TOMOS 愛すべき未来に
1R(25.92㎡)
軽やかに暮らす人を紹介する連載。今回はgoodroom新卒社員のNさんに、賃貸での一人暮らしのメリットやデメリット、今後叶えたい理想の暮らしなどについて伺いました。
text : Asako Sakurai 写真提供:Nさん
「賃貸には、夢がある。理想の暮らしを一つずつ叶えていく楽しさがあるから」
そう話してくれたのは、今回お話を伺ったNさん。Nさんは、goodroom社の新卒社員で、2024年4月に関西から上京してもうすぐ1年が経とうとしています。
Nさんが現在暮らしているのは、goodroomのオリジナルリノベーション賃貸「TOMOS」。賃貸での一人暮らしを選んだ理由や、今後叶えたい暮らしのことなどについて聞いてみました。
ーNさんは現在、大田区にあるgoodroomのオリジナルリノベーション賃貸「TOMOS」にお住まいだと伺いました。自社が運営する家具家電が揃った「goodroom residence」や、ホテル暮らしなど、さまざまな選択肢があるなか、賃貸での一人暮らしを選んだ理由について教えてください。
もともとインテリアが好きで、自分でこだわった家具を選ぶ生活がしたかったので、あまり迷わず、賃貸での暮らしを選びました。
中でも会社からの補助がでることもあり、TOMOSのなかから優先して探していました。
ー土地勘のない場所での部屋探しは、きっと大変だったでしょうね……。どんな条件でお部屋を探していて、実際にはどんなお部屋に住むことができたのでしょうか。
私は遠方からの部屋探しだったので、実際には見ることができず、オンラインの内覧で部屋探しをしました。
条件はまず賃料と、駅からの距離。街の雰囲気は東京の土地勘がなかったので、あまりこだわりはなかったですね。この条件のなかで気に入る部屋があったのですが、悩んでいる間に別の人が借りてしまって……。
その次に決めた現在の住まいは、20㎡・5.5畳の広さの1K。家賃は会社の補助があって、5万円ほどです。予算としては8.5万円前後で考えていたので、オンラインで内覧した後は即決でした。
広さは5.5畳とやや狭さも感じるのですが、寝に帰るだけなので、住んでからの今もあまり気になることはありません。
ーgoodroomではさまざまな暮らしのサービスを提供していますね。同期入社の方のなかにも、家具家電付きのgoodroom residenceを利用されている方もいらっしゃいます。比較してみて、いかがでしょうか。
入社したころは賃貸一択!という気持ちだったのですが、今実際にgoodroom residenceを利用している同期や先輩方と話していると、いいなと思うことがあります。
例えばシェアキッチン。共用部に大きなキッチンがあり、調理家電が充実していると聞くので、自炊がしやすそうでいいですね。今の部屋はまな板を置くところも狭く、やや料理がしづらいので。水回りの掃除などをしなくてよいのも羨ましいです(笑)。
何より費用面!水道光熱費やWi-Fi利用料が全て含まれた賃料設定なので、月々の支出を抑えられる魅力があります。
それからもし、周辺環境が気になるなとか、住んだ街が自分には合わなかったなどあれば、次の部屋にすぐに移れる軽やかさも魅力です。賃貸でも引越しはできますが、初期費用が数十万円はするので、なかなか簡単には決断できません。
一方で賃貸は間取りや内装が物件によって異なるので、選ぶ・探す楽しみがあります。そして今の部屋でマイナスと感じることを「次はこんな部屋に住みたい」とアップデートしていくワクワク感も。
私は海外風のインテリアのテイストが好きで、いつかおしゃれなデザイナーズ物件に住んでみたい夢があるんです。真っ白な床、大きな窓、高い天井……。
そういう「住んでみたい部屋」が明確にあるような人には、賃貸の方が合っているのではないかな、と思います。
ー差支えない範囲で、引越しにかかった初期費用を教えていただけますか。これまで話を伺った新卒社員の人の中には、初期費用がほぼ0円だった、なんて強者もいましたが……。
初期費用は全部で40万円ほどかかりました。内訳は
・敷金、礼金、仲介手数料など 30万円
・家具家電購入費 10万円
・大阪から東京までの引っ越し代 0.5万円
家具や家電はネットで購入して新居に届くようにしたり、引っ越し後に都内で購入したものが多いので、実家から持ってきた荷物は洋服くらいでしたね。
費用を抑えるコツは、あまり初めからたくさん買わないこと。
「一人暮らしのマストアイテム」と紹介されているものでも、自分のライフスタイルには不要なものもたくさんあると思うので。
あとは購入するものも、IKEAやニトリなどで、プチプラ家具だけどかわいいものを揃えるようにしました。
ー初期費用を抑える大事なコツですね……!ちなみに、月々の生活費はどんな感じでしょうか?
