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1K20㎡、正方形のお部屋を3つのテーマカラーで楽しむ。一人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。賃貸インテリア Vol.372

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1K20㎡、正方形のお部屋を3つのテーマカラーで楽しむ。一人暮らしのインテリア

細長く、日当たりが1箇所に限定された典型的な賃貸物件からより良いお部屋に住みたいと住まい探しをスタートされたあーるさん。正方形で2面採光、日当たりの良い20㎡の1Kで再スタートされたお部屋づくりについてお話を伺っていきます。

text & photo : Tsubottle

木目のアイテムでぬくもりを感じるリビング

今住んでいるお部屋より、より良い住まいがあれば引越したい!と住まい探しを始められたあーるさん。1軒目で見つけたお部屋は住まいを楽しめそうな期待が持てる物件だったそう。

「前に住んでいた部屋はよくある細長いタイプで、ベランダの掃き出し窓しかなく部屋の奥が暗いのがマイナスポイントでした。同じ家賃や最寄駅でいい部屋があれば引越したいと思い、契約更新のタイミングで物件を探していたら今の部屋と出会うことができました。」

「住まいを探す上では、日当たりを優先で探していましたが、この部屋は正方形タイプの部屋で窓が2つあり、バストイレ別、RC造といった条件もクリアしているので良さそうだったこと。」
「実際内見してみて、キッチンは若干古いけど前と比べると広めですし、何よりコンクリートと白い壁が混在しているところがおしゃれなので、まだ1軒目の内見でしたがその日に即決しました。」
あーるさんは仕切りのないワンルームのようなお部屋をゾーン毎に3つのテーマカラーで分けて空間を考えられています。 「リビングはナチュラルブラウン、ベッド側は白、キッチンはグレーというような感じです。」
住まいの中でも特にリラックスできると気に入っているのがリビングスペース。 「リビングには木目調アイテムを多く使っていて一番温もりを感じる空間です。」
リラックスして過ごせるように、テレビとソファの間には何も置かないようにしているのがこだわりの1つ。
「普段は、ダイニングテーブルやソファスペースで仕事もプライベートの時間も過ごすことが多いです。コンパクトなテーブルは一般的に60cmのものが多いのですが、もう少し広めがいいけど90cmは大きすぎて置けないとずっと悩んでいました。」
「色々と探す中で出会えたのが、noceのテーブルです。75cm x 75cmという理想に近いサイズ感で窓際に置くとピッタリでした。」
「天然木で出来ていて、脚も内側についているため必要以上のスペースを必要とせず、余白が作れるのも良かったです。」
テーブル上には好きなアートや雑貨を飾って、より好きなスペースになるようコーディネート。
仕事のオンオフを切り替えるのにも役立つソファスペースには、お部屋のアクセントにもなっているお気に入りのアイテムがありました。 「unico クッションカバーは最近になって購入したお気に入りのクッションカバーです。偶然SNSの投稿で発見したのですが、お犬さんの表情と色味がすごく好みだったので、すぐに店舗へ向かい購入しました。」
「表面はお犬さん、裏面はお花の絵と両面使えるのもお気に入りポイントの一つです。」
テーマカラーは決めつつも、それに縛られないようにしていると話すあーるさん。 「色合いを制限しすぎるとお部屋に面白みがなくなるので、小物系は好きな色味だったり、その時の気分によって直感的に選ぶことを大事にしています。」

シンプルさを重視したベッドサイド

白が基調のベッドスペースではシンプルな空間作りを大切にされているそう。
「シンプルな空間をめざして寝具をはじめ、ベッドサイドの照明や北欧感を増してくれるムーミンのぬいぐるみなど白いアイテムを多用しています。」

「中でも照明はルイスポールセンのパンテラポータブルと見た目が似ていて気に入っています。シンプルだけど曲線が美しく、性能面も割としっかりしていて、お手頃価格で入手できて大満足です。ベッドサイドの雰囲気とぴったりマッチしてくれていますね。」
他にもベッドサイドには、昔弾かれていたというアコースティックギターや美術展に行くたびに記念に買って帰られているというポストカードなど好きなものが詰まってました。
「この秋、ヨーロッパ旅行で手に入れたポストカードに合わせて、最近レイアウトを変更しました。また新しい気持ちで楽しめるようになって良かったです。」
ベッド周りは好みのものを見せつつ、収納面では隠せるスペースとして効果的に活用されていました。 「備え付けの収納が少ないので、ベッドの下とソファの下などを活用して収納しています。」

