実践者が語る「ホテル暮らし」のリアル。きっかけやメリットなど、「サブスくらし」ユーザー限定ミートアップで聞いてみました
10月に開催された「サブスくらしユーザー限定ミートアップ」の様子をお届け。ホテル暮らしを始めたきっかけや気に入っているポイントをお伺いしました。どんな方がホテル暮らしをしているのかをご紹介します。…
リアルなホテル暮らしをお届けする連載「ホテル暮らしの365日」。第21回目の今回は、ホテル暮らしでの「通勤時間」についてです。
ホテル暮らしのメリットのひとつは、通勤時間を短縮できること。実際にホテル暮らしを楽しんでいる方の事例とともに、通勤時間が減ることで生活にどんな変化が生まれるかについてご紹介します。
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つらい通勤時間をなんとかしたい……という方におすすめなのが、ホテル暮らし。ホテル暮らしなら、都市部のアクセス抜群な場所での生活を簡単に実現できます。
ホテル暮らしをしている108人の方々を対象にアンケート調査を行った結果、8割のユーザーが通勤時間30分以内と回答。
一方、総務省統計局の「令和3年社会生活基本調査」によると、首都圏の1都3県(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県)の平均通勤時間は96分です。比較してみると、ホテル暮らしの通勤時間はかなり短いといえますね。
さらに、goodroom「サブスくらし」に掲載されているホテルの85%以上が、駅まで徒歩5分以内の距離に建っています。徒歩距離が短い分、部屋でより長い時間過ごすことができ、朝の通勤時間を有意義に使うことが可能になります。
たとえば、つくばEX「浅草駅」より徒歩1分の距離にある「リッチモンドホテルプレミア浅草」でホテル暮らしを始め、通勤時間を片道40分短縮させたKさん。それまでの暮らしと比べて、趣味に使う時間が増えたそうです。
「本を何冊か持ち込んでいたので読書をしたり、テレビの大きな画面で映画を観たりして夜を過ごしました。これまで休日にしかできていなかったことが、平日の仕事が終わったあとにできるというのは大きなメリットだと思います。暮らし方を変えるだけで、こんなにも使える時間が増えるのかと、驚きましたね。」
——趣味を楽しむために、仕事も住まいも見直す。ホテル暮らしがもたらした、4つの気づき
毎日通勤する社会人にとって大きなメリットがあるホテル暮らしですが、コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつです。
ホテル暮らし実態調査では、約7割のユーザーが10万円前後のホテルを選んでいます。賃貸暮らしにおける家賃と比較すると高く感じてしまうかもしれませんが、
・光熱費
・水道料金
・タオル交換代
・定期的な清掃費用
・(ホテルによっては)朝食費用
がすべて含まれた上での料金となり、実は賃貸暮らしとあまり変わらない生活費となります。
むしろ、「ホテルと同じくらい立地の良い場所」で、「定期的に誰かが部屋を整えてくれる」賃貸暮らしを想定すると、ホテル暮らしの方がコスパが優れている可能性もあるでしょう。
ホテル暮らしによって、賃貸では叶えることができない「渋谷暮らし」を実現した方も。
「これまで実家に住んでいて、1時間半くらいかけて職場に来ていた同僚は、現在渋谷のドミトリータイプのホテルで生活しています。初めての一人暮らしで、渋谷で物件を借りるというのはコスト面でも、なかなか難しいじゃないですか。それが実現できるのは、ホテル暮らしの良さですよね。」
——住み替えの柔軟さがいい。ホテル暮らしをするハードワーカーが、5か月経って気づいたこと
ホテル暮らしの生活費について、より詳しい金額まで知りたい方は、こちらの記事がオススメです。
ホテル暮らしでかかる金額は月々いくら?リアルなお金のこと、価値観の変化とは
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今回は、ホテル暮らしの「通勤時間」についてご紹介しました。特に首都圏で働く方々にとっては、通勤時間は悩みのタネのひとつ。
ホテル暮らしは、より健やかな生活を送れるようになる可能性を秘めています。気になる方は、まずはgoodroomのサイトから、泊まってみたいホテルを探してみましょう。
月額6.98万円から、全国800以上のホテルやTOMOSのマンスリーマンションに「定額」で自由に住み替えできるサブスクサービス「goodroom サブスくらし」がスタートしました。
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新しい暮らし方の選択肢に、ぜひ加えてみてください。
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織田諒
織田諒
編集アシスタント。写真も動画も撮るのが好き。愛機はFujifilm。革のものと古いものが好き。論文を漁り回るのが趣味。