月々の生活費は、だいたい14万円ですね。内訳は
・家賃 5万円(家賃補助あり)
・食費 5万円(多いとき)
・水道光熱費 0.5万円
・通信費 0.4万円(Wi-Fi利用料のみ)
・趣味費 3万円(インテリア・洋服代など)
計:13.9万円
外食はあまり我慢せず、友達と会って話したい時にはできるだけ誘いにのるようにしています。その分、家飲みにしたり、サイゼリヤなどのファミレスに行ったりするのが節約ポイントですね。
美味しい食事や素敵な空間などももちろん大切ですが、今は友達と「話す」ことのほうが大事なので、あまり店にはこだわらないんです。
また趣味の一つがインテリアなのですが、衝動買いしないことも気をつけています。
SNSで素敵な暮らしをアップしている人を見るとつい真似したくなるのですが、似たものでも、安くていいものを探して取り入れるなど工夫しています。
ただ将来、地元でカフェを開くことが夢なので、勉強のためのカフェ利用代はあまり妥協しないようにしているんです。
基本的に我慢はしません。その分きちんと吟味して、予算の範囲内で自分に必要なものを暮らしに取り入れることを心掛けています。
ー会社に入ってもうすぐ1年。さまざまな住まい方を知った今、これからも賃貸を選択していきますか?
そうですね。私は明確に叶えたい部屋のイメージがあるので、やっぱり賃貸を選び続けたいです。
というのも、手前味噌ですが賃貸の中でも「TOMOSに住んでいる」ということが賃貸を選ぶ大きな理由の一つでもあります。
TOMOSは無垢フローリングが特徴の一つなのですが、どんなインテリアにも合うから、それだけでおしゃれな印象に。友人が遊びに来るたびに「素敵な部屋だね」と褒められます。
無垢フローリングは夏は涼しく、冬は暖かいのもいい。私は夏はフローリングの上でゴロゴロしていたくらい(笑)。
さらに仲介の仕事をしていると、素敵な物件をたくさん見るので、目を養っています。叶えたい憧れの暮らしを夢で終わらせず、一つずつ叶えていきたいです。
ー暮らしに夢があるっていいですね。最後に、実家暮らしで一人暮らしをためらっている人に、何かアドバイスはありますか?
会社に通える距離なのであれば、実家暮らしでもいいのでは、と私は思います。節約できるし、家族がそばにいる安心感もありますし。
ただ一人暮らしをすると、朝起きるのも、何を食べるかも、どんな部屋に住むのかも、すべて自分次第。そうした生活や、暮らしの一つずつを、自分のお金で自分の裁量で決めていくのは、思いのほか楽しいですよ。
初期費用を抑えて始められる、goodroom residenceのようなサービスもあります。
ぜひ自分の理想の暮らしを想像してみて、それに合った手段でお部屋探しをしてみたら、ミスマッチはなくなりいいのかなと思います。
賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。
ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。
五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。
「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。
賃貸の初期費用や、家具の移動費を考えると、好きな時に好きな場所に暮らすなんて、できやしない。
だからといってホテル暮らしは少しハードルが高いし、やっぱり時々料理もしたい。
そんなモヤモヤを解消する、”賃貸とホテルのいいとこどり”な物件をgoodroomが作りました。
全部屋、初期費用不要で、おしゃれな家具・家電付き。サウナや無印良品が監修したワークラウンジなど、充実した施設が利用可能な物件も選べますよ。
櫻井朝子
三宅朝子
goodroom journal 編集部所属。ライター、バーのママなど、いろんなことをしています。行ったことのない街に降り立つととにかく興奮する、街歩き大好き人間。センスがないのでおしゃれなインテリア、お部屋に興味津々。趣味は読書、刺繍、季節の手仕事など。詳しいプロフィールはこちら