恵比寿に「1日1,000円」のコワーキングスペースが誕生。WiFi難民に朗報です
週末行きたいイベント、サウナ、新サービスや新スポットなど。もっと“軽やかに”暮らすためのヒントとして、注目トピックをgoodroom がお届けします。今回は、恵比寿に誕生した「1日1,000円」で利用できるコワーキングスペースを紹介します。…
横浜・馬車道の大通りに面した、横浜市認定歴史的建造物である「旧第一銀行横浜支店」。多くの市民に親しまれてきたその場所が、2025年の10月、新たに「BankPark YOKOHAMA」として生まれ変わりました。
その建物内に、コワーキングスペース「goodroom lounge 横浜馬車道」も誕生。どのような「働く場」がオープンしたのでしょうか?横浜で育ってきたコミュニティマネージャー・池田さんにインタビューしました。
text:RYO ODA
お話を伺った人:池田 桜子(いけだ さくらこ)さん
横浜生まれ・横浜在住の1児の母。吹奏楽と海外旅行が好きで、ワーホリ経験あり。さまざまな国の文化に触れるのが好きです!

「“その人らしい”働き方とビジネスの成長を応援するワークラウンジ」をコンセプトとするgoodroom lounge。月額会員制で、東京・横浜・大阪・福岡の全国20箇所を超えるコワーキングスペースを何度も利用可能です。
10月には、新たな拠点「goodroom lounge 横浜馬車道」がオープンしました。
場所は、横浜市の認定歴史的建造物「旧第一銀行横浜支店」を活用した文化交流拠点「BankPark YOKOHAMA」。ブース席が充実している地下1階と、開放的なオープン席や会議室を利用できる2-3階で構成されています。


――横浜出身の池田さんや市民の方にとって、この建物はどんな存在ですか?
池田さん: 物心ついた時からある、象徴的な建物です。きっと多くの横浜市民のみなさんにとっても「昔から見たことのある場所」だと思いますね。
最近はずっと閉まっていたので、「何になるんだろう」とよく話題になっていました。実際、オープン直後に見学に来る方も多く、まさにランドマークなんだなと感じます。



――実際にオープンしてから、反響も大きかったですか?
池田さん: 想定以上でした。スタッフのアルバイトを募集したのですが想定以上に多くの応募が来ましたし、前職の知人からも連絡をもらいました。注目度の高さを実感していますね。
――外観は歴史的な深みのようなものを感じますが、その一方でラウンジの内装は明るくモダンな雰囲気ですね。

池田さん: そうなんです。外観と内装の対比がすごく素敵だなと思っていて。個人的には、このコントラストがなんだか横浜の街に似ているなって思いますね。
――横浜のどんなところと似ているのでしょうか?
池田さん:古いものと新しいものとが調和しているところですね。
私は以前、横浜の赤レンガ倉庫にあるお土産屋さんで働いていたんです。赤レンガ倉庫もそうですが、古い建物を残しながら新しいお店をスタートさせたり、近代的なビルと昔からある建築物が共存していたりするのが横浜らしさだと思います。

池田さん:そんな横浜の風景が好きで、学生時代のアルバイト先も「横浜の街が見渡せる場所」をわざわざ選んだくらいです。新しいビルが建つ横で、私が生まれるずっと前からある建物が残っている。
伝統や文化といったものと、新しいものとが繋がって、これまでにないものが作られてきたんだと思います。

この「BankPark YOKOHAMA」も、そういった横浜らしさがすごく大事にされている場所だなって感じます。新しいコワーキングスペースがオープンしたり、日本や世界の工藝・食にまつわるお店が開かれたり。
人も文化も繋がって、循環していく場所になったらいいなと思いますね。
――池田さんは、ワークラウンジのどの部分が特にお気に入りですか?
池田さん:インテリアやラウンジの雰囲気が素敵だなと思っています。外観はずっしりとした重みがある建物ですが、ラウンジでは球体の照明や丸みを帯びたインテリアなど、居心地の良さや柔らかさを感じられる空間づくりにこだわっています。

池田さん:あとは大きな「本棚」も、ほかの拠点にはない新たな取り組みです。本をきっかけに、コミュニケーションや新たな発想が生まれたらいいなと思っています。


池田さん:また窓の大きさもお気に入りです。自然光が多く入ってきて、スペース全体の雰囲気も明るく感じられます。壁や床の木目ともマッチしていて、とても居心地良く過ごせると思います。

池田さん: 地下階のコワーキングスペースは、仕事にしっかり集中できるよう設計されています。
3階が会話や交流も楽しめる場所であるのに対して、地下1階はモニター付きの席も用意されており、静かに集中して作業ができるスペースになっています。

――利用者が目的に合わせて使い分けられますね。
池田さん:goodroom loungeは、ただ仕事をするための場所を作るのではなく、居心地の良さも同じくらい大切にしています。なので、さまざまな目的を持った人たちに快適にご利用いただけるよう、異なる雰囲気を両立した拠点になっていますね。
――最後に、池田さんがコミュニティマネージャーとして、この「goodroom lounge 横浜馬車道」をどんな場所にしていきたいか、改めて教えてください。
池田さん:前職のお土産屋さんで働いていたときから「横浜の良さを知ってもらいたい」という気持ちがすごく強かったんです。買ったお土産をあとから見たときに、横浜の思い出が蘇ったらいいなと思いながら、お客さんとコミュニケーションを取っていました。
旅行しに来てくれた人たちと、横浜とを強く繋げる仕事だと思っていましたし、大きなやりがいを感じていました。

池田さん:コミュニティマネージャーとしても、そのような「新たな繋がり」を作りたいなと思っていて。快適に働ける場所にするのはもちろん、会社さん同士やクリエイター同士、そして人と横浜との繋がりを生み出せるような場所にしたいです。
「“その人らしい”働き方とビジネスの成長を応援するワークラウンジ」をコンセプトとする、goodroom lounge。
東京・横浜・大阪・福岡の goodroom lounge がいつでもどこでも使い放題。
その日の営業先に応じて拠点を使い分けたり、場所を変えることでリフレッシュして仕事ができたり。“その人らしい”働き方の実現をサポートします。

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織田諒
織田諒
編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。