TOMOS 打ち上げ花火
1R(18.83㎡)
シンプルでミニマルな暮らしの中でも、「殺風景」にはならないように。お金はかけすぎず、お部屋を整えたい。6畳のワンルームに一人暮らしをしながら、好きを楽しむミニマルな暮らしを発信されているなかそにーさんに、「お金をかけすぎない」インテリアのルールについてお聞きしました。
text & photo : なかそにー
値段だけを理由に家具やインテリアを選ばないこと。毎日使う椅子や照明などは、多少高くても気に入ったものを選びます。ただ、オリジナルのデザイナーズ家具には手が出ないので、ジェネリック家具を購入することもあります。
自分の身の丈にあったインテリアを「安いか」ではなく「納得できるか」で選ぶことを大切にしています。
以前は「とりあえず安いものでいい」で選び、買った後に「なんか違うな…」となることがよくありました。毎日使う家具なので、日々のもやっと感がないことは大切だと考えています。
妥協して買ったとしても、本当に欲しかったものへの気持ちが満たされることはありませんでした。その経験から、最初から納得できるものを選ぶようになりました。

買い物で迷うことが減り、結果的に無駄な出費も減りました。
気に入った家具は長く使いたいと思えるので、買い替えも少なくなります。「安いから買う」ではなく「自分が良いと思ったデザインだから買う」という基準ができたことで、部屋にも愛着が湧くようになりました。
物が増えたからといって、すぐに収納家具や収納ボックスを買わないこと。収納を増やせば一時的には片付きますが、物を減らすきっかけがなくなります。まずは「本当に必要なものか」を考え、それでも必要なら収納を追加するようにしています。
以前は物が増えるたびに収納を買って、なんとなく部屋を整えていました。でも、収納が増えると「まだ入るから」と物も増えていく。これではいつまで経っても物が減らないと気づき、収納を増やす前に物を見直すようになりました。

物が増えにくくなり、部屋を掃除したり片付けたりする時間も減りました。
収納家具そのものが減ったことで、部屋に余白が生まれたのも大きな変化です。収納を増やすのではなく、持つ量をコントロールする方が、結果的にお金も空間も節約できると感じています。
インテリアを選ぶときに、「生活に必要な機能」と「なくても困らないけど、あると気分が上がるもの」は分けて考えることを意識しています。例えば照明なら、明るくするだけなら安価なものでも十分。でも、毎日見るものだから好きなデザインのものにする、という選択もします。
ミニマリストになって物を減らしていく中で、「必要最低限=我慢すること」ではないと気づきました。生きていくために必要なものだけ持つという観点で物を選ぶと、生活が少し味気なくなる。自分の好きな暮らしを叶えるために必要なものは、人それぞれ違います。
だからこそ、僕は間接照明など、無くても問題がないアイテムもインテリアに取り入れています。それは自分の暮らしが豊かになるからです。

ミニマルだけど、決して殺風景ではない。そんな自分の好きな空間で暮らせるようになったことが大きな変化です。
ノイズの少ないすっきりとした部屋でありながら、必要な機能は揃っていて、好きなデザインのものや心が落ち着くものに囲まれている。物を減らすだけではなく、「自分にとって心地よいものを残す」という視点を持てたことで、部屋にいる時間そのものがより好きになりました。
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