Wishes come true!
1R(42㎡)
LDKがどうにも狭くて、落ち着く空間が作れない……今回はそんなお悩みに、インテリア実例をもとにアイディアを紹介します。
text : Miha Tamura
古い間取りで、細かく仕切られているためリビングやダイニング部分が狭く、使いづらいです。
どんな家具の置き方にしたらいいですか?
LDKとは本来、ダイニングテーブルと、ソファ&ローテーブルが両方置けるサイズの広さのお部屋を指します。
ですが、今持っている家具によっては、両方置いてみるとなんともちぐはぐしてしまったり、使いづらかったりということもありますよね。
そんなときは、思いきって部屋の大きさ、自分の暮らし方にあった家具に買い換えてみると、狭くても居心地の良い場所に変えることができるかもしれません。
インテリア実例を中心に、LDKの使い方をまとめてみました。
狭いお部屋を活用するテクニックのひとつとして、「低く暮らす」のもポイントです。
ダイニングテーブル、ローテーブル2つを置くのをやめて、大きめのローテーブルにしてみるのはいかがですか?
テーブルの脚って、意外に簡単に外せるので、今持っているテーブルを活用することもできますよ。
Emiさんのお宅では、もともと4人掛けだったダイニングテーブルの脚をとって……
アイアンのロースタイルの脚に交換。小さなお子さんがいてもくつろげる、ロースタイルのダイニングになりました。(この記事を見る)
ソファとダイニング両方を置こうと思うと、どうしても窮屈になってしまう。
そんなときは、ソファをやめて、ダイニングだけにしてみるのもいいかもしれません。
なんとなく、ソファの前にテレビを置いてゴロゴロしたくなりますが、ゴロゴロするスペースは寝室に持っていく、という手段もあります。
石井さんご夫婦のお部屋。アイランドキッチンを中心に、手料理を楽しむダイニングスペースはゆったり。テレビは、ベッドから見える位置へ。(このお部屋を見る)
家事動線を意識して、キッチンの近くにダイニング、と考えがちですが、もし食事の時間を一番大切にしたいなら、お部屋一番の特等席にダイニングを置くのもいいでしょう。
そのお部屋の中で、自分が一番が長くいる場所を居心地の良い場所に整えるのがポイントですよ。
林さんご夫妻のお部屋では、キッチンから離れた窓際のスペースにダイニングテーブルを置いています
窓と家具の高さも合っているので、よりスッキリして見えますね(このお部屋を見る)
狭いお部屋こそ、全体の雰囲気を合わせることは空間に広がりを持たせるためにも重要です。
木の色も、濃い色、薄い色、色々ありますが、建具やフローリングの色とも揃っているとすっきりとして見えます。
そこまで買い換えるのは大変…という場合は、自分で色を塗って見るのもありですね。
asamiさんファミリーのダイニングテーブルは、お部屋の雰囲気に合わせたパステルカラーに。明るい色なので、部屋も明るく見えます(このお部屋はこちら)
ダイニングの高さと、ソファのローテーブルの高さのちょうど中間の、「リビングでもダイニングでも使える」スタイルの家具。無印良品をはじめとして、いくつかの家具店で展開しています。
食事の時間も、くつろぐ時間も活躍する家具。お部屋が広く使えて便利です。
ティールさんファミリーのLDKは小さなリノベーション戸建の1階。
クローゼットの中まで使って設置したのはちょうどいい高さのリビング・ダイニングセット。ご飯を食べたり、プロジェクタで壁に映画を投影して鑑賞したり、楽しみます。(このお部屋はこちら)
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。グッドルーム・ジャーナルの取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。役得。