TOMOS 笑顔が溢れる
2LDK(49.5㎡)
広島市内で一人暮らしをしている、会社員のayakaさん。現在お住まいの家は、築50年のヴィンテージマンションを自らリノベーションされた住まいです。好きなものを少しずつ集め、大切に使い続ける。そんな丁寧な暮らしぶりは、部屋のしつらえや愛用品の選び方にも表れています。今回は、ayakaさんが日常的に愛用しているアイテムの中から、特に印象的な4つをご紹介します。
text & photo : Tsubottle
オープンなキッチンを見てまず感じるのは、物が少なく整ったワークトップの美しさ。水栓のまわりにはほとんど物が置かれておらず、どこまでもすっきりとした印象。そんな中で、白く小さな石鹸が静かに存在感を放っていました。
温かみのある木製家具に囲まれたダイニング。そこに、寄り添うように使われているのが、小沢賢一さんの「くるみのトレー」です。
ヴィンテージの家具とともに、空間全体の温もりを引き立てるこのトレーは、ayakaさんの日常に静かに寄り添う、大切な道具です。
窓辺には、たくさんの植物たちが並んでいます。それらは以前の住まいから大切に持ってきたもので、新しい住まいでものびのびと葉を広げていました。そんな植物のお手入れに欠かせないのが、岐阜県美濃加茂市のふるさと納税返礼品として手に入れた、福善刃物工業の枝切り鋏です。
「道具にも気を配ると、植物のお世話をする時間がもっと楽しくなる気がします」と話すayakaさん。その言葉通り、生活の一部に根ざしたこの枝切り鋏は、ただ使いやすいというだけでなく、植物との関係性をより豊かにしてくれる大切な相棒のようでした。
「本当に偶然の出会いだったんです」。そう話すayakaさんが購入したのは、広島市内にある「おべべ」という子ども服店で見つけたヴィンテージのチェアです。友人の出産祝いのために訪れたそのお店で、家具も扱っていると知り、店内をふと見回したときにこの椅子が目に入ったのだそう。
「新しいからいい、便利だからいい、というわけではなくて、長く使えるか、好きでいられるかを基準に選んでいます。」そう語る彼女の暮らしには、派手な装飾はないけれど、使うたびに心が動くような、静かで強いこだわりが宿っています。
築50年の住まいに惹かれた理由も、その背景にある“時間の重なり”に魅力を感じたからこそ。手入れをしながら少しずつ暮らしを整え、道具にも愛着を注ぎながら日々を過ごす。そんな生き方は、これからの時代の「豊かさ」のひとつの形かもしれません。
たとえ少しずつでも、自分が本当に好きなものを選び、手をかけながら育てていく。その積み重ねの先に、自分だけの居場所が、きっと見えてくるのだと思います。
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Tsubottle(つぼとる)
Tsubottle(つぼとる)
福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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