ホテル暮らし、必要なかったものは?経験者に聞いてみました
入念に荷物を準備をしても、本当に必要なものは実際にホテル暮らしをしてみないとわからないもの。そこで、実際にホテル暮らしを実践しているユーザーのみなさんにアンケートを実施しました。ホテル暮らしを始める上で、何を持っていくべきかのヒントになるはずです。…
賃貸暮らしよりも身軽で自由な暮らしが楽しめる「マンスリーマンション・ウィークリーマンション」と「ホテル暮らし」。あなたの理想の暮らしを叶えるのはどちらでしょうか?ふたつの暮らし方を比べながら、それぞれおすすめしたい人について考えてみました。
text:RYO ODA
マンスリーマンションとは、1ヶ月単位で入居期間を選べる賃貸マンションやアパートのこと。家具や家電が備え付けられていることが多く、身軽なまま入居できます。
さらには、数週間単位で住む期間を選べる「ウィークリーマンション」もあります。
一般的な賃貸と違い、敷金や礼金などの初期費用が不要な物件が多いです。退去時期についても、自由に決めることもできます。
ホテル暮らしは、その名の通り「ホテルで暮らす」こと。賃貸物件や持ち家で定住する代わりとして、ホテルに長期で滞在する暮らし方です。
自身でホテルの部屋を予約することも可能ですが、goodroomが提供する「サブスくらし」のようなサブスクリプションサービスも利用できます。
サブスくらしでは、全国700以上のホテルを掲載しており、最短で申し込みの翌日からホテルの利用が可能。書類審査もないため、気軽にさまざまなホテルで暮らせます。
賃貸よりも自由な暮らしを実現できる、マンスリーマンションやホテルでの生活。「いろいろな土地で暮らしてみたい!」「身軽な暮らしがしたい!」と考えている方にとって、どちらも魅力的な選択肢ですよね。
マンスリーマンションでの生活とホテル暮らしには、それぞれ独自の特徴やメリットがあります。ふたつの暮らし方を比べながら、どちらがあなたにぴったりなのか考えてみましょう。
マンスリーマンションとホテル、どちらも「住む場所を自由に選べる」というメリットは共通しています。一般的な賃貸における2年間の契約期間が存在しないため、定期的に引越しながらさまざまな場所で暮らすことができます。
マンスリーマンションでは生活に必要な家具家電が一式揃っていることが多いです。掃除や洗濯といった家事は自分でしなければなりませんが、住み始めたその日からすぐに快適な生活をスタートできます。自炊もできるため、食事に気を使いたい方にも嬉しいですよね。
ホテルでは家具や家電が揃っていない部屋も多いため、自炊や洗濯は部屋でできないケースがほとんど。一方で、掃除やタオル・シーツの交換といった家事はホテルがやってくれます。
さらに、インテリアや内装にこだわったホテルも。ラウンジでくつろいだり、ワークスペースで仕事したりできるホテルも多いです。
マンスリーマンションの部屋は、一般的な賃貸とほとんど同じ。そのため、「ホテルの空間ではどことなく落ち着かない」と感じたことがある方でも、自室でくつろぐことができます。
ただし、カメラ付きインターホンのような防犯設備は物件によって充実度が異なります。安心して暮らすためにも、一定の防犯意識は必要不可欠です。
ホテル暮らしではフロントにスタッフがいるため、何かあったらすぐに対応してくれます。部屋もオートロックであることがほとんど。
しかしホテル暮らしにおいては、ホテルの従業員が掃除のために部屋に入る必要があります。定期的に知らない人が部屋に入ることになるのは、ホテル暮らし特有のデメリットかもしれませんね。
マンスリーマンションの多くは調理器具がそろっており、キッチンもついています。そのため、自室で好きなものを料理することも可能。洗濯も自分の部屋で済むため、「自分でご飯を作りたい」「家事は自室で完結させたい」と考えている方におすすめです。
そのかわり、日用品の買い足しや掃除といった家事は自分でする必要があります。
ホテルでは、スタッフがシーツやタオルを定期的に交換してくれるため、洗濯や掃除といった家事をする必要がありません。「面倒な家事はしたくない」「より効率的に過ごしたい」と考えている方にとって嬉しいポイントですね。
