TOMOS サザンカとともに
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少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、30代一人暮らしのシンプリスト、三納明子さんに、「お金をかけすぎないインテリアのルール」をお聞きしました。
text & photo : 三納明子
全体のバランスを考えながら、「おしゃれなアイテムを買い足す」よりも、「ノイズになるものを減らす」ことを強く意識しています。
例えば、コンセントから伸びる電源コードはどう工夫しても生活感が出てしまうので、コンセント式の家電自体を極力置かないようにしています。家電が減るとリモコンも減るのでかなりスッキリします。
他にも、生活用品を買い替える際は、なるべくカラーレスで目立たないものを選ぶようにしています。 素敵なアイテムを見ているとあれもこれも欲しくなるのですが、どんどん予算がかさみますし、たくさんのアイテムをうまくまとめるのは私のような一般人には結構難易度が高いなと感じています。
どちらかというと、まずはホテルのようなノイズのない生活空間を作るところからスタートし、それをベースに自分の好きなテイストを少しずつ足していく方法がコスパがよいです。
インテリアを引き算で考えるようになってから、かなり支出が減ったなと感じます。コンセント配線隠しや、リモコン収納、色味がごちゃついたものをしまう収納棚といった「隠すための工夫や出費」が不要になるので、逆に本当に欲しいものに予算をかけられるようになりました。
シーズンアイテムは、「シーズンごとに本当に気に入ったものだけを2~3品程度まで」というルールにしています。
インテリアショップで季節のアイテムを見ていると気分が上がるのでついつい毎年新しいものが欲しくなってしまうのですが、やっぱりお部屋の雰囲気のベースになる家具にお金をかけたほうがコスパがいいので、「ほどほどに、厳選して」を心がけて楽しむようにしています。
不思議なもので、ベースとなるお部屋がすっきり整っていると、ほんの少し季節の要素を足すだけでもすごく引き立ちます。数の上限を設けると「本当に気に入ったものだけ」になるので、結果として毎年飽きずに使うのでムダ買いが減ったなと思います。
インテリアに加えると一気に垢ぬけてこなれた雰囲気にしてくれるお花や枝物。生花の美しさにはかなわないですが、造花のメリットもたくさんあるので、私は柔軟にインテリアに造花を取り入れることでコストを抑えています。
最近の造花はかなり質が高くぱっと見ではとわからないものも結構あります。特に、本物のドライの枝を混ぜるとかなり雰囲気がでるのでおすすめです。
以前は花屋さんで季節のお花を買っていたのですが、常に状態の良いものが手に入るとも限らず、結構なお値段になることが悩みでした。それでも時々お花を飾りたくて、造花を取り入れてみたらどうかと考えたのがきっかけです。
自分の好きなタイミングで飾れますし、掃除や水替えの手間もなく、毎年繰り返し使えるので、コスパは最高だと思います。
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