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シンプルに暮らす人が「手放して正解だったもの」10選。「あるのが当たり前」をやめてみる

暮らしを灯すアイデア集 Vol.478

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シンプルに暮らす人が「手放して正解だったもの」10選。「あるのが当たり前」をやめてみる

「あるのが当たり前」と思っているそのアイテム、じつはなくても暮らしの質は変わらないかも?ものを持ちすぎずにシンプルに暮らす人が「手放したもの・買い換えたもの」をまとめました。

text : Miha Tamura

水切りかご

「小さな家で暮らすようになってから、水切りかごを手放しました。調理スペースを片づけたら、今度はそこにふきんを敷いて、洗ったお皿をどんどん並べていきます。洗い終えたら、別のふきんで拭きあげて、食器棚に戻しておしまい。水切りかごを置いておくと、なんとなく物がたまる状態を作ってしまうので、そもそも「キッチンに物の置き場を作らない」という意味でも手放してよかったな、と思っています」(このお部屋はこちら)

台ふきん

「市販の台ふきんは使わず、晒をハサミでカットして台ふきんとして利用しています。ある程度汚れてきたらコンロまわりの油汚れを掃除して、使いきってから廃棄することにしています。 以前は台ふきんを漂白剤でつけ置き消毒していたのですが、廃棄するタイミングが分からず、長期間使いがちで時々ニオイが気になっていました。晒の汚れが気になってきたタイミングで「捨てる前に他に掃除できるところはないかな?」という強制掃除トリガーになるので、コンロまわりや床の油ハネなど、後回しが減りました」(このお部屋はこちら)

ゴミ箱

「我が家にはゴミ箱がありません。ではゴミはどうするのかというと、キッチンにひっかけているビニール袋に入れ、1日溜めたら捨てるというスタイルです。分別ゴミは、現在住んでいるマンションは屋内に専用のゴミ集積スペースがあるため、そこへこまめに捨てに行っています。ゴミを増やしたくない気持ちから、リサイクルできるものや買ったお店にお返しできるものは、捨てるのではなく再利用できる場所へ持っていくようになりました。ゴミ箱をなくしたことで「捨てる」から「再利用する」へ意識が切り替わったことは、まさにうれしい誤算でした」(このお部屋はこちら)

排水口ネット

「深いプラスチックのゴミ受けに水切りネットをつけていたときは、ぬめぬめとしたネットに触るのが苦手でついゴミを溜めがちに。そうすると、ゴミ受けの中は常に濡れているため雑菌も繁殖しやすく嫌な匂いやぬめりが発生するという悪循環でした。浅型で目詰まりが少ないパンチングストレーナーにしたので、それまでつけていた水切りネットが不要に。ゴミが溜まったらすぐにティッシュで拭き取るだけ。ぬめぬめと無縁になりました」(このお部屋はこちら)

ラグ

「毛足の長いラグを置いていた時期があったのですが、来客時に髪の毛やホコリが絡んでいないか気にして何度もコロコロをかけたり、定期的にクリーニングに出す……といったメンテナンスが億劫に感じるようになり、思い切ってラグなし生活に切り替えました。手放してからは、床掃除がとにかくシンプルになりました。掃除機をかけて、電動モップで磨くというシンプルな2工程で床掃除が終わるのが本当に楽だし、ダニなどの心配もなく衛生的だと思っています」(このお部屋はこちら)

プロジェクター

「テレビよりはかさばらない点はよかったのですが、使用する都度セッティングしたり、視聴中に充電が切れたりするのがストレスでした。普段の生活で動画をみるだけなら iPad でも十分かも?と思い切って手放し、家具配置の自由度が高まったと思います。洗える&衝撃に強いカバーを使っているので、気兼ねなくキッチン、洗面所、ベッド、という感じで移動しながら見られるのも一人暮らしに合っています」(このお部屋はこちら)

ソファ

「テレビ・プロジェクターを手放したことで、定位置に座る必要がなくなったので、連動して手放すことにしました。大きなソファがなくなったことで、家具配置の自由度がさらに高まりました。今はカールハンセンのキューバチェアを使っていますが、部屋の中だけでなくベランダに出して外の風を楽しんだりと、家具の解釈が大きく広がったなと感じています」(このお部屋はこちら)

布団カバー

「引越してから、昼間はソファとして使っているデイベッドで寝るようになり、布団は、ニトリの「カバーなしで使える温度調整掛ふとん」に買い替え。自宅の洗濯機で丸洗いができるため、布団カバーが必要ありません。ボックスシーツもやめて、ラプアンカンクリのリネンマルチタオルを敷いて寝るように。布団カバーは交換のたびに、四隅をいちいち紐で結んだり裏返したりする作業が億劫。大きくてなかなか乾かないこともあって洗い替えが必要で、そうすると替えのカバーをしまっておく収納スペースも必要……。「布団カバーを使わない」という生活に変えてから、これらのストレスから一気に解放されました」(このお部屋はこちら)

観葉植物

「手放したきっかけは、ずっと「おしゃれだな」と思ってお部屋の写真を拝見していた方が、「お世話が苦手なので、植物は置いていない」と話していたこと。そう聞くまで、そのお部屋に植物が全くないことに気付いておらず、「おしゃれなお部屋には、必ず植物がないといけない」という思い込みが覆された瞬間でした。手放してからは、「植物を置きたい」という気持ちが「そうしないといけない」という思い込みだったと気づき、ストレスがなくなり楽になっています。団地は窓の外に緑も多く、季節の移り変わりは外を眺めれば感じることができ、それで十分でした」(このお部屋はこちら)

アロマディフューザー

「家に入った瞬間にいい匂いがするお部屋に憧れていて、いろんなアロマ関連のグッズを試してきました。ただ、私の部屋は玄関近くに畳があり、家に入った瞬間に感じる匂いは、どんなアロマグッズを置いても「い草の香り」に上書きされてしまいます。「いっそのこと、なくてもいいか」と置くのをやめてみたら、逆に香りがそれほど気になることもなくなりました。玄関からも、余計なものがなくなりすっきりしました」(このお部屋はこちら)

シンプルに暮らすためのコリビングレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。

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田村美葉

田村美葉

団地で暮らす旅好きミニマリスト。千葉の団地に住んでいます。goodroom journal でこれまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。(詳しいプロフィールはこちら)
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