ただし、キッチンや洗濯機が部屋についていないホテルがほとんど。人によっては食費が高くなってしまう、部屋を出て洗濯をしなければならないといったデメリットがあります。
マンスリーマンションはネットから契約をスタートできることが多いです。ですが、書類を準備したり審査が必要であったりと、手続き完了までは一定の時間が必要になります。
ホテル暮らしであれば、サブスクリプションサービスに登録し、サイトから部屋を決めるだけで手続きが完結。審査もいらないため、手軽に住む部屋を決められます。
次の項目に当てはまっている方は、マンスリーマンションに向いているでしょう。
・料理や洗濯といった家事は自分でしたい
・プライバシーを重視したい
・賃貸とあまり変わらない生活がしたい
賃貸での暮らし方は好きだけど、さまざまな場所で生活してみたい!という方にはマンスリーマンションがおすすめです。
一方で、以下に当てはまる方にはホテル暮らしがおすすめです。
・家事はなるべくしたくない
・アクセスの良い場所に住みたい
・ラウンジやワークスペースなどホテルの空間を楽しみたい
賃貸暮らしとは違う新しい暮らし方を経験してみたい!という方は、ホテル暮らしに挑戦してみてはいかがでしょうか?
ただし、マンスリーマンションやホテル暮らし、どちらを選んだ場合にも、「もっとこうだったらいいのに」と思うこともあるかもしれません。
「すぐにマンスリーマンションに住みたいけど、入居審査や書類の準備が面倒」
「ホテル暮らしでも友人を部屋に招きたい」
「マンスリーマンションにもおしゃれな共用部があればいいのに」
「ホテル暮らしでもたまには料理がしたい」
そのようなニーズに応えるために、「サブスくらし」ではホテルに加えて、グッドルームがリノベーション施工・運営を行うマンスリーマンション「TOMOSマンスリー」も利用することができます。
通常のマンスリーマンションと異なり、審査は不要。ネットで簡単な手続きをするだけで入居できます。必要な家具も揃っており、洗濯や料理といった家事も部屋で行うことができます(物件によって部屋にある家電は異なります)。
ホテル暮らしとは違い住民票を置けますし、友達やパートナーを部屋に招き入れることも可能。ホテル暮らしとマンスリーマンションの「いいとこ取り」な暮らしが実現できます。
2023年8月には、新たなライフスタイルレジデンス「goodroom residence 横浜保土ケ谷」がオープンしました。空間デザインの監修は無印良品。シェアキッチンやワークラウンジ、そしてサウナまで揃っています!
これまでのマンスリーマンションとは違う、“賃貸以上”に充実した暮らし。まずは短期間から、お試しで始めてみるのもおすすめです。
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マンスリーマンションとホテル、似たようなメリットを持ちながら、それぞれ独自の魅力があります。
この記事を書きながら、「暮らし方もこれまでの常識を大きく超えて自由になってきているな」と感じました。
暮らしに、さまざまな選択肢を。憧れていた生活も、思っていたより簡単に実現できるかもしれませんね。
ホテル暮らしについてより詳しく知りたい方はこちら!
ホテル暮らしとは?費用やメリット、おすすめしたい人の特徴をまとめました
「goodroom サブスくらし」は、月額69,800円から、家具・家電つきのマンスリーマンション、そしてホテルに自由に住み替えが可能なサービスです。
家具や家電、WiFiなど、必要なものが揃っているので、引越しで用意するのは、スーツケースひとつだけ。敷金・礼金などの初期費用もありません。
goodroom が運営するマンスリーマンションにプラスして、全国47都道府県800施設以上のホテルが利用可能。
毎月自由に住む部屋を変えられて、リーズナブルに好きな街に住む。そんな賃貸より身軽な暮らし方を実践してみませんか?
織田諒
織田諒
編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。