開放的なリビング・ダイニングで、自分たちの暮らしを楽しむ。MUJI × UR、三人暮らしの2LDKインテリア
家族で安心して暮らせる環境が気に入った、MUJI × UR の団地。仕切りが取り払われた開放的なリビング・ダイニングで、自分たちの好きなものに囲まれ暮らす、三人暮らしの2LDKを拝見しました。…
東京都調布市、神代団地。大きなヒマラヤスギを囲む広場で蚤の市が開かれ、商店街の一角に入ったカフェには、人気のプリンを食べにたくさんの人が訪れます。ちょっと懐かしくて、でも新しい。日常と非日常が穏やかに混ざり合う昭和レトロな団地で、ワクワクする新生活を始めてみませんか?
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai / 提供:UR賃貸住宅
京王線の各駅停車で新宿駅から約25分。「つつじヶ丘」駅から徒歩10分ほどの、都心から近距離に立地する「神代団地」。
1965年ごろに建てられた神代団地は、敷地内の樹々が大きく成長。住棟と住棟の間には、野川が流れているという、東京都内でありながら自然を感じられる、ゆとりある環境が魅力です。
「手紙舎 つつじヶ丘本店」は、調布を拠点にカフェや書店などの運営、「東京蚤の市」「紙博」など人気のイベントを手がける編集チームの手紙社が、2009年に初めてオープンしたカフェです。
駅前などの便利な立地ではありませんが、小さなお店にぎゅっと詰まった魅力に多くの常連さんが通い、団地の中にもファンが広がっています。
「団地に住んでいる方はもちろん、遠方から通ってくださる方も多くいらっしゃいます。ご年配の方もいますし、はじめはお腹の中にいた子が今は小学生、というご家族連れも。団地には、若い方が多く住んでいらっしゃる印象ですね。ベビーカーでお子さんを連れたお母様もよくいらっしゃいます」
季節ごとのメニューもあり、おやつや雑貨を選ぶ楽しみもある。そんな飽きない仕組みがあることも、常連さんたちが通う理由なのかなと感じます。
「神代団地は、交流を楽しむ意欲的な方が多いなと感じます。交流会が盛んで、人がたくさん集まっていますね。手紙社が運営に携わる蚤の市などのイベントも、楽しみにしてくださっている方が多いです」
団地の商店街にはスーパーや郵便局、八百屋さんといった、毎日の生活に必要な施設がちゃんと揃っているので、ふだんの暮らしにも困りません。駅から徒歩圏、新宿までも電車で1本。利便性と、ほっとできる環境と、どちらも兼ね備えています。
また、いざというときのクリニックや幼稚園が団地敷地内にあり、子育て世帯も安心してお住まいいただけそうです。
2DKの間取りですが、DKとお隣の洋室の間にあるふすまを取り外せば広々としたリビング・ダイニングになり、1LDKのようにも使えます。陽当たりもいいですね。こわだりの家具やお気に入りのアイテムを揃えて、居心地のいい空間が演出できそうです。※外したふすまは原状回復のため保管が必要です。
ノスタルジックな雰囲気漂う神代団地。お気に入りのカフェで読書をしながらゆったりと休日を過ごしたり、イベントで地域の人との交流を楽しむこともできる。日常と非日常が緩やかに混ざり合うここでは、思い思いの暮らし方ができそうです。
みんながほっとできる環境のある神代団地、一度のぞきに来てみませんか?
田村美葉
田村美葉
goodroom journal 編集長です。千葉の団地に住んでいます。これまでに取材をさせてもらったお部屋は、200部屋以上。いつもたくさんのアイデアを教えてもらってます。詳しいプロフィールはこちら