「転々とするホテル暮らし」をやめて、「サブスくらし」で日本に滞在。よりディープな日本の暮らしを体験できました
軽やかに暮らす人を紹介していく連載。今回話を聞いたのは、台湾出身でインフルエンサーのリンさん。goodroomのインフルエンサー企画に応募してくださり、国領にできたばかりのgoodroom residenceに宿泊していただいたときのお話を伺いました。…
軽やかに暮らす人を紹介していく連載。今回話を聞いたのは、日本に来て10年になる台湾出身のミホさん。日本と台湾を行き来するだけでなく、視野を広げるために年に1度は必ず、世界のどこかへ旅をしているのだそう。ミホさんのような軽やかな暮らし方を送る秘訣を聞いてみました。
text : Asako Sakurai
<ミホさんプロフィール>
30代女性/日本語や日本の文化をもっと知りたくて、10年ほど前に来日/現在は日本の魅力を発信するWEBメディアの運営をしているほか、フォロワー数万人を抱えるインフルエンサーであり、6冊の本を出版する作家としても活動/東京の賃貸住宅に住みながら、閑散期を利用してお得にサブスくらしを活用/年に一度は世界のどこかに旅をすることを決めている
https://www.instagram.com/mihowang47/
「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。
家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。
goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。
・いろんな場所で暮らしてみたいから、引越しにかかる費用は極力抑えたい
・料理はしないから部屋にキッチンは必要ない
・掃除や洗濯などの家事は極力外注して、自分の時間を増やしたい
など、新しい価値観を持つ方々に選ばれています。
ーさっそくですが、ミホさんが日本で暮らそうと思ったきっかけは、なんだったのでしょう?
もともと日本の映画が好きだったこともあり、台湾の大学で映画を専門に勉強していました。
あるとき、好きな日本の映画監督が講師としていらっしゃっていた、とあるセミナーに参加したんです。監督が話したことを、通訳を介さず100%自分で理解したいと強く思い、日本語を勉強し始めました。
卒業前に一度一人旅で東京に来たことがあり、それはちょうど東日本大震災の3ヶ月後でした。現地でたくさん勇気をもらい、留学を決意したんです。
日本語学校を卒業後は、台湾に戻り出版社に勤務。でも学生ではなく、今度こそ社会人の身分で海外生活を体験したいと思い、再度日本へ。通訳の仕事をしたり、カフェでアルバイトなどをしたりしながら、最終的に日本の企業に就職。2社目が現在の会社で、日本の魅力を発信する企業に勤めて、もう9年になります。
ー昨年の夏に浅草、今年の初めに京都、と「サブスくらし」を利用してくださっていますね。それぞれどんな暮らし方をされたんですか。
最初はサブスくらしがやっていたインフルエンサー企画に参加し、浅草に1週間ほど泊まりました。現在勤めている会社のオフィスも、少し前まで浅草にあったんですよ。でも一度も周辺のホテルに泊まったことがなかったので、とても新鮮な気持ちで暮らしました。
美味しい喫茶店がどこにあるかなどは全て頭に入ってますから(笑)、平日はのんびり朝ごはんを食べたり、ホテルで仕事をして飽きたらまた近くのカフェに移動したり……。
夜は観光客が行かないような、穴場のカレー屋さんで食事をしたり、ホテルの隣にあるスーパーに通って惣菜を買ったりして、本当に浅草に住んでいる感覚で過ごしました。
よく知ったつもりになっていた浅草も、ただ会社に通うだけでは分からないことってまだまだあるんだなあと、その時思ったんです。
京都には2週間ほど滞在。春になる前のまだ肌寒い季節だったこともあり、観光としては閑散期。おかげで「サブスくらし」のキャンペーンを利用して、お得に滞在できたんです!