目立たないシンプルな空間作りと隠す収納で、機能性は高めつつも日々の暮らしで目に入ってもストレスのないお部屋づくりが成されていました。

景色もお気に入りなキッチンカウンター

正方形のお部屋ならではレイアウトを考えることができたと紹介してくれたのがキッチン。
「オープンキッチンに憧れているのもあり、リビングとキッチンの間に仕切るような感じで収納棚を設置しました。」

「いつもここでコーヒーを淹れたり、料理の準備をしたりしていますが、部屋の全体を見渡せるので大好きなスペースです。」
朝はテレビを見ながらコーヒーを淹れるのが日課。カウンターの隅にはお気に入りのコーヒーグッズが並んでいました。
必要以上に作業台が散らからないよう、収納面でもカウンターは大活躍。 上段にはコーヒーフィルターなどの小物が、下段にはコーヒータイムのお供であるお菓子が保管されていました。
「コーヒーとお菓子をセットで楽しむのにStudio Oyamaのマグカップとプレートを使っています。 大理石の模様とテクスチャが気に入ってセットで購入したものです。」
「見た目からザラザラした質感と連想しがちですが、実は表面はコーティングされていてツルツルしているので、洗いやすい作りになっています。」
キッチンカウンターの隣には別のキャビネットを置いて、身支度までもスムーズに進むようになっています。 「すべて容量重視で選びました。ごちゃごちゃしていると落ち着かないので、ほとんどのものを見えないところに隠して、見せるものはかなり厳選しています。」
身支度を円滑に進めるために、またお部屋での好きな景色を増やしてくれているのが壁掛けミラー。 「壁掛けの家具にすごく憧れがありますが、賃貸だと使える商品は限られています。こちらのミラーは賃貸でも使えるというのだけではなく、歪んだ形がとてもおしゃれなので購入してみました。」
「出かける前の動線を考えて玄関の横に設置しました。ちょうどリビング側の好きな風景が鏡に映し出されるので、目に入る度に気分が上がります。」

今回の引っ越しをきっかけに、インテリアの買い替えや好きなアイテムで自身のお部屋を楽しまれるようになっていたあーるさん。今後に向けてはさらにおうち時間を充実させていきたいそう。

「最近では仕事も変わりリモートワークになりました。今はお家での仕事が捗るようにモニターを増やすなどデスク周りを少しずつ変えていきたいなと思っています。」

コロナ禍でできなかったという旅行も最近になって行けるようになったそう。旅先で買った記念品や出会ったアートとか思い出の品は今後もさらに増えていきそうで、住まいがどのように飾られ、仕上げられていくのか。今後のお部屋の変化も楽しみですね。

あーるさん(@room_30sth)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/room_30sth/

リノベーション賃貸「TOMOS(トモス)」って、どんな部屋?

賃貸だと、満足のいくお部屋探しができないと思っていませんか。
TOMOS(トモス)は、賃貸でも心地よく暮らせる、ありそうでなかった「ふつう」のお部屋ブランドです。

ほんものの木でつくられた床は、さらっとした肌ざわりや、ふわっと広がる木のにおいが楽しめます。
また、革ざいふのように、使い込むほどに色合いやツヤが変化していきます。

五感で楽しむ。時間とともに育てる。住めば住むほど、いとおしくなる。

「ふつう」なのに、どこにもない。
ちょっと特別なTOMOSのお部屋に暮らしませんか。

TOMOSのお部屋一覧はこちらから
東京・神奈川・埼玉・千葉大阪・神戸・京都名古屋福岡広島札幌

初期費用ナシ・おしゃれな家具・家電付きの「goodroom residence」

「goodroom residence」は、1ヶ月単位で契約できる goodroom の マンスリーレジデンスです。

goodroomがセレクト・造作した家具が揃っているため、新たに購入する必要がありません。一部施設では水回りやキッチンが共有ですが、その分掃除はgoodroomにお任せ!仕事やプライベートに時間を費やせます。

また、広々としたワークラウンジから、サウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。

賃貸とホテルの中間のような、新しい住まいのサブスク。これまでにない、もっと自由なお部屋探しを始めてみませんか?

 

Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
Instagramはこちらホームページはこちら

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