サービスアパートメントとは?ホテルや賃貸との違いや料金の相場を解説
賃貸のように自由に生活しながら、さまざまなサービスを受けられる「サービスアパートメント」。どのような暮らし方なのか、ホテルや賃貸物件との違いとあわせてご紹介します。賃貸物件では難しいような憧れの生活も、もしかしたら実現できるかもしれません。…
賃貸物件に引越す際に必要な、初期費用。敷金や礼金、仲介手数料など、さまざまな項目の費用がかかるため、事前にきちんと計算しておく必要があります。
この記事では、初期費用の基礎知識や費用を抑えるためのテクニックを解説。さらに、初期費用を大幅に抑えつつ理想の暮らしを叶える「新しい選択肢」もご紹介します。
text:RYO ODA
一般的に、賃貸契約の初期費用は家賃の6〜7ヶ月分が相場です。
たとえば、家賃8万円の部屋を借りる場合、初期費用だけで約45〜60万円が必要になると考えられます。引越し代や家具家電の購入費を加えると、必要な費用の総額はさらに膨らむでしょう。

初期費用は高額になりやすいですが、見積もりの中に「必ずしも支払わなくてもいい項目」が含まれているケースもあります。
・消毒・消臭代: 入居前の室内消毒費用
・24時間サポート費用: 鍵の紛失や水回りのトラブルに対応するサービス
・簡易消火器代: 購入は任意
初期費用を抑えるための代表的なテクニックを、5つご紹介します。うまく活用できれば、数十万円単位で費用を削減できるかもしれません。
1: 敷金・礼金ゼロ(ゼロゼロ物件)を選ぶ
2: フリーレント物件を探す
3: 仲介手数料の安い会社を利用する
4: 閑散期(6〜8月など)を狙う
5: 値引き交渉をする
しかし、初期費用が安くなるからと言って安易に飛びつくのは、あまりおすすめできません。目先の初期費用が安くなっても、退去時に高額な請求が来たり、トータルでの支払い額が結局変わらなかったりする「落とし穴」も存在するからです。
メリットとリスクをどちらも正しく理解した上で、自分の状況に合わせて選択しましょう。

敷金と礼金がともに0円の「ゼロゼロ物件」を選べば、初期費用を大きく削れます。
もし、ほかにも気になっている賃貸物件が
・家賃8万円
・敷金・礼金が各1ヶ月分
である場合、ゼロゼロ物件を選ぶだけで同じ家賃でも16万円もの節約になりますね。
ただし敷金がない分、退去時に「クリーニング費用」や「原状回復費用」などの費用をすべて支払う必要があります。初期費用が安く済んでも、退去費用がその分高額になってしまうかもしれません。
フリーレントとは、入居後の一定期間(1〜3ヶ月程度)の家賃が無料になる契約のことです。
たとえば「フリーレント1ヶ月」の物件であれば、入居初月の家賃はゼロ円。初期費用のうち「前家賃」の負担をゼロにできます。
しかし家賃が無料になっても、管理費・共益費は通常通り発生する場合が多いです。そのため、支払いに漏れが無いよう注意しましょう。

不動産会社によっては、仲介手数料が半額、さらには無料となっている場合があります。
ただし、紹介される物件の選択肢が狭い可能性があります。仲介手数料が安い会社の場合、不動産会社が自社で管理している物件や、大家さんから広告料が出る物件を優先的に紹介しているケースが多いからです。
また、手数料を安くする代わりに「消毒代」や「事務手数料」などの名目で別の費用が上乗せされている可能性もあります。初期費用の見積もりが出たら、費用項目をくまなくチェックしておきましょう。
不動産業界の閑散期にあたる6月〜8月は、初期費用を抑えるチャンスです。
大家さんは、1月〜3月の繁忙期でも空室が埋まらなかった物件については、条件を緩めてでも入居者を募集しようとします。
閑散期なら、家賃の値下げ交渉や、礼金のカット、フリーレントでの入居といった交渉も比較的通りやすくなるでしょう。また、物件の初期費用だけでなく、引越し業者の料金も繁忙期より安く済む可能性が高いです。
とはいえ、市場に出回っている物件数は繁忙期よりも少なめです。また、転勤や入学など、自分で引越しタイミングを選べない場合は、時期をずらすのも難しいでしょう。