京都は大阪や奈良へもアクセスが良いので、2週間の滞在中に何件も取材をすることができ、仕事も捗りました。
ーミホさんにとって、ただの「旅行」ではない、「サブスくらし」のような「中長期滞在」をする目的はなんなのでしょうか。
もっともっといろんなものを見てみたい、知りたい、という気持ちを満たすためにやっているのだと思います。
日本の47都道府県のうち、まだ行っていないのはあと6県くらい。このエリアで「サブスくらし」の対象物件が増えたら、日本巡りにぜひ活用したいです。
「国内旅行」というと、最大4日ほどの滞在が一般的。だから毎日忙しなく過ごしてしまい、その街を深く知ることはないんですよね。
でも2週間ゆっくり仕事をしながらその街に根ざして暮らすことで、新たな発見があり、魅力をより引き出せるのではないかと思います。
例えば私は自転車を借りられるホテルを選ぶようにしているのですが、自転車に乗るとスピードや視点の高さが変わるから、見える景色がグッと変わります。
取材先に自転車で行ったとき、突然の雨に降られて、急いで自転車を飛ばして帰ってきたことも(笑)。なかなか旅行先ではできない経験ですよね。
そういう非日常の場所で、普段の暮らしの延長線上のような感じで過ごすことは、なかなかできないことだな、と思います。
ー現在のミホさんのように、賃貸という拠点を持ちながら、たまに「サブスくらし」を利用する、という生活は憧れますね。でもなかなか金銭的に、ハードルを高く感じられる方も多いかも。
閑散期を狙うと、意外と負担にならないですよ。
私が京都に滞在したときは、「サブスくらし」のキャンペーンを利用させてもらって、2週間で4万円しなかったんです!
周りのみんなからも「普通のホテル?ボロボロの宿だったんじゃなくて?」と驚かれました(笑)。
ーそれはお得な情報!他にも節約するなど、なにか普段の生活で工夫されていることはありますか?
私はお金は「節約する」よりも「増やす」考え方を意識しています。
今の会社はプライベートでそれぞれやりたいことを応援してくれているので、個人でもどんどん仕事を請けるようにしているんです。
その分インフルエンサーや作家として、退勤後も問合せのメールの対応をしたり、執筆や動画編集などのクリエイティブ作業をしたり、休みの日に取材をしたりするなど、かなり工数と体力が必要で大変なことも多いです。でも感謝の気持ちを持って、楽しくできています。
節約、という観点でいうと無駄な時間は使わないように意識していますね。
私は「タイムイズマネー」の考えを大切にしているので、例えば職場から歩いて20分ほどの場所に住んで通勤時間を減らしたり、あまり得意ではない飲み会には参加しないようにしたりしています。
本当にやりたいこと、したいことのために、優先順位の低いことはしない。ただそれだけなんですけどね。
ーミホさんはどんな方に「サブスくらし」をおすすめしたいですか?
たくさんおすすめしたいのですが……例えば、好奇心を持てる人。それから、ただの旅行じゃなくて、自分で足を運んで地域の魅力を発見したい人。最後に、自分自身を変えたい、変わりたいと思っている人。
家の中でゆっくり過ごすこともいいけれど、外に出たらいろんな発見があり、経験できることは山ほどあります。毎日同じことの繰り返しでつまらないと感じている方には、そういうきっかけは自分自身で作れるんだよ、と伝えたいです。
ーさまざまな地域、国を見てきたミホさんだからこそ得られた気付きですね。
日本国内でも全然違うんですよね。例えば京都に行った時にびっくりしたのは、朝、とあるパン屋に行列ができていたとき。もちろん観光客の方もいましたが、多くは地元の方のようでした。
東京を出ると、自分がいかに速いスピードで生活しているのかと気付きます。朝食はコーヒーで済ませてしまう人が多いけれど、こんなふうに朝からのんびりパンを選ぶ余裕はなかったなって。
ついつい土日も仕事をしてしまうことが多いのですが、もう少しゆっくり自分のために時間を使おうと気付くきっかけになりました。
社会人になってからは、日本と台湾しか知らないのももったいないなあと思って。視野と価値観が固まってしまいますからね。
海外の人はどういうふうに家族と過ごす時間や、一人で向き合う時間を確保しているのか。ライフワークバランスを、どう維持しているのか……。自分の想像を超える、豊かなライフスタイルの実現が、どうしたらできるのか。
そんな疑問も、世界を巡りながら考え、より心豊かに生活できる方法を模索し、自分なりの答えを見つけていきたいと思っています。
「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。
家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。
goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。
毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?