音楽好きの二人の、小さくて楽しい暮らし。36㎡1LDKの二人暮らしインテリア
都心で見つけた掘り出し物件は、36㎡の1LDK。小さな空間でも音楽が好きな二人の大切なアイテムをたくさん並べて楽しく暮らしていらっしゃる、二人暮らしのお部屋を拝見しました。…
2021年は、フォーピースバンド Homecomings と goodroom のコラボが実現。”引越し”がテーマのアルバム「Moving Days」にちなみ、メンバーの皆さんによる連載やショートムービー、オリジナルグッズの販売といった企画をおこないました。
2021年の締めくくりには、音楽好きのgoodroomスタッフで、Homecomingsのワンマンライブに遊びに行ってきました。今回はライブに参加したスタッフ4人で「暮らしと音楽」をテーマにおこなった座談会の様子を、ライブの様子を交えながらお届けします。
text : Soyako Harima
福田「Homecomingsのライブ……最高でしたね。」
浅野「音楽っていいな、と改めて思えた時間でした。」
全員「はあ……(余韻に浸る一同)」
播磨「さて、せっかく音楽好きのスタッフが集まったということで、今日はここにいる4人で、どんな”音楽のある暮らし”を送っているか話していきたいと思います。」
左から宮田、浅野、播磨、福田の4人でお届けします。
播磨「マーケティング担当の播磨です。最近好きなアーティストはmei ehara。大学でトランペットを始めて、今も、ここにいる福田さんと同じバンドで活動しています。」
福田「ブランディングを担当している福田です。一番好きなのはlampというバンド。子供の頃からクラシックピアノをやっていて、今はキーボードを弾いてます。」
宮田「ホテルに住める「サブスくらし」という新規事業のマーケティングをやっている宮田です。年の離れた兄の影響で、幼稚園の頃から音楽が大好きです。小6でアコースティックギターを始めて、高校大学ではバンドをやってました。」
浅野「仲介スタッフの浅野と申します。中学でアコギを始めて、高校では軽音部。最近のお気に入りはharuka nakamura。TOMOS渋谷店の選曲は私がしているんですよ。」
播磨「みなさんは、お部屋でどんな時に音楽を聴くことが多いですか?」
浅野「仕事から帰って料理をするときに、必ず音楽を流しますね。この時間が、仕事と自由時間のスイッチになるので、簡単なものでもいいのでできる限り自炊をするようにしています。Homecomingsやクラムボンのような、気持ちが明るくなる曲を聴くことが多いですね。」
宮田「僕も、家事をしている時に聴くことが多いです。もともと家事は得意ではないんですけど、好きな曲を聴きながらやると、苦手なものでも楽しめるんです。」
福田「私はだいたい常に聴いていますね!
朝の目覚ましの音もアラームではなく音楽にしています。なつやすみバンドみたいな、心地よい朝の雰囲気に合う曲をセレクトすることが多いです。Homecomingsと平賀さち枝さんがコラボしている曲も、朝にぴったりの雰囲気ですね。」
浅野「僕も目覚ましはharuka nakamura。優しい音楽なので、脳をびっくりさせずに、すっきりと起きられるのが気に入ってます。」
浅野「みなさんは、好きな曲をどうやって知ることが多いですか?僕はSpotifyを使っています。
特に、『Pride』っていうプレイリストがお気に入りです。LGBTQ+コミュニティーを祝福する『プライド月間』にちなんで、”自分らしさを追求しよう”というテーマで選ばれた楽曲のプレイリストで。色々な国や地域のものがあるんですが、地域によって全然雰囲気が違って楽しいんです。」
福田「私もSpotifyを使っています。おすすめ機能が優れていて、私の好みわかってるな〜というおすすめをしてくれます。特に『Discover Weekly』という、自分の好みに合わせてセレクトされるプレイリストに感動しました。毎週更新されるのが楽しみになっています。」
福田いちおしの機能『Discover Weekly』は、Spotifyが自分専用におすすめの曲をピックアップしてくれるプレイリスト。毎週月曜に更新される。
播磨「昔と今を比べると、音楽との出会い方が変わりましたよね。昔は自分から目当ての曲を探しに行って聴いていたけど、今はサブスクに登録すれば、自分が聴いた曲を学習してくれて、どんどんおすすめの曲を教えてくれます。」
福田「ジャンルや時代にとらわれず、自分に合った新しい音楽と出会いやすくなりましたよね。」
浅野「お部屋探しをされるお客様の中で、楽器を弾きたいという方がたまにいらっしゃいます。」
宮田「僕はエレキギターをオーディオインターフェースと繋いで、ヘッドホンで聴きながら弾けるようにしています。賃貸でも音を出さずに弾けるので、おすすめですよ。」
福田「私はピアノやキーボードを弾くんですけど、ヘッドホンで音は消せても、打鍵音が気になっていました。「防音専門ピアリング」というサイトで購入した防音マットと防振マットを敷くと改善されましたね。」
「防音の対策には、素材の違うものを複数重ねると、効果が高まるそうです。」
福田「家で気軽に弾きたいという気持ちが増して、実は最近ピアノを弾く友人とルームシェアを始めました。一緒に連弾ができるようになって、朝会社に行く前に1回弾いてから出社するなんてこともあって。楽器のある暮らしを毎日楽しんでいます!」
※賃貸では楽器の演奏が不可な物件も多くあります。楽器可能な物件かどうか、契約書をご確認ください。
播磨「去年、高校の頃からやってみたかったアコースティックギターを買ったんです。1万円くらいで安いけど、趣味でちょっと弾くには全然問題なかったです。」
ギターは福田とおそろいで、サウンドハウスにて購入したPLAYTECHというシリーズ。
福田「私も播磨さんに聞いて、同じものを買いました! コロナ禍でおうち時間が増えて、私や播磨さんみたいに、楽器を始めてみたい方って増えたんじゃないかな。」
播磨「チャレンジしやすい価格だと、やっぱり始めやすいですよね。トランペットでも、1〜2万円台から買えるものが出ています。プラスチック製で軽くて手入れがしやすいし、意外と音色は良いですよ。」
播磨が2本目として購入したプラスチック製のトランペット。プラクティスミュートをつければ音を小さくして練習できる。
※賃貸では楽器の演奏が不可な物件も多くあります。楽器可能な物件かどうか、契約書をご確認ください。
宮田「好きな楽器とかレコードってインテリアにもなりますよね。」
福田「わかります。私は青い色がとにかく好きで、部屋のアイテムも青が多いんですけど。青いチェアの上に青いプレーヤー、青いレコードを飾っています。好きな色なので、気分が上がりますね。」
キーボードとギター、レコードを飾った福田の部屋。
播磨「私はライブのフライヤーやチケットを壁にたくさん飾るのが好きです。フライヤーはアーティストさんがデザインにこだわっているものが多いので、ラフに貼るだけでも絵になるんですよね。」
壁に貼ってあるのはSuperfriends、落日飛車、D.A.N.のフライヤー。(このお部屋はこちら)
浅野「僕は最近、プロジェクターを買って。ご飯を食べるときにライブ配信を見るのにハマっています。
「ライブMCを通じて、アーティストの想いやパーソナリティが知れるのもライブ配信の良さだと思います。その人のことを今まで以上に好きになるし、明るく楽しい気持ちになれます。最近見ているのは宇多田ヒカルです。」
浅野が愛用しているプロジェクターは、AnkerのNebula Capsule IIというモデル。
宮田「ライブ配信、いいですよね。僕も、このアーティストの曲をがっつり聴きたい!ってときは、2時間のライブ動画をソファに座って、コーヒーやお酒を飲みながら楽しみます。」
浅野の持っているような小型タイプのほかにも、置く場所を取らない ”照明一体型” プロジェクターを使った事例や、ロールカーテンを活用する事例も。今のお部屋に合った使い方を見つけてみてくださいね。(プロジェクターのある暮らしのまとめ記事はこちら)
2021年12月19日(日)に東京・渋谷 Spotify O-EASTでおこなわれた、Homecomingsワンマンライブ「Garden With A Holy Light」。
舞台のセットがお部屋みたいでとても素敵でした。Moving Daysからの曲も数曲演奏してくれました。プレイリストをつけたので、チェックしてみてくださいね。
福田「セットリストの2曲目がcakesだったんですけど。映画の主題歌だったので、学生時代にその映画を見に行った時のことを思い出して、音楽ってタイムマシンだなって思いました。当時の自分の感情を思い出して、でも学生だったそのときと今とでは聴こえ方も違って。コロナ禍もあって、昔より自分がもどかしさを感じていることに気づきました。」
播磨「私はHomecomingsのライブに初めて参加しました。曲ももちろん楽しんだのですが、福富さんのMCがすごく刺さって。優しい世界を作りたくて曲を作っているという思いを聞いて、すぐにファンになっちゃいました。特に ”隣の人” っていうところで、過去や今できていなくても、これから一個ずつ一歩ずつやっていけばいいんだよって背中を押してもらえたような気がします。
同時に、グッドルームでも、グッドルームが作りたい “あたたかい暮らし” “みんなの暮らしが一段良くなった世界” や私たちの思いについてもっと発信して、共感してもらえる人を増やせたらいいな。」
画像手前が、ギターの福富さん。
浅野「僕もMCを聞いて、自分の仕事との共通点を感じました。お部屋の紹介をする仕事ですが、本当に住みたい部屋に住んでほしいからこそ、グッドルームのお客様とは長い付き合いになることが多い。ただの部屋探しでなくて、わからないことに寄り添えたりとか、来てよかったと思ってもらえる優しさをお客様に渡せたらいいなって。」
福田「Homecomingsの曲で特に好きな歌詞があって。Moving Day Pt.2の『やさしいだけでうれしかったよ ひろったようなものでも』という歌詞です。」
播磨「グッドルームとコラボしたショートムービーでも流れてましたね。バンドの世界観そのものを表している言葉かもしれないですね。」
宮田「どの曲も穏やかでピースフルで、前向きな気分にさせてくれる曲ですよね。MCを聞いて、そういう信念があるからこそ、こういう曲が生まれるんだなあと納得しました。
あとは、人に優しくは、自分に余裕がないとできないですよね。日々の生活が穏やかで安定していることが大事。そのためにも、グッドルームの提供するサービスをもっと良くして、ユーザーさんの生活がもっと心地いいものになって、優しさを広げていけたらいいなと思います。」
福富さんのMCより
「Moving Daysは引っ越しという意味のタイトルだけど、変わっていくことを歌ったアルバムでもあります。
僕らがずっと歌っていることは、優しい世界になって欲しい、という思い。それはできることからで良くて、暮らしの半径数メートルからでいい。隣の人に優しくして、隣の国の人に優しくして……と、世界がちょっとずつでも変わっていけば。
急に変われと言われても難しく感じてしまうけれど、光が揺らめいていくみたいに、ちょっとずつ、自分ができることから優しくなれたらいいんじゃないかな。
今の時代、SNSを中心に、”勝ち組にならなきゃ” みたいな雰囲気があるけれど、そんな中でも優しさを忘れないでいてほしいという思いで歌っています。」
播磨初弥子
播磨初弥子
北海道出身。蚤の市を回ったり、南池袋公園の芝生でのんびりすることが大好きです。
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