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見晴らしの良い変形ワンルーム。家具のサイズ感にこだわる、一人暮らしのインテリア

私らしく暮らす。 Vol.473

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見晴らしの良い変形ワンルーム。家具のサイズ感にこだわる、一人暮らしのインテリア

衣装製作や自身のブランド「ANNE HOUSEHOLD GOODS」のデザイナーとして活躍するminamiさんが暮らすのは、築33年、15帖のワンルーム。少し変わった間取りや白いタイルのキッチンを活かし、こだわりの家具やコーヒー道具に囲まれた、日々の暮らしを楽しむお部屋を拝見しました。

text & photo : Tsubottle

光と風が通り抜けるリビング・ダイニング

minamiさんが現在お住まいの物件は、築33年の賃貸マンション。約15帖という広々としたワンルームです。以前の28平米ほどのお部屋から、もう少し広い空間を求めて定期的にお部屋探しをしていたときに出会ったそう。

「広いワンルームを探していたときに、家賃とのバランスと、少し変わった間取りに惹かれて決めました。何より印象的だったのは、腰窓があることと、向かいに高い建物がなくて見晴らしがすごく良かったこと。写真を見ただけでも『いいな』と思い、トータルでビビッときてすぐに内見を申し込みました」

ゆとりある空間をさらに広々と見せているのは、minamiさんの思い切った家具の引き算です。引っ越しのタイミングや入居後の生活の中で、以前使っていたテレビ、大きなソファ、そしてベッドを手放したといいます。
「実は最初、この窓際のスペースにベッドを置いていたんです。でも、思い切ってベッドを手放して普通の敷布団に変えてみたら、お部屋の自由度が増して。しかも、敷布団の方がなんだか寝心地も良くなったんですよ。大きな家具が減ったことで、空間に心地よい『余白』が生まれました」
ベッドがなくなった窓際の特等席には、新しくお迎えしたダイニングテーブルとチェアを配置。「腰窓の前に置いたダイニングスペース」は、今ではお部屋の中で一番のお気に入りスポットになりました。

「朝、窓際に座っていると本当に日当たりが良くて。日差しがたっぷり入るお部屋になったおかげで、自然と早起きになりました。お休みの日の朝も、光を浴びながらここで過ごす時間がとても気持ちいいんです。仕事柄、自宅でちょっとした作業をすることもあるのですが、このテーブルに向かうと気分良く集中できますね」

白いタイルに心惹かれる。コーヒー道具が並ぶキッチンスペース

お部屋のもう一つのお気に入りスペースが、入居の決め手にもなった「白いタイル」が可愛らしいキッチンスペースです。築33年ということもあり、少しレトロな水回りの仕様ですが、そこはminamiさんならではの視点でうまく付き合っています。

「水回りが少し古いなと感じる部分はあるのですが、主張の強いコンセントをさりげなく隠したりと、工夫次第で自分なりに整えられます。以前のお部屋のキッチンは壁付けの細長い廊下のような場所にあって少し手狭だったのですが、今はキッチンスペース自体が広くなったので、とても使いやすくなりました」

キッチンが使いやすくなったことで、休日の自炊もより一層楽しい時間に。
「最近作ってみて美味しかったのが、知り合いに教えてもらったサンドイッチなんです。たっぷりのパセリとハム、それにマーマレードジャムを挟んで、バターを溶かしたフライパンで両面をこんがり焼く。あとは、スライスした生のりんごを挟んで焼いたものも美味しくて。休日の朝にこのキッチンで作って、ダイニングで食べるのが至福の時間です」
そんなキッチンのオープン棚には、minamiさんがコレクションのように少しずつ集めてきた、美しいコーヒー道具たちが並んでいます。
HARIO のドリッパー(V60 ドリッパー NEO)や、Kalita の波佐見焼ウェーブドリッパー、丸みを帯びたフォルムが愛らしい studioprepa のガラスのコーヒーサーバー、そしてグラインダーまで。まるで洗練されたカフェのディスプレイのようです。

「コーヒーまわりのアイテムは、まるっと全部お気に入りです。休日はお気に入りの道具でじっくりコーヒーを淹れています。最近は、美味しいと評判のロースターで何種類かコーヒー豆を買ってみたりと、お家でのコーヒータイムを探求するのも楽しいですね」

「少し小さめ」が心地よい余白を生む。家具選びと配置の工夫

衣装の製作やプロダクトデザインなど、日々「ものづくり」や「色彩」に向き合うお仕事をされているminamiさん。インテリア選びにも、長年の経験から導き出された明確なマイルールが存在します。

「家具を選ぶときのルールは大きくふたつあります。まずひとつ目は『木の色合いを揃える』こと。そしてもうひとつは、『ちょっと小さいかな?と思うくらいのサイズを選ぶ』ことです」

広いお部屋に引っ越すと、つい空間を埋めるように大きな家具を選んでしまいがちですが、あえて「小さめ」を選ぶのには、空間を立体的に捉えるデザイナーならではの理由がありました。
「サイズだけを数字で見ると『意外と置けるかも』と思いがちなのですが、実際に家具をお部屋に立体として置いてみると、想像以上に圧迫感が出ることが多いんです。」
「だから、『こっちの大きい方でもいいかな?』と迷ったときは、あえて小さい方を選んでおいた方が、お部屋全体のバランスとしての成功率が高い。それが私なりのコツですね。空間に少し余裕や余白を持たせるくらいがちょうどいいなと思っています」
お部屋の随所で存在感を放っている木製家具は、ヴィンテージアイテムなどを取り扱うお気に入りショップ「camori」のものが中心。ブックシェルフ、マガジンラック、スツールを愛用されています。
「このブックシェルフは、前の家では食器棚として使っていたんです。camoriさんに聞いたら、元々のブックシェルフにアイアンレッグを取り付けてカスタマイズしたものだそうで、絶妙なサイズ感が気に入っています。Instagramをきっかけにお店の方と繋がりができて、イベントに出店させていただいたりと、ご縁もあって大切にしている家具たちです」

マイルールを持って空間づくりを楽しむminamiさんですが、時にはお買い物で失敗することもあると笑います。

「新居に合わせて、とりあえず安めの1人がけソファを買ってみたのですが、布の張り替えができない構造で少し失敗してしまって。ネットで買った椅子も、写真で見ていた色と少し違っていたり(笑)。だから今は焦らず、『これだ!』と心から思える、長く使える2人がけのソファをじっくり探しているところなんです」

ご自身の審美眼で選び抜いた「長く愛せるもの」と、引き算から生まれた「空間の余白」を大切にしながら、自分らしく軽やかに暮らすminamiさん。理想のソファが迎え入れられたとき、この空間がどんな風に育っていくのか、今後の変化もとても楽しみになるお部屋でした。

minamiさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/mnmii___/

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Tsubottle(つぼとる)

Tsubottle(つぼとる)

福岡県出身。アメリカはポートランドで写真を始め、京都・東京・福岡を中心に全国へ素敵な住まいと人の物語を記録と記憶に残しながら旅をする写真家。あなたのお住まいにもぜひ。コーヒー、ビール、美味しいご飯があれば、どんな場所でも幸せに暮らせるタイプです。
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