TOMOS 窓から迎える新緑
1R(15.86㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、リノベーションされた団地で一人暮らしをしている saya さんに、「クローゼットのルール」についてお聞きしました。
text & photo : saya
わたしの部屋は、ほとんどがオープン収納で、扉のついたクローゼットがありません。
掛けられるものはハンガーラックへかけて、ニットや部屋着はりんご箱を重ねた棚へ、靴下やタオルなどの小物類は種類ごとにカゴへ収納しています。

以前はクローゼットやチェストに収納していた時期もありましたが、見えない場所はどうしても荒れがちで。容量を超えているのに無理やり押し込んだり、仕舞いきれない服が横に積まれていくのを横目に見るのが小さなストレスでした。

オープン収納は掃除や整理整頓が大変なイメージもありますが、目につく分いつも綺麗な状態にしておくように意識が向くし、その状態をキープできていれば特に整理も必要なくなります。
種類別に分けておけば一目でどこにあるか分かりやすいし、着ていないものもすぐわかるので管理しやすく自分に合っているなと感じています。
うちはニットもコートもノースリーブも一年中出しっぱなし。
仕舞い込んでしまうと簡単には取り出しにくいし、何を持っていたかも忘れてしまうので、衣替えはせずにオールシーズンの服を出しています。
最初に一人暮らしを始めた部屋がとても狭く、シーズンオフの服を片付ける場所もなかったのがきっかけなのですが、面倒くさがりの私にとっては衣替えの手間を省けるのがとても楽で、引越してからもこのままのスタイルで続けています。

冬でもニットの下にタンクトップを着たいなと思うこともあるし、春になったと思ったら急に冬に逆戻りしてコートが必要になることもあるので、全部手の届くところにあってすぐに取り出せるこの形が気に入っています。
旅行が好きなので、海外など気温が全く違う場所に行く時も、わざわざ奥から引っ張り出す手間がいらないのもいいポイントです。
自分にフィットするかどうか、買う時はインスピレーションを大切にしています。
アイテム自体はすごく可愛いけど着ると違和感があったり、手持ちの服と合わせる想像がつかなかったりするものは名残惜しいけど諦めます。

自分好みだったりすると諦めきれなくて、色やデザイン、サイズ感などちょっと私には合わない気がしても、着てるうちに馴染むんじゃないかと淡い期待をもって買いたくなるのですが、そういう時の直感はだいたい正解で、数回着て手が伸びなくなってしまうパターンに陥りがち。買ったばかりなのにやっぱりなんか違うなと思った時のがっかり感はとても大きいです。
最近では、イメージできるものに出会った時は自分でもコレ!とわかるので、無駄に悩まなくてもよくなり、ひとつの服を長く大切にできるようになりました。

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