single.php

色と余白を大切に、愛猫に合わせたグレーのリビング。1LDK・44㎡二人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.324

シェア
色と余白を大切に、愛猫に合わせたグレーのリビング。1LDK・44㎡二人暮らしのインテリア

転職をきっかけに現在の住まいへ引っ越されたというHarukawaさん。新しい環境での生活も落ち着いてきた頃、奥様のご両親を介して猫が家族に加わり、住空間も徐々に変化していかれたそう。愛猫に合わせて考えられているお部屋についてお話を伺っていきます。

text & photo : Tsubottle

猫の色に合わせたグレーのお部屋づくり

Harukawaさんのお住まいは、職場へのアクセスと予算のバランスから考えられたそう。
「転職のタイミングで、職場へのアクセスが良いようにエリアを変えて考える必要がありました。内見も20件近く行き、駅近と広さに対する予算のバランスの良さからこの物件に決めました。」

生活が落ち着いてきた頃に、奥様のご両親を介して住まいに向かい入れた猫のイソちゃん。 お部屋のインテリアも猫に合わせて変わっていったとHarukawaさんは話します。
「実家で飼っていたのは犬だったのですが、昔から猫のいる暮らしに憧れていました。住まいに迎えいれてから、猫の色に合わせてグレーの家具を集めるようにしています。」
イソちゃんとお部屋で寛ぐときのソファを中心に、リビングにはグレーのアイテムがたくさん。
「D&DEPARTMENTの工業用スチールシェルフは、他の製品とも悩んでいた中で、日本橋にあるお店の内装に感動し購入しました。」
「グレーの中でも好きなトーンで、書籍やレコードを収納しています。」
audio-technicaのレコードプレイヤー(AT-LP120XBT-USB)もたくさん悩んで選んだお気に入りのアイテムの1つ。
「レコードで音楽を楽しみたくて、プレーヤーを購入する前から少しずつ集めていました。レコードプレイヤーもピンキリで1ヶ月ほど悩みましたが、ダイレクトドライブ、ピッチコントローラー、USB出力の条件が合ったため、この製品に決めましたね。」
お気に入りは宇多田ヒカルさんのアルバム。子どもの頃から慣れ親しんだ曲は、大人になって聞いてもやっぱり良いですよね。
スチールシェルフの周辺にもインテリアやアートでグレーのアイテムが揃っていました。
「昔から好きな小浪次郎さんの写真は、展示会があると必ず買う程好きです。お部屋でもグレーのフレームに入れて飾っています。」
リビングスペースだけでなく、ダイニングにもグレーでお気に入りの家具がありました。 ダイニングチェアとして使われているYチェアは、周年限定のカラーモデル。

「Yチェアも前から知っていたのですが、限定色を見て購入を決意しました。グレーという色自体は昔から好きだったのですが、住まいに取り入れることはあまりなく。イソが我が家に来てくれたことから、お部屋の色合いも変わっていきましたね。」

余白を大切にし、窮屈にならないように

お部屋の中で、色合いと同じく大切にされていたのが余白を作ること。
「広い部屋ではないので、余白を作るようにして窮屈にならないようにしています。元々、物数は多くなかったのですが、生活する中で本当に必要なものかは常に考え、見直していますね。」

キッチンも長年住まわれているとは思えないほどすっきりとしていて、綺麗に使われていました。
「出窓がありディスプレイとして使えるのも、この住まいで気に入っているポイントです。」
器類なども必要最低限に使う分だけ。新しく増やされる際には、今使っているものをどうするかを考えて。
「物にこだわりのあるお店のディスプレイが好きで、そういうお店って大量に並べるというよりは、ひとつひとつ、大切に飾るようにディスプレイされているので、自分の住まいもそうありたいと思っています。」
スッキリとした空間で、お気に入りのアイテムもよりひとつひとつが際立つように。 「中根学さんの花器は、好きなお店で知って購入しました。加工でひび割れてるデザインが珍しくて気に入っています。作家さんも若くて、モダンな感じが住まいにも馴染んでいると思いますね。」
今後に向けては照明やスピーカーなど住まいにこだわりを持つ中で、変えられていなかったものにも手を加えていきたいと話すHarukawaさん。
「ダイニングスペースで使っているイサムノグチのAKARIは気に入っているのですが、リビングスペースがまだ好みのものに変えられていません。いくつか候補はあるので、吟味して決めたいと思っています。レコードプレイヤーに合わせてスピーカーも良い物にしたいですね。」

「この住まいもインテリアが少しずつ揃ってきたので、フロアタイルを敷いてギャラリーのような空間にしたいと思っています。次に住むなら出来れば今と違う間取りの住まいで、メゾネットの物件に憧れがあります。」

愛猫との暮らしで、少しずつ住まいへのこだわりも変わってきていたHarukawaさん。今回の住まいで揃えられたものを大切に、どんなお部屋を作っていかれるのか。今後のイソちゃんとの暮らしとともに、住まいの変化も楽しみですね。

Harukawaさん(@seiya_harukawa)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/seiya_harukawa/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

gallery_5

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

シェア
色と余白を大切に、愛猫に合わせたグレーのリビング。1LDK・44㎡二人暮らしのインテリア
この記事を気に入ったら
いいね!しよう
twitterで購読

関連記事

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.325

オープンな収納で「飾る」と「使う」を楽しむ部屋づくり。42㎡・1LDKの二人暮らしインテリア

より良い住環境を求めて現在の住まいへ引越されたという夕街さん。立地と間取りから選ばれた住まいはオープンな収納を意識してつくられていました。お気に入りのアイテムたちを使っても、飾っても楽しめるよう考えられたお部屋についてお話を伺っていきます。…

暮らしを灯すアイデア集 Vol.215

“小さめ1LDK”のインテリアコーディネートのポイントは?IKEA、楽天、HAYのアイテムでつくるモダン×ジャパンディスタイル

予算25万円でつくる、「モダン」×「ジャパンディ」スタイル。40㎡未満の小さな1LDKのモデルルーム作成を例に、狭いお部屋でも広く見せるための家具選びのポイント、ジャパンディスタイルのつくりかたについて解説します。…

暮らしを灯すアイデア集 Vol.214

北欧テイストのおしゃれなリビング実例8選。さまざまなスタイルのレイアウトをまとめました

一人暮らし、二人暮らしのリビングで取り入れたい、「北欧テイスト」のインテリア。北欧モダン、北欧ヴィンテージ、北欧ナチュラル、などなど。ひとくちに「北欧」といっても、細分化されたさまざまなスタイルがあります。おしゃれに暮らす人のリビング実例から、「北欧テイスト」の個性的なレイアウトを集めてみました。…

spacegray
main_copy
sub_copy
goodroom