入居者が決まりにくい物件や、長期間空室が続いている物件なら、値引き交渉に応じてくれる可能性があります。
値引き交渉を成功させるコツは「初期費用が希望の金額になれば即決します」という意思を明確に伝えることです。
たとえば「礼金を0.5ヶ月分にしてもらえれば、今日のうちに申し込みます」といった具体的な提案が効果的でしょう。
しかし、しつこく交渉を迫ってしまうと「面倒な入居者だ」と判断されかねません。入居審査で不利になったり、ほかの入居希望者が優先されてしまう可能性もあります。
そもそも「値引き交渉とかあまりしたくない」と感じる人も多いでしょう。あくまで「最後の切り札」として取っておくのがおすすめです。
忘れてはならないのが「家具家電の購入費用」と「引越し費用」です。
一人暮らしを始める場合、冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど、さまざまな家具家電をイチから揃える必要があります。新品で購入すると、安く見積もっても20万円程度の出費になるでしょう。
さらに引越し業者への支払いも含めると、トータルで30〜40万円近くかかることも珍しくありません。
物件の初期費用だけでなく、新生活を始めるための総額まできちんと考えましょう。

「初期費用を抑えるためには、限られた物件の中から選ぶしかない」
「理想の暮らしは、お金が貯まってから」
と考えている人もいらっしゃるかもしれません。しかし「goodroom residence」なら、初期費用を抑えながらも、賃貸ではなかなか叶えられない「新しい暮らし」を楽しめます。
「goodroom residence」は、グッドルームが企画・運営するマンスリー・コリビングレジデンスです。コワーキングスペースのような「仕事のための場所」に加えて、サウナやカフェといった充実した共用部を自由に利用しながら、賃貸のように居心地の良い個室で生活できます。

広々としたワークラウンジだけでなく、本格的なサウナ、ゆったりくつろげるカフェ、身体を動かせるフィットネスルーム。普通の賃貸物件では実現できないような、充実した共用部を自由に使えます。
※利用可能な共用部施設は拠点により異なります。


個室にはベッドやデスク、冷蔵庫、洗濯機といった家具・家電も備え付けられているため、気軽に入居できます。

必要な初期費用は、初回利用時のみ発生する事務手数料9,800円(初回以降の利用時には不要)と、初月の家賃・管理費等のみ。敷金や礼金、仲介手数料は一切かかりません。

電気・ガス・水道・インターネットの費用も月額料金に含まれており、面倒な契約手続きも不要です。
また内覧から申し込み、契約までスマホひとつで完結します。最短1ヶ月から契約できるため「とりあえずお試しで住んでみる」といった使い方もできます。
goodroom journalでは「goodroom residence」で実際に暮らしている人々のインタビューも掲載しています。
【アカザワケイスケさん:30代フリーランス】
一人暮らしは不安だったけれど、エントランスが明るく、人の温かみが感じられるgoodroom residenceでの暮らしは、とても快適です。
自炊をよくするので、キッチンやダイニングにいる時間が長いです。キッチンはとても使いやすく気に入っています。シンク・調理台・コンロがシームレスにつながっていたり、収納スペースが下部にまとまっていたりして、作業がしやすいんです。
サウナもよく利用しています!生活費は月13万円くらいで無理なくやりくりしています。

【アツシさんとユカリさんご夫妻:海外と日本の多拠点生活】
ホテルは快適だけど高かったり自炊ができなかったり、マンスリーマンションは単身向けが多くて、二人暮らしには合わないことも。
でもgoodroom residenceなら、二人並んで料理ができる広いキッチンがあるし、価格は二人で月11.5万円ほど。二人で寝られるベッドがついた個室もあります。
さらにコワーキングスペースがあるところがいいですね。私たちは声を発する仕事なので、部屋とコワーキングスペースに分かれて仕事ができるので助かりました。こうした場所がなければ、どちらかがカフェに行ったりしなければならず、余計なお金がかかってしまいますから。

【Sさん:goodroom1年目社員】
気に入った物件はなかなか空きが出ないし、初期費用も高くて、家具家電を揃えるのも億劫……。その準備も手間で、一人暮らしを先延ばしにしてしまっていました。
「goodroom residence」は想像以上に快適で、まるで自分の部屋にいるかのように居心地がいいです。温かみのある色合いの壁紙もとても落ち着きます。

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。
家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。
これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

織田諒
織田諒
編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。