感。広々としたダブルベットに大きなデスクも用意されており、ゆったりと過ごせます。
部屋のお風呂はシャワーブースで、バスとトイレは分かれています。シャワーブースも洗面台も広くて使いやすい設計となっており、体重計も置いてありました。
さらに嬉しかったのは扉つきのクローゼット。ホテル暮らしをする上で、クローゼットがあるととても便利なんです。服をハンガーにかけて収納できるため皺になりにくいですし、ホテルのスタッフにあまり見られたくない荷物も隠せます。
今回のお部屋にあるクローゼットはサイズが大きく、数日分の冬服だけでなくキャリーケースまで収納可能!使い勝手がよく、嬉しいポイントです。
お部屋以外にも、ホテルの施設が充実しています。ランドリーやジムがホテル内で利用可能ですし、朝食もリーズナブルな価格でいただけます。ホテルの目の前にもコンビニやドラッグストアがあり、暮らす上で困ることはありません。
さらに7:00~12:30と14:00~21:30の間は、新大阪までの無料シャトルバスが20分間隔で出ています。駅まで歩くとちょっと遠いので、出かけるときはほとんどこのシャトルバスを利用しましたました。天気の心配をせず、すぐに駅まで行けるのはとても嬉しいですね。
新大阪は交通アクセスの良さが魅力です。梅田や道頓堀、京都へも行きやすく、新幹線もすぐに利用できます。
そのため、休日は大阪を満喫するべく様々な場所にでかけました。
まずは初めて訪れた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。ひとりで行きましたが、とても楽しめました。いちばん嬉しかったのは「ニンテンドーワールド」に入れたこと!テンションが上がり、「スーパーマリオシリーズ」に出てくるキャラクター「クリボー」の被り物を買ってしまいました。
また、心斎橋にある都市型サウナ「大阪サウナDESSE」にも行きました。サウナ好きな私にとって、どうしても行きたかった場所です。
「都市型」サウナですが、テーマが異なる本格的なサウナを8種類も楽しめます。どのサウナもクオリティがとても高いです。音や視覚、香りにもこだわっていて、五感で楽しめます。サウナとしての質の高さと、エンターテイメント施設としての楽しさ、どちらも体感できました。また行きたい……!
ほかには梅田にある「サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋」も楽しみました。サウナ好きの間では「聖地」と言われる場所。施設の充実度が非常に高い上に、女性でも広々としたサウナを楽しめます。ずっと行きたかった場所だったので感動しました……!
ほかにも「梅田」や「道頓堀」の街並みを堪能できましたし、さらに京都や広島にも足を伸ばしてみました。東京に住んでいたらなかなか訪れることができない場所まで行けて、充実した2週間を過ごせました。
今回の滞在では、平日はほとんどリモートワークでした。
ホテルに滞在する時間が長かったため、じっくりとホテルのお部屋での時間も楽しめました。
部屋には広いデスクがあるため、作業にしっかり集中できます。出社スタイルも好きですが、自分が快適に過ごせるスタイルで自由に仕事をする楽しさも久しぶりに味わえました。
またこのホテルでは、映画を1日中ノンストップで放送している「ザ・シネマ」が楽しめます。NetflixやPrime ビデオのように自分で選んで再生するのではなく、テレビのように映画がずっと放送されています。
巻き戻しや倍速再生ができないため、映画に集中できます。なので仕事が一段落ついたら、とにかく映画を楽しみました。普段であれば、部屋で映画を見る時間があれば外に遊びに行ってしまいます。それでも毎日映画を楽しんでしまうほど、ホテルでの居心地がよかったです。
ホテルだけでなく、新大阪という場所も快適に暮らせた理由だと思います。
私がイメージする大阪は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」や「道頓堀」、「通天閣」。ですが今回滞在した新大阪は、梅田や天神といった繁華街や観光地からは離れていて、駅から少し歩くと静かな住宅地が広がります。
そのため、新大阪のホテルに戻ってくると、どこか落ち着きを感じます。繁華街や観光地のど真ん中に住むのも楽しいかもしれませんが、落ち着いた環境だからこそ味わえる「日常」の感覚も大きな魅力だと思います。
*
旅行のような新鮮さだけではなく、ホテルに戻れば「家に帰る」という感覚もあった、今回の大阪滞在。
2週間という期間は、どこか旅行に来た感覚もありながら、その土地での「暮らし」を味わえます。特に今回は、新大阪という土地で暮らしたからこそ、刺激的だけど地に足がついた生活ができたと思います。
私にとっては、定期的に東京を出て暮らす時間が必要なんだなと気づきました。次はどこに行こうか、またじっくりと考えてみようと思います。
ホテル暮らしについてより詳しく知りたい方はこちら!
ホテル暮らしとは?費用やメリット、おすすめしたい人の特徴をまとめました
「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。
家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。
goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。
毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?
イワタリサ
イワタリサ
goodroomホテル暮らし社員&サウナ部部長。新しいもの好きなハングリー20代。サウナと古着屋とだし巻き玉子が好き。座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
Instagramでホテル暮らしの日常を更新中!:https://www.instagram.com/iwtr_37/