今昔が交わる北風
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毎日をごきげんに暮らしているあの人に、生活にプラスの影響を与えてくれたモノ、最近買ってよかったアイテムを教えてもらう連載。第34回目は昨年末から二人暮らしを始めたばかりだという、kairiさんです。
text : ASAKO SAKURAI
今回アイテムを紹介してくださったのは、昨年末から二人暮らしを始めたばかりだという、kairiさん。
そんなkairiさんに最近買ってよかったモノ、暮らしを豊かにしてくれたアイテムについて聞いてみました。
まず初めに紹介してくださったのは、1920年代に設立されたイギリスの家具メーカーERCOL(アーコール)社のダイニングテーブル「ドロップリーフテーブル」です。
両サイドの天板を降りたたむことができ、お部屋の大きさやライフスタイルの変化に応じてサイズを変えられる、とても機能的なテーブルです。
「いつかダイニングテーブルをお迎えするなら、ドロップリーフテーブルがいい!と長年憧れ続けていたものでした。お部屋の空間作りはこのテーブルを中心におこなったほどです」
「使い心地はもちろんですが、お部屋で1番存在感があり、テーブルの佇まいもとても気に入っています。だから毎日テーブルがある空間を目にするたびに、テンションが上がってしまうんです。一生大切にしたいと思っています」
続いて紹介してくださったのは、木製ハンドル付の「KONO式名門コーヒードリッパーセット」です。コーヒードリッパー、ポット、 ペーパーフィルター、計量スプーンの4点セットで、誰でも手軽にコーヒーを淹れられる、というアイテム。
「いつかお家でドリップコーヒーに挑戦してみたい、とお互いに思っていたので、二人暮らしを始めたのを機に購入しました。さまざまなメーカーのものを見に行ったのですが、ぽてっとしたまあるいフォルムと、温もりのある木の持ち手に惹かれ、KONO式のものを選びました」
「ドリップコーヒーは二人とも初心者なので、動画を見たり、本を見たりと勉強しながら淹れています。豆の挽き方や淹れ方によって毎回味が変わるので、その変化の違いを楽しむのも醍醐味です」
そして最後に紹介してくださったのは、犬の表情がなんとも愛らしい、Eleonor Bostrom(エレオノール・ボストロム)が制作した花瓶「うたたねしている犬」です。
形から犬の表情のディテールまで、すべてエレオノールさん自身の手で丁寧に作られている花瓶だそう。犬の頭の部分には、花を挿すことができるほか、文房具を立てて使用したりすることも。
寝ている顔以外にも目を開けた顔や、小さいサイズのものなど、様々な種類があります。
「SNSでエレオノールさんの作品を見て、とてもユニークで他にはない発想のデザインに惹かれました。可愛いくて、さらに頭にお花も飾れてしまうなんて素敵!と思いすぐさま購入したんです」
「お部屋にお花があるだけで明るい気分になります。しかもエレオノールさんのわんこのおかげで、見るたびにくすりと笑顔になってしまうんです。お花屋さんにいっても、この子の頭に収まるような小さなお花をついつい探してしまいます」
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二人の理想の暮らしを話し合いながら、少しずつ気に入ったアイテムを買い足していく様子が目に浮かびますね。
食事をしたり、コーヒーを淹れたり、花を生けたり。日常の何気ない時間を楽しむパートナーとの時間を、これからもSNSを通じて覗かせていただこうと思います。