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8.4畳1Kで暮らすミニマリストの「クローゼットのルール」。無理なくすっきりを保つコツ

シンプリストの暮らし方 Vol.132

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8.4畳1Kで暮らすミニマリストの「クローゼットのルール」。無理なくすっきりを保つコツ

少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、1LDKから8割のモノを手放し、8.4畳1Kにお引越しされたWoodyさんに、「クローゼットのルール」についてお聞きしました。

text & photo : Woody

教えてくれた人:Woodyさん

インテリア好きのミニマリスト・シンプリスト。普通の会社員、一人暮らし。モノで溢れた1LDKから、8割のモノを手放し、8.4畳1Kに引越し。物量を減らすことだけにフォーカスせず自分が心地良いと思う「最低限」で暮らしています。
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「増やす」と「減らす」のバランスを大切にする

新しい服を買うときは、興味を惹かれてワクワクしますよね。ぼくは、それと同じくらい「自分のクローゼットの中にも興味を持つこと」を意識しています。

増やすばかりでは、クローゼットはすぐに溢れてしまいます。そのため、新しい服を買おうと考えたときや衣替えのタイミングでクローゼットを見直し、今の好みに合わない服や、劣化したりサイズが合わなくなった服を手放すようにしています。

以前は今よりも厳しくクローゼットを管理していて、「Tシャツは〇枚・パンツは〇本」と細かく決めていましたが、それでは窮屈に感じてしまい、長続きしませんでした。そこで、「増やすことを考えたら減らすことも意識する」という、ざっくりとしたルールに変えました。

「増やす」と「減らす」のバランスを意識するようになってから、自然と one in one out(ひとつ買ったらひとつ手放す)ができるようになりました。また、新しい服を買ってもハンガーや収納ボックスを買い足す必要がなくなり、スッキリしたクローゼットを無理なく保てています。

服を買うときは「安さ」で選ばない

服を買うときは、いくつかのポイントを意識して選ぶようにしています。

「今持っている服とコーディネートしやすいか?」
「お手入れがしやすいか?」
「さまざまなシーンで使えるか?」
「いつか手放すとき、どうするか?」

服は買って終わりではなく、実際に暮らしの中で着てこそ役割を果たすもの。
そのため、「安いから」という理由だけでは、服を選ばないようにしています。

以前は深く考えずに「安いから」という理由だけで服を買っていて、その結果、クローゼットの中は着ていない服でいっぱいに。時間が経つと変色したり、サイズが合わなくなったりして、結局捨ててしまうことも多かったです。

たくさんの服を無駄にしてきた経験があるからこそ、今はきちんと暮らしに取り入れられる服を選ぶようにしています。

「安さ」だけで服を選ばなくなったことで、買い物の失敗がほとんどなくなりました。また、常に「今持っている服とコーディネートしやすいか?」を考えているため、着回しの利くクローゼットを作れています。持っている服が少ないと、着回しを考えること自体もとても簡単です。

「着ていない服」を最小限に抑えられていることで、資源を無駄にしていないという安心感にもつながっています。

限りあるスペースで賢く収納する

使っているハンガーは「MAWAハンガー」です。衣類がすべり落ちにくく、緩やかなカーブによって肩の部分が張り出さないように設計されています。非常にスリムなので、賃貸の狭いクローゼットでも効率よく収納できます。

パンツ用には、Standard Productsの「滑りにくいスラックスハンガー」を使用しています。MAWAハンガーと色味が近く、クローゼットに統一感が出る点がお気に入りです。こちらもスリムなため、圧迫感を抑えられます。

また、季節外の服はキャリーケースに収納しています。旅行に行かないときは「ただの箱」になりがちなキャリーケースを収納として活用することで、省スペースにもつながりました。

Woody さんの 断捨離のルールはこちら:8.4畳1Kで暮らすミニマリストの「断捨離のルール」。“モノの連鎖”を絶って無理せず減らす

シンプルに暮らすためのコリビングレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。

家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

身軽に暮らす住まいのサブスク「goodroom サブスくらし」

「goodroom サブスくらし」は、家具・家電つきのマンスリーレジデンス、そしてホテルに2週間〜1ヶ月単位で住み替えが可能なサービスです。

家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。

毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?

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