「持たない暮らし」だからこそ、睡眠環境にはこだわりたい。 Sleepy Tofu のマットレスが、goodroom residence 渋谷道玄坂 VILLAGE に導入されました!
「持たない暮らし」の人にこそ、「居心地のよさ」を担保できる空間を提供したい。グッドルームが運営するライフスタイルレジデンス「goodroom residence」で導入した、台湾発のブランド「Sleepy Tofu」のマットレス。ホテル暮らし女子が実際に泊まって、その良さをレポートします。…
軽やかに暮らす人を紹介していく連載。今回は実家を出て「goodroom residence」で初めての一人暮らしをスタートさせた、新卒社員のSさん。これまで一人暮らしと言えば賃貸、といった考えしかなかったSさんがレジデンスを選んだ理由、住み心地やこれからのことについていろいろ伺いました!
text : Asako Sakurai
「goodroom residenceは、賃貸での一人暮らしを始める前の練習台にぴったりの場所です」
そう話してくださったのは、goodroomの新卒1年目のSさん。
Sさんはご実家を出て初めて一人暮らしをする際に、自社のサービスであるgoodroom residence(以下、レジデンス)を選びました。
本当は賃貸に住むのが憧れだけれど、今はレジデンスでの生活がしっくりきていると話してくれたSさん。その理由や、現在住んでいるときわ台での生活の様子について聞いてみました。
ー新卒で入社して7か月ほどが経ってから一人暮らしを始めたと伺いました。きっかけは何だったのでしょうか?
実家が西東京の方なのですが、品川にあるオフィスとの行き来がしんどくなり、実家を出ようと決めました。通えない距離ではなかったのですが、電車で片道2時間の距離を往復するのは大変で……。
本当は、自社サービスである賃貸の「TOMOS」で暮らしたいとずっと思っていたんです。でも気に入った物件はなかなか空きが出ないし、初期費用も高くて、家具家電を揃えるのも億劫……。その準備も手間で、一人暮らしを先延ばしにしてしまっていました。
ーそんな中、もう一つの自社サービスである「goodroom residence」での入居を始めた決め手は何でしたか?
現在住んでいるのは「goodroom residence 板橋ときわ台」という物件です。11月に一般入居が始まったばかりで、とても綺麗だったということ、また自分が初めての入居者だという新鮮さもあって決めました。
実は入社したばかりのころは、まだ自社のサービスを理解しておらず、「初めての一人暮らし=賃貸」しか選択肢がありませんでした。
でも入社してから先輩や同期など、実際にレジデンスを利用している人の話を聞くことで、現実味が湧いてきたんです。
家具家電が一通り揃っていて、明日からでもすぐに新生活を始められる手軽さが魅力でした。
ー実際にレジデンスに生活してみて、まだ1ヶ月ほどですが住み心地はいかがですか?
想像以上に快適です。ときわ台は会社と実家の間にあるので、どちらにも通いやすい立地も魅力ですね。
初めは自分のものが少なく、愛着を持って暮らせるのか?落ち着かないのではないか?と不安だったのですが、それも杞憂に終わりました。
なぜなら、居室部分の家具のほとんどが無印良品のもので統一されているので、まるで自分の部屋にいるかのように居心地がいいから。毎日過ごす場所なので、温かみのある色合いの壁紙もとても落ち着きます。ホテルのような「借り暮らし」感がほとんどありません。
ー共有スペースもよく使われますか?
在宅で作業をすることも多い職種なので、その際は必ず共用のラウンジスペースで仕事をするようにして、オンとオフを切り替えています。ラウンジには大きなモニターもあるので、作業がしやすいです。
部屋はダラダラゆっくりする場所、ラウンジは仕事をする場所、と同じ建物内で切り替えられて用途を使い分けられるのは思いのほか自分に合っていました。
ーときわ台は初めて暮らす場所だと思いますが、生活してみていかがですか?
