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シェアハウスはやめとけと言われる理由は?失敗しない選び方を解説

軽やかな暮らしのはじめ方 Vol.112

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シェアハウスはやめとけと言われる理由は?失敗しない選び方を解説

複数の人と同じ建物で生活する「シェアハウス」。後悔のない選択をするためにも、改めてシェアハウスのデメリットやあまり向いていない人の特徴、シェアハウスならではのメリットについて確認しておきましょう。さらにシェアハウスが気になっている人におすすめの「コリビングレジデンス」についてもご紹介します。

text:RYO ODA

なぜ「シェアハウスはやめとけ」と言われるのか?4つの理由

「シェアハウス、楽しそうだけど、本当に大丈夫?」

家賃の安さや新しい出会いに惹かれつつも「やめとけ」という周囲の人やネットの意見に、不安を感じていませんか?

シェアハウスを選んで後悔しないためにも、デメリットとメリットどちらもきちんと把握しておくのが大切。

まずは、なぜ「やめたほうがいい」と言われるのか、主な理由を4つご紹介します。

画像:goodroom residence 調布国領

プライベートな時間・場所の確保が難しいから

シェアハウスと一人暮らしとの最大の違いは、プライベートな空間や時間の確保が難しい点です。

たとえ個室があったとしても、完全に一人きりになれる時間は、想像以上に少ないかもしれません。常に他人の気配を感じてしまう可能性がありますし、帰宅してからも同居人とのコミュニケーションは避けられないでしょう。

場合によっては、自分とは性格が合わない人とも住まなければならないかもしれません。良好な関係のまま過ごすのが理想的ですが、喧嘩をしてしまったり関係が悪化したりしても、距離を取るのが難しいでしょう。

「家では一人でくつろぎたいな」と感じる人は、ストレスを感じやすいと考えられます。

画像:goodroom residence 保土ヶ谷

同居人とのズレが気になってしまうから

生活におけるさまざまな「ズレ」も、ストレスに感じてしまう可能性があります。

たとえば、次のようなものが考えられます。

・生活リズム(夜型か朝型か)
・衛生観念(きれい好きか、大雑把か)
・掃除の習慣(こまめにきれいにしたいか、まとめて一気に掃除したいか)

人によって、上記のような価値観や許容範囲は異なります。ちょっとした違いが積み重なり、大きな負担に感じてしまうかもしれません

たとえば、あなたは「使った食器はすぐに洗う」のが当たり前だと思っていても、同居人は「後でまとめて洗えば効率的」と考えているかもしれません。結果、キッチンにはシンクに使われた食器が溜まっていく……。

基準や習慣は人それぞれだからこそ、こうした小さなズレが大きなストレスに変わってしまうかもしれません。

画像:goodroom residence 戸塚

生活音や騒音が気になってしまうから

複数人がひとつの建物で生活するため、生活音の問題も発生しやすいです。

深夜のシャワー音、テレビや音楽の音漏れなど、個室にいてもさまざまな音が気になってしまう可能性があります。また生活リズムが異なる人が住んでいる場合、音で睡眠が妨げられてしまうことも。

物件によっては壁が薄く、隣室の会話まで聞こえてしまうケースも考えられます。音が気になってしまう人にとっては、大きな負担に感じてしまうでしょう

シェアハウス独自のルールに縛られてしまうから

シェアハウスでは、複数人で生活する上でのルールが決められているケースが多いです。

たとえば「友人の宿泊は禁止」「来客は月に◯回まで」と、来客を制限しているシェアハウスも多いでしょう。

ほかにも、共用スペースの使い方や消灯時間など、さまざまなルールが設けられている場合もあります。制限されることなく、自分の好きなペースで生活したいと考えている人は、窮屈に感じてしまうかもしれません

悪いところばかりじゃない。シェアハウスのメリット

ここまで読んでみて「やっぱりシェアハウスはやめておいたほうがいいのかな……」と感じる人もいらっしゃるでしょう。

とはいえ、デメリットばかりではありません、逆にシェアハウスだからこそのメリットもあります。

「シェアハウスはやめたほうがいい」という意見は、万人に当てはまるわけではありません。あくまで相性の問題です。

「やめたほうがいい」という意見のみを聞いて判断するのは、少しもったいないかもしれません。シェアハウスのメリットにも、目を向けてみましょう。

初期費用を抑えられる

シェアハウスなら、賃貸暮らしよりも初期費用を抑えられる可能性が高いです。

一般的に、賃貸暮らしの初期費用は高額です。

・敷金
・礼金
・仲介手数料
・保証会社費用や火災保険料
・家具や家電の購入費用

計: 家賃の5〜6ヶ月分+10〜20万円以上

しかしシェアハウスなら、5〜10万円程度の初期費用で済むケースも多いです。家具や家電も揃っているのが一般的であるため、購入費用や引っ越し費用も少なく済むでしょう。

