初めて二人で買った棚に、お気に入りの器たちを
リュウさんと夏窓さんが二人暮らししている、55㎡の2LDK。「よしなにハウス」と名付けられたこの部屋は、訪れた人が誰でも「よい具合に」過ごせる空間を目指しています。インテリア選びで大切にしているのは、誰かから譲り受けたものや、地元で愛されているもの、旅行の記念に持ち帰ったものなど、それぞれに物語のあるものを選ぶこと。お二人の思い出に、ものが重ねてきた時間も加わり、住まいに少しずつ味わいが生まれていきます。
キッチンのそばに置かれたヴィンテージのガラス棚は、引っ越しの記念にヤフーオークションで初めて一緒に購入した家具だそうです。お皿を集めるのが好きなお二人が、器の柄やかたちがよく見えるように並べられ、眺めているだけでも楽しい光景が広がります。お気に入りの器をしまい込まず、日々の一部として楽しむ。使うときだけでなく、ふと目に入るたびにうれしくなるような、器を飾る楽しみが伝わってきます。(このお部屋はこちら)
自作の器も並べて。手持ちを全部見れる食器棚
76㎡の3LDKで二人暮らしをする、野田さん。「一緒に住むけれど、ひとりの時間も大切にしたい」という思いから、異なる生活リズムや趣味を尊重しながら、それぞれの時間も楽しめる暮らしを送っています。住まいには、ヴィンテージ家具やご自身で制作された陶器など、五感で楽しめるものがあちこちに。見せる収納を取り入れながら、雑貨の配置やバランスにもこだわっているそうです。
引っ越しを機に購入したというガラス扉の食器棚には、お気に入りの食器とともに、野田さんが陶芸教室で制作した器も並んでいます。収納としてはもちろん、眺めて楽しむ場所にもなっています。「持っているお皿が全部見えるので、料理に合わせて選ぶ楽しさが生まれました」。きれいに陳列されていると、それだけで気持ちが高まり、使いながら楽しまれています。(このお部屋はこちら)
好きな食器はこの一段に収まるだけ。見せる収納へのこだわり
42㎡の1LDKで二人暮らしをする、夕街さん。お気に入りのアイテムを「飾る」と「使う」の両方で楽しめるよう、オープンな収納を取り入れた部屋づくりをしています。持ちものを見えるようにすることで、今あるものを把握し、必要なものを見極める。数を管理することで、ひとつひとつのアイテムを厳選し、自分たちらしい暮らしを楽しむことにつながっているようです。
料理が苦手だという夕街さんは、オープンな食器棚にしたことで、好きな食器を目にするたびにうれしい気持ちになり、料理をする意欲も湧くようになったそうです。食器は、この一段に収まる分だけと決めているのだとか。いつも目に入る場所に並べておくことで、手持ちのものを把握でき、むやみに買い足すことも減ったといいます。お気に入りを眺める楽しみを大切にしながら、ものの持ち方も自然と整えていく。収納の工夫が、家事を心地よくするだけでなく、自分にとって本当に必要なものを見つめ直すきっかけにもなっているのですね。(このお部屋はこちら)
眺めるも、使うも。器が彩る日々の暮らし
atsukoさんが一人暮らしをしている、31㎡のワンルーム。goodroomオリジナルリノベーション賃貸の「TOMOS(トモス)」の部屋は、グレーのアクセントクロスが落ち着いた雰囲気を演出する、無垢フローリングの空間を、白と木の家具を中心にすっきりとまとめています。ご飯を作ることが好きで、家で過ごす時間があるときには、料理をしていることが多いというatsukoさん。北欧の食器や、陶器市などで出会った日本の作家さんの器を集め、日々の料理に取り入れながら楽しんでいらっしゃいます。
キッチンと居室の間にある小さなスペースには、ユニットシェルフを置き、たくさんの器を収納。大切な器をいつも目に入る場所に飾り、日々の料理にも取り入れていらっしゃいます。「あの器を使いたいから、今日は何をつくろう?」と、器をきっかけに料理のメニューを考えることもあるのだそう。眺めて楽しむだけでなく、料理をする時間にも楽しみを添えてくれる。そんな器との付き合い方が素敵です。(このお部屋はこちら)
DIYの棚で、ギャラリーのような美しい光景
naokiさんが3人暮らしをする、約70㎡の2LDK。部屋に合わせて家具をつくったり、オープンな棚に作家ものの器などお気に入りを並べたり。ひとつひとつにこだわりを込めながら、自分たちらしいインテリアをかたちにしているそうです。すっきりと統一感のある空間でありながら、木のぬくもりや好きなものの存在が感じられる居場所。DIYを通して、自分たちにとって心地よい住まいを少しずつつくり上げています。
キッチンの壁には、取り付け金具が見えないように設置したオープン棚が。等間隔に並べられた器は、照明に照らされることで、その美しさがいっそう引き立っています。中央に飾られた濱岡健太郎さんのリム鉢は、奥さまと一緒に買いに行った、思い入れのあるアイテムなのだそう。木の家具をベースに、作家ものの器や手づくりのアイテムを組み合わせることで、統一感のなかにもあたたかみを感じられる空間に。お気に入りの器を飾ることも、インテリアの一部として楽しんでいらっしゃいます。(このお部屋はこちら)
古道具と器を楽しむ、カフェのような空間
一番のお気に入りは、骨董品屋さんでたまたま見つけたという食器棚。「食器も自分たちのお気に入りのものを見せるように飾ることができるし、この一角はすごく気に入っています」。ガラス扉越しに見えるのは、ひとつひとつ大切に選ばれた、味わいのある器たち。古い家具ならではの風合いが、お気に入りの食器をいっそう引き立てています。好きなものを飾って眺める楽しみが、日々の暮らしのなかに豊かな時間を与えてくれている気がします。(このお部屋はこちら)
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監修:goodroom journal 編集長 田村美葉
「団地で暮らす旅好きミニマリスト」としても活動中のお部屋好きライター。宅地建物取引士。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
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文:goodroom ライター ワタヌキ
元インテリア雑貨店スタッフ。現在はライフスタイルショップで本に関わる仕事をしながら、2020年からグッドルームのライターとして活動。いつの日か猫と暮らすことを夢見る、リノベ部屋の住人です。間取り図を見るのが好き。よく模様替えをします。編み物とゲームが趣味。(詳しいプロフィールはこちら)
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