池袋駅まで東武東上線で10分ほどと、とにかく便利!実家にいるよりも都内に出るのが早くてびっくりしています(笑)。
駅前には商店街があるなど賑やかな一面もありますが、すぐに住宅街が広がり、落ち着いていてのんびりできるいい街です。
休日はよく図書館で借りた本を片手に、近所の平和公園に散歩に行って、ベンチに座って読書をします。広くてゆったりとしていて、子どもの笑い声が聞こえて……。とても贅沢なひとときです。
ー具体的に、初期費用と生活費の内訳を教えてもらえますか?
初期費用は、サブスくらしの会員費980円と、1か月分の家賃8万円だけ。新しく買い足したものは何もなかったので、初期費用でかかったのは本当にこれだけです。(※一般の方は、初期登録料9,800円が別途かかります)
ほか1ヶ月生活してみての、内訳はこんな感じでした。
家賃 8万円
食費(外食込) 1.5万円
水道光熱費 0円(Wi-Fi利用料含め、すべて家賃に含まれている)
通信費(携帯利用料) 0.4万円
日用品 0.3万円
交通費 1万円
交際費 1万円
合計:12.2万円
まだ一人暮らしを始めたばかりなので、これが高いのか安いのかも分かっていないのですが……。
ーだいぶ費用を抑えて生活できていると思います!何か工夫している点はありますか?
友人と食事に行く以外は、会社にも必ずお弁当を持って行くなど、自炊を心がけています。作るレシピを事前に考え、買い物リストを作って、2週間分の食材をまとめ買いするのがポイントです。
元々実家にいるころから、何か一つ買ったら一つ手放す、といったことを意識していましたし、物欲もあまりないほう。何か欲しいと思ったら、まず他のもので代用できないか考えるようにしているのも工夫の一つかもしれません。
例えばときわ台に来てから「ハンガーがもっとあったら便利なのに」と思ったことがあったんです。でもその度にハンガーを買い足していたら、いくらでも増えてしまう。だったら、今あるハンガーに収まるぶんだけの洋服で生活しよう、と思考を切り替えられるようになりました。
モノが少なくても生活できるんだと気づくことができたのも、ここでの暮らしを始めたことが大きいかと思います。
ー「一人暮らしをするなら賃貸がいい」とおっしゃっていましたが、今でもその気持ちは変わりませんか?
意外とレジデンスでの暮らしも楽しめているので、急いで賃貸暮らしに変えることは今のところ考えていません。でもインテリアへのこだわりは変わらず捨てきれていないので、良いTOMOSの物件と巡りあえたら、その時に考え直したいです。
それよりも、レジデンスから一人暮らしを始めて良かったと思うことがいろいろあって。
それは「賃貸での一人暮らしを始めるまえのステップにちょうど良い」ということ。
例えば私は、実家では料理を一切してこなかったのですが、自立した生活を送るために今は頑張って自炊をする習慣ができています。今後も節約と健康のために、自分には料理ができる広めのキッチンが必要なのだと気づきました。
それから最低限自分に必要な家具家電が何なのかも分かるようになりました。いまレジデンスにあるもので私は十分だと感じているので、もし賃貸での生活が始まっても、余計なものは買い足さずに新生活が始められそうです。
初めから何でも買い揃えてしまうと、余分なものがあったり、自分のライフスタイルには不要なものだったりと、無駄なことも多そうですよね。
今はそうして、未来の「一人暮らしスキル」を高めている、といった感覚で生活しています。
賃貸は引っ越そうと思えばいつだってできる。今自分の中に「レジデンス」という新たな選択肢が生まれたからこそ、せっかくなので他のレジデンスも転々としながら、一人暮らしを楽しみたいと考えています。
「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・シェアレジデンスです。
goodroomがセレクト・造作した家具が揃っているため、新たに購入する必要がありません。一部施設では水回りやキッチンが共有ですが、その分掃除はgoodroomにお任せ!仕事やプライベートに時間を費やせます。
また、広々としたワークラウンジから、サウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。
賃貸とホテルの中間のような、新しい住まいのサブスク。これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら