TOMOS 下町での新しい暮らし
1R(27㎡)
シンプルでも統一感があって、落ち着くお部屋にするにはどうしたら? シンプルな北欧インテリアのお手本になりそうな、すっきりと居心地の良さそうな1LDKのお部屋をご紹介します。
text : Miha Tamura / photo : @shiomalu
1LDKのお部屋で一人暮らしをされているshiomaluさん。
8畳ほどのリビングは、明るい色のウッドにアイアンの黒と、素材や色味が同じ家具で揃え、とても統一感のある空間に仕上げていらっしゃいます。
持っているものに、さらに買い足すのではなく、「今、持っているものをより良いものにアップデートしていく」ことを意識しているとshiromaluさん。
「見るたびに”ちょっとなぁ”と思うものがあれば、違うものにアップデートします。例えばこの照明も、前はスタンドライトを持っていたんですが、ちょっと明るすぎるなぁ、と思って、小さい照明に変えてみたり。そういった工夫をよくしています。
圧迫感のあるものを絶対に置かない、ということも意識していて、低めの家具や、抜け感のある家具を選ぶようにしています」
shiomaluさんのお部屋で私が特に驚いたのは、とてもシンプルに整えられたベッドルーム。1LDKだと、ベッドルーム側は荷物でごちゃごちゃ……あるいは寝るだけの部屋に……となってしまうことってよくあると思うのですが、ここでゆっくりと休日を過ごしたくなるような、素敵な空間に仕上げていらっしゃいました。
ものが少なく、余白がたくさんあることもshiomaluさんのお部屋の特徴。
「一番たくさん持っていたのは、やはり服でした。引越してきてから徐々に減らしていたけど、それでも多くて。
それで、“いつかとっておきのときに着よう”と思っていた服を、休みの日とか仕事に行くときにあえて着てみることにしたんです。外で着ている姿を見てみたら、“あれ、あまり似合っていないな”っていうものもあって。好きなブランドだからと思って持っていたけど、自分には合ってないということがわかって、手放すきっかけにできました」
自分に本当に似合う服を選ぶこと。暮らし方に本当に合う家具を選ぶこと。どちらも似ているのかもしれませんね。
できるだけシンプルに、でも居心地よく暮らせるお部屋にするため、ひとつひとつ丁寧にものを選びながら、仕上げていっているshiomaluさん。「似合わないもの」は手放しながら、暮らしを少しずつアップデートしていく仕組みを取り入れると、だんだん自分が本当に好きなものがわかってくるのかもしれません。
shiomaluさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/shiomalu/
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田村美葉
田村美葉
グッドルーム・ジャーナル編集部所属。エスカレーターマニアというちょっと変わった肩書きを持っていますが、インテリアやリノベーションが大好きです。goodroon journal の取材を通じて、いつもたくさんのアイディアを教えてもらってます。