TOMOS かわいく、たのしく!
1R(15㎡)
部屋の中だけではなく、街まるごとが生活の舞台。どんな暮らしをしたいか、理想の暮らしは何かを明確にし、住みたい街やエリアを見つけた3人の体験談をまとめました。
text : トクイアラタ
「狭くても、好きな街で暮らしたい」という思いから、約48㎡の1LDKから約28㎡の1Kへと移り住んだRikuto さん。駅から歩いて10分かかるお部屋も、好きな街を歩ける楽しさにつながっているそう。

前に住んでいたお部屋より狭くなった分、家事動線をより考えたレイアウトを意識しているそう。
窓際に配置したベッド、ソファは対角になる位置に。「自分がどう歩くかを想定してそのスペースを広くとる」ことを意識して家具を配置することで、起き抜けの朝も動きがスムーズに。

部屋をより広く見せるために、カーテンではなくブラインドをチョイス。カーテンだと開けているときに幅を取ってしまうけど、ブラインドだと幅を取らずに済むそう。

収納も一工夫。季節ものの毛布やラグなどをIKEAの衣装ケースに入れ、ベッドの下に隠していらっしゃるそう。スペースを広く見せてくれる大きな鏡の裏にも収納棚があります。

Rikuto さんいわく、小物だけだとカラフルなものを集めても殺風景になりがち。壁に差し入れとしてポスターをプラスすると部屋の印象がガラッと変わったと言います。
ポスターであれば安価なものと取り入れやすく、これはすぐにでも真似が出来そう。
好きな街に住みたいから、妥協できる部分はする。でもだからといって暮らしやすさは妥協せず手を加えていくRikuto さんの姿勢は、見習うものが多いなと思わされました。
Rikuto さんのインタビューはこちら:1LDKをやめて「好きな街で暮らす1K」へ。一人暮らしのインテリア
10年間過ごした世田谷区から、山梨へと移住した熊木さん。都内の最新設備が揃ったマンションから、山梨の築50年の古い賃貸アパートへと移り住むという、思い切った決断をされました。

「移住するぞと決めた時、『自然をそばで感じられて、そこそこ広い部屋』を基準に探していました」

「この部屋を内見した時はまだリノベーションされる前の状態だったんですが、間取りの使いやすさと、窓からたっぷりと入る光、そして何より山が見える景色に惹かれて即決しました」

「東京にいた頃は、高いブランド家具を無理して買うこともありました。山梨に来てからは、古道具屋で出会った味わいのある棚や、自分で色を塗って作った少し歪んだ食器棚なんかを愛用するようになりました。完璧じゃなくても、自分が手を加えた空間の方が愛着が湧くんです」

熊木さんが暮らす山梨のお部屋は、坂を登った高台のアパート。このお部屋の最大の魅力は、窓の向こうに広がる圧倒的な自然の風景だそう。熊木さんはカーテンをつけず、窓から見えるこの景色をインテリアの「借景」として楽しんでおられるとのこと。

「引っ越してきた最初の春、目の前が一面ピンク色の絨毯みたいになっていて驚きました。全部桃の木だったんです。春から夏にかけては山の落葉樹が鮮やかなグリーンに変わり、そこにぽつんと一本だけ桜が咲いたりする。雨の日も雪の日も、窓の外の景色をぼーっと眺めているだけで飽きません」
都内から山梨へ生活を基盤を移した熊木さんのお話を聞いていると、東京での生活に疲れを感じつつある筆者には、自然を慈しみ、肩肘を張らず無理をしない、細部に宿る美しさに気付ける住環境に、羨ましさのようなものを感じてしまいました。
熊木さんのインタビューはこちら:築50年のアパートで「無理をしない」豊かな暮らし。1LDK 一人暮らしのインテリア
ITベンチャーの営業職で働くヒガさん。「goodroom サブスくらし」を使って、ホテルやマンスリーマンションを転々とする暮らしをされています。30代半ばになり、生活に対して感じるモヤモヤを整理していった結果、「サーフィンをしながら暮らしていきたい」という気持ちに気づいたのだそう。

「もういい大人なんだから、結婚をして、やりたいことはある程度我慢しないとね」30代半ばになると、そんな風に友人に諭されることが増えたそう。ヒガさんからすると、友人の気持ちはわかるし周りは結婚していくけれど、自分の中で結婚の優先度は高くない。「この先、自分はどう生きていきたいんだろう」と、自問していきました。
すると、今よりずっと若いころ「人生、一度はサーフィンをしながら暮らしてみたい!」と考えていたことを思い出し、なら独身の今のうちに、日本中の波がいい場所を転々としながら暮らしてみたいと思い立ち、ホテル暮らしを始めました。

転々と暮らしていき中でも印象的だったのは、千葉の九十九里浜の近くにある宿。海まで歩いていける距離で、サーフショップも近くにあって、サーファーにとって最高の立地だったそう。

他にも、ヒガさんが先日まで暮らしていた藤沢は「よそ者に優しい街」だったそう。海で声を掛け合ったり、飲み屋では常連さんに交じって喋ったりなど。サーフィンは自然が相手のスポーツだから、地元の方にいろいろ教えてもらうことことも多く、自然と仲良くなる機会も多かったそうです。
自分の生きたい生き方を明確にして、知らない街に住んで、知らない人と出会い、自分の人生を広げていく。年齢を自覚することは大事だけれど、年齢を言い訳にしないヒガさんの生き方から、真似できる部分は多くあるのではないか?と思わされました。
ヒガさんのインタビューはこちら:「人生一度は、サーフィンをしながら暮らしてみたい」。34歳で夢を叶えるために、私はホテル暮らしを始めた
「goodroom サブスくらし」は、全国700の施設から次に住む部屋を選んで、気軽に長期滞在できるホテル・マンスリーのサブスクリプションサービス。
家具・家電が揃っているため、スーツケースひとつで身軽にお引越し。月ごとに違う拠点を選んで暮らせます。
これまでにない、もっと自由な暮らしを始めてみませんか?

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