画像:goodroom residence ときわ台

孤独を感じにくい

帰宅しても、ひとりではありません。誰かがいてくれるからこそ、一人暮らしよりも孤独を感じにくいというメリットもあります

体調が悪い時に誰かが助けてくれたり、悩みがあるときには話を聞いてくれたり。こうした日々の小さな支え合いが、大きな精神的支えになるはずです。

常に人の目があるからこそ、防犯面でも一人暮らしより優れているでしょう。自分とは異なる考え方や職業、国籍の異なる人と暮らすことで、視野も広がりそうですね。

充実した共用部を利用できる

シェアハウスなら、賃貸暮らしよりも充実した設備を利用できる可能性もあります。

・複数人で料理を楽しめる広いアイランドキッチン
・大画面で映画を楽しめるシアタールーム
・本格的なマシンが揃ったフィットネスジム

このような環境を一人暮らしの賃貸で用意するのは、とても難しいでしょう。複数の同居人とシェアするからこそ実現できる暮らし方ですね。

画像:goodroom residence 戸塚

シェアハウスはやめておいたほうがいい人の特徴チェックリスト

ここまで、シェアハウスのデメリットとメリットの両面を見てきました。

メリットも捨てがたいけど、もし合わなかったらどうしよう。そのような不安をより解消するために、簡単なチェックリストをご用意しました。

□ 一人の時間を誰にも邪魔されずに過ごせないと、強いストレスを感じる
□ 他人の生活音(足音、話し声、ドアの開閉音など)が一度気になると、頭から離れない
□ キッチンや洗面所など、水回りの汚れには敏感だ
□ 自分の決めたタイミングで、自由に料理や洗濯、入浴をしたい
□ 人に気を遣って、言いたいことを我慢してしまうことが多い
□ 初対面の人と話すのが苦手で、自分から話しかけることはない
□ 自分の持ち物を他人に触られることに強い抵抗がある
□ 決められたルールを守るよりも、自分のペースを優先したい
□ 友人や恋人を、気兼ねなくいつでも部屋に呼びたい。
□ お金よりも、プライバシーや自由を重視する。

上記の項目は、共同生活において摩擦が特に生じやすいポイントです。

もし5つ以上当てはまるなら、シェアハウスでストレスを溜め込んでしまう可能性が高いかもしれません。一度立ち止まって、本当にシェアハウスを選ぶべきか考えてみましょう。

goodroom residenceなら「いいとこ取り」な生活ができる

シェアハウスが気になっている人におすすめしたいのが、グッドルームが企画・運営するマンスリー・コリビングレジデンス「goodroom residence」です。

コリビングレジデンスとは、複数の人と同じ物件をシェアする共同生活型の住まいのひとつ。一般的なシェアハウスとは異なり、コワーキングスペースのような「仕事のための場所」も用意されています。

個人のプライベートな空間は確保しつつ、併設されたワークスペースや共用部では仕事に集中したり、気分転換の場所としてマイペースに過ごしたり。「住む・働く」がひとつになったような、新しいタイプの住まいです。

同じ拠点で暮らす人との距離感を保ちやすいため、シェアハウスに苦手意識を感じる人にもおすすめです。

カフェ併設の、広々としたラウンジ。画像:goodroom residence 学芸大学

goodroom residence なら、ワークスペースやサウナなど、共用部も充実しています。生活に必要な家具・家電も揃っているだけでなく、初期費用はたったの9,800円。敷金・礼金は不要です。

これまで常識とされてきた一人暮らしとはまた違った、新しい形の生活が楽しめるはずです。

自由に使えるシェアキッチンには、必要な家電や道具が揃っています。画像:goodroom residence 越谷
本格サウナを利用できる拠点も。サウナの質にもこだわっています。画像:goodroom residence 調布国領
グリーンが特長的な個室。画像:goodroom residence 戸塚
きれいな木目調がポイントのお部屋も。画像:goodroom residence 保土ヶ谷
気分転換をしたいときや、仕事に集中したいときに。好きなタイミングで自由にラウンジを利用できます。画像:goodroom residence 戸塚

シンプルに暮らすためのコリビングレジデンス「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリー・コリビングレジデンスです。

家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

三宅  

 

織田諒

織田諒

編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。

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