毎日をちょっといい日に
1LDK(33.13㎡)
少ないもので暮らすシンプリスト・ミニマリストが、部屋をすっきりと整えるコツと工夫を紹介します。今回は、夫婦二人暮らし、転勤族のミニマリストの suzu さんに、服を増やしすぎないための「クローゼットのルール」についてお聞きしました。
text & photo : suzu
もともとシンプルな服装が好きで、だからこそ自分にしっくりくる洋服選びを心がけています。
デザイン、形、素材、サイズ感、着心地が自分にとって良いと思えるものだけを買うようになってから、今ある少数精鋭のもので満足できるようになりました。

以前は、欲しいという気持ちだけで衝動的に買ってしまい、あとから後悔してしまうということがありました。
あまり考えずに購入すると買った時が最もピークで、いざ着てみると、袖や丈の長さが体型に合わない、首回りが開きすぎている、長時間着ると疲れるといった問題が発生して段々と出番が減っていきました。
着なくなったら売ろうと思っていた時期もありましたが、売るための時間と労力が必要になり、何より手持ちの洋服を大事にできていないことで心が曇ってしまう感じがありました。

自分が着まわせる量のお気に入りだけをクローゼットに並べられるようになってからは、毎日の洋服選びが楽しみになり、ものを大事にできているという満足感も得られるようになりました。
次に新たに買うとき際は、自分の“好き”の傾向が分かっているので、手持ちの洋服でバリエーションを作りやすくなり好循環ができました。
妥協して買わなくなったことで、無駄買いもなくなりました。
夫婦ともに洋服は季節ごとに着回すことができる量だけを持つようにしていますが、夫は靴下、私はバッグが好きで似たようなものを複数持っています。

数にこだわりすぎて無理に減らそうとしていた時期もありましたが、味気なく感じてしまい、自分にとってある程度選ぶ楽しみは日々の暮らしに必要なものなのだと気づきました。
〇個までしか持たないなどきっちり決めることはせず、バッグは備え付け収納におさまる分だけ持つ、靴下は靴下収納におさまる分だけとゆるくルールを決めています。

今は欲しいと思ったものは我慢しすぎず、自分が好きだと思うものは大事に持ち続けることを優先したら暮らしをより楽しめるようになりました。
お気に入りのものをくたくたになるまで使い古し、趣味のミシンでリメイクして形を変えて使い続けることも暮らしの楽しみのひとつです。
お互い手持ちの洋服が少ない分、靴下を差し色にすることやその日の用事によって持つバッグを変えることが今の私たちのファッションの楽しみ方なのかなと考えています。
“今”のシーズンの洋服はボトムスからトップスまで備え付け収納におさまる分だけ持ち、吊るす収納にすることで全ての洋服が一目で把握できるようにしています。
靴下などの衣類小物はチェストの上段に収納、中段にはハンカチなど毎日の持ち物や肌寒いときにさっと羽織れるカーディガンを。下段に次の時期に着る長袖などを収納し、季節の変わり目や気温差のある日でもすぐに取り出せるよう仕組みづくりをしています。

わが家は転勤族で引越しが多く、住まいが変わる度にクローゼットなどの収納スペースをどう活用するか試行錯誤を繰り返しながら暮らしています。
吊るす収納にすればどのような家でも使いやすく、複雑な収納術も必要ありません。毎朝着たい服のコーディネートもしやすくなり、一石二鳥です。
シーズンオフの洋服は、以前は大きな衣装ケースを使っていましたが、今は無印良品のやわらかポリエチレンケースを使って収納しています。
引越しが多いこともあり衣装ケースよりもコンパクトで衝撃にも強く安全で、どのような家の収納にもおさまりが良いため重宝しています。

毎朝クローゼットを開けたときに手持ちの洋服が一目瞭然だと、ネットやお店で欲しい洋服を見つけたときに手持ちのものと合うかイメージがしやすくなり、結果衝動買いを減らすことにもつながると考えています。
家具・家電が揃っているため、新たに購入する必要がありません。また、広々としたワークラウンジからサウナやカフェまで、賃貸とは違い共有部が充実しているため、仕事・プライベート共にいろんな過ごし方が実現できます。
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