築33年のリノベーション賃貸でつくる、ほどよいミックススタイル。三人暮らしの1LDKインテリア
築33年、リノベーション賃貸の1LDK。コンクリートの梁や天井、グレーのカーペットというクールな内装に、ヴィンテージの木の家具やアート作品などをうまく組み合わせて素敵なミックススタイルをつくっていらっしゃる、三人暮らしのお部屋を拝見しました。…
埼玉県草加市に、素敵なリノベーション団地が誕生!広場にはみんなで野菜を育てられるコミュニティファーム。1階にはシェア工房や子どもたちの居場所となるスペース、イタリアンレストランまで。自然と、楽しいコミュニティが生まれそうな住まい、「ミノリテラス草加」を取材しました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai / 提供:東武鉄道株式会社
大手町駅から、東武スカイツリーラインに乗って約32分。埼玉県の草加(そうか)駅にやってきました。
目的地は、もとは東武鉄道の社宅だったという築50年超の団地を丸ごとリノベーションし誕生した「ミノリテラス草加」です。
線路沿いを約10分てくてく歩いていくと現れる、大きな木と芝生が気持ち良いひときわ開けた空間。A棟〜C棟まで全てのお部屋がリノベーションされ、子育て世帯などさまざまな人にやさしい、素敵な住まいに生まれ変わっています。
「ミノリテラス草加」を運営してくださっているメンバーに、お話を伺いました。
小嶋さん、松村さんは、これまでにも草加市のなかで「シェアアトリエつなぐば」など人が自然と集まれる場所をつくってきました。「ソウカブンカ」として、A棟1階の4室を借り受け、コミュニティマネージャーや、ここでお店を始めたい人たちを募集。イタリアンレストランやシェア工房などの運営がスタートしています。
「ひとつの企業で雇われるのではなく、街のいろんな場所で働きながら、顔の見える関係性をつくっていく、そんな働き方がいつかしたいなぁと思っていたのですが、思いがけなく、すぐにそのチャンスに出会えました。ここでは、目的なくふらっと立ち寄ってもらえる場所が作れたらな、と思っています。困った時に自分も甘えられるし、甘えてもらえる、そんな関係性をつくっていきたいです」(小島さん)
頼もしいメンバーが1階に常にいてくださるので、きっと、ここでのコミュニティは楽しいものになるだろうなぁと、自然とワクワクする気持ちが生まれてきました。
子育て世帯の方にも、ちょっと、新しい暮らし方を始めてみたいなと思っている方にも。新しい“つながり”のある素敵な住まいで、自分に合った暮らしを見つけてみませんか。
田村美葉
田村美葉
goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら