古い建物や１階は虫が出やすい？賃貸でもできる害虫対策まとめました

虫が出やすい物件の特徴

気密性が低く、隙間が多い

鉄筋コンクリート造よりも木造、新築よりも築年数の経っている建物の方が、一般的に隙間が多く、虫が侵入しやすい傾向にあります。
古い建物で虫が出やすいと言われる理由はこれ。
ただし、リフォームやリノベーションで隙間ができないようしっかり工夫されているものもあり、自分で隙間を塞いで対策することもできます。

湿気がこもりやすい

虫はジメジメとした環境を好むため、日当たりや風通しが悪く、湿気がこもりやすい部屋では出没しやすいです。
１階の部屋で虫が出やすい理由は、このせいでもあるんです。
換気を徹底するなどの対策を実施しましょう。

飲食店が近い、水辺が近い

飲食店が１階に入居している、公園や川など水辺が近くにある、などの立地では虫が出やすいと言われます。
そうした立地の場合は、徹底的に侵入経路を塞ぐのがポイントです。

賃貸でもできる害虫対策まとめ

ゴミを溜め込まず、こまめに掃除する

まずひとつ目の害虫対策は、あたりまえと思われるかもしれませんが、こまめに掃除をすることです。
特に、生ゴミを三角コーナーに放置したり、食べカスやジュースの空き缶などを放置していると、どんどん虫を引き寄せてしまいます。
気づいた時にさっと掃除する習慣をつくりましょう。

密閉式のゴミ箱を使う

一人暮らしで紙袋やビニール袋をゴミ箱がわりにしている人も多いと思いますが、虫を寄せ付けないためには、匂いを漏らさない密閉式のゴミ箱を使うのがベターです。
生ゴミだけでもチャック式の袋に入れる、さらに徹底するなら、ゴミの日まで冷凍庫で保管、などの技も使えます。

換気をしっかり行う

虫は湿度の高い環境を好むので、しっかりと換気して湿気を追い出しましょう。
サーキュレーターを使ったり、料理や入浴のあとはしっかり換気扇をまわす、というような基本的なことも大事です。

隙間を徹底的に塞ぐ

虫の侵入経路となりそうな隙間を徹底的に塞ぐことも大事。
「こんなところが」と思う場所もカバーしておきましょう

・ 網戸（管理会社に報告すれば修繕してもらえる場合もあります）
・ 換気口・換気扇、エアコン室外機（専用のフィルターや、防虫キャップが売られています）
・ ドアポスト
・ 排水口（まめに掃除をし、目の細かいゴミ受けに変えておきましょう）

入居前に燻煙剤をたく

家具や家電を入れた後だと大変なので、入居の前日などに虫対策の燻煙剤を焚くようにしましょう。
火災報知器への対策などを忘れずに。しっかり説明書を読んだ上で行ってください。

食品用の段ボールは使わない

引越しや荷物の整理に段ボールを利用すると思いますが、稀に虫が潜んでいたり、卵がついていることがあります。
新品の段ボールを用意するか、できるだけ食品が入っていて匂いがついていたり濡れていたりするものは使わないようにしましょう。

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田村美葉

田村美葉

goodroom journal編集部所属。インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。
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