TOMOS 愛着のある暮らし
1DK(31㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、30代一人暮らしのシンプリスト、三納明子さんに、「やめた家事」についてお聞きしました。
text & photo : 三納明子
市販の台ふきんは使わず、晒をハサミでカットして台ふきんとして利用しています。ある程度汚れてきたらコンロまわりの油汚れを掃除して、使いきってから廃棄することにしています。

以前は台ふきんを漂白剤でつけ置き消毒していたのですが、廃棄するタイミングが分からず、長期間使いがちで時々ニオイが気になっていました。かといって毎度ティッシュを使うのはもったいないし……と思っていたところに、折衷案として晒を活用してみてはどうかと考えたのがきっかけです。
晒の汚れが気になってきたタイミングで「捨てる前に他に掃除できるところはないかな?」という強制掃除トリガーになるので、コンロまわりや床の油ハネなど、後回しが減りました。目的は「掃除」なので、ふきんを消毒して繰り返し使うことに時間を割くことよりも、他の汚れている箇所を掃除することに労力を割くほうが効率的だなと感じています。晒は水切れもよく、本当に使いやすいです。
床掃除は、ロボット掃除機をやめて軽量・コンパクトなスティック掃除機に変更しました。
以前は時短になると思ってロボット掃除を利用していたのですが、機器自体の掃除が発生したり、専用パーツの継続購入が必要だったりと、トータルで見るとそこまで工数削減になっていないことに気づき、シンプルなスティック掃除機に変更しました。

50㎡そこそこの家であれば、普通のスティック掃除機でも十分運用できますし、メンテナンスが不要なので楽です。専用ダストバッグ不要でそのままゴミ捨てできるタイプがコスパ良くおすすめ。
家電が少ない方が圧倒的にインテリアが洗練されるので、置き場所や配線管理に悩むよりはミニマル家電に移行するのもアリかなと感じています。
ラグ類を部屋に置かないことで、根本的に床掃除の工数を減らしています。
以前は毛足の長いラグを置いていた時期があったのですが、来客時に髪の毛やホコリが絡んでいないか気にして何度もコロコロをかけたり、定期的にクリーニングに出す……といったメンテナンスが億劫に感じるようになり、思い切ってラグなし生活に切り替えました。

床掃除がとにかくシンプルになりました。掃除機をかけて、電動モップで磨くというシンプルな2工程で床掃除が終わるのが本当に楽だし、ダニなどの心配もなく衛生的だと思っています。
私の場合は家具をかなり少なく厳選しているので、障害物が少ない床を掃除するのはさほど苦も無く、こまめな掃除習慣を保